スタジオポノック最新作、ポノック短編劇場、第一弾となる『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』が8月24日(金)東宝系にて全国公開。 “子どもたちから大人まで楽しめるアニメーション映画を作りたい”という志からスタートした本プロジェクト。 いよいよ、公開と言うことで、声の出演をした「カニーニとカニーノ」の木村文乃さんと鈴木梨央さん、「サムライエッグ」の尾野真千子さんと 監督らを迎え、上映後に公開記念舞台挨拶イベントを行い、女優陣は華やかに浴衣で登場しました! 公開記念舞台挨拶イベント |
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本作は、米林宏昌監督によるカニの兄弟の大冒険 ファンタジー「カニーニとカニーノ」、百瀬義行監督による母と少年の愛と感動の人間ドラマ「サムライエッグ」、山下明彦監督が見えない男の孤独な 闘いをスペクタクルアクションで描く「透明人間」の短編3作品で構成されるエンターテインメント!
華やかな女優陣の浴衣での登場に暖かな拍手と「サイコー」「カワ(・∀・)イイ!!」の掛け声。 先ずは「カニーニとカニーノ」チーム 木村さん:とても暖かく大きな声援で迎え入れて下さってありがとうございます。 鈴木さん:お暑い中、足を運んでいただきありがとうございます。三作品を観て色々感じていただければと思います。 と大人な挨拶。 米林監督:上映の後の挨拶は緊張します。観た後ですからね。。。 「サムライエッグ」チーム 尾野さん:今日は楽しい一日にしたいなと。ひまわり持ってくれてる!嬉しいですね。 百瀬監督:ここまで来るのに汗だくで。ここでも緊張で汗だくです。どんなふうに観ていただけたのか気になっています! 「透明人間」チーム 山下監督:オダギリジョーさんいますが、透明人間なので、見えていません!無口ですし(笑)。 と、笑いを取る山下監督。 山下監督:最後の一本がどんよりで。大丈夫かな?と思っています!背景が暗いのは主人公の心理描写を背景で行うのが目的です。ほぼどんよりですが。そして、面白いですけどあえて難解にしたんです。 |
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今回、尾野さんはプレスコによる声入れを行ったそうで
尾野さん:声の仕事初めてで、出来上がったアニメの口にあわせて吹き込むのかなと想っていましたが。様子がおかしい。絵がカタカタで動かないんですよ。リップを併せないのは良かったんですが。。。でも、楽しかったです。 百瀬監督:優しい感じにしたくて。合わせるのを意識しないで、演じて欲しかったんです。声を聞きながら絵を描き上げました。尾野さんの表情も取り入れました! とリアリティーを追求したそう。 本編を見た木村さんと鈴木さんは 木村さん:私たちが普段見ている自然が、視点を変えるとこんなに違って見えるのだなと。第一印象でした。動物や魚はカニーニとカニーノにとっては恐怖ですが、人間からの視点との違いは面白くて、童心に帰った気分でした。 米林監督:カニを捕まえて、参考にしていて、今でもスタジオで元気に暮らしています! 鈴木さん:世界観が凄くて、映像もきれいで、表情も可愛くて。18分なのに物語がたっぷり詰まっています! |
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監督がそれぞれ他の作品を観て
百瀬監督:三つとも全然違うことに驚きました。面白かったですね。 山下監督:怒られましたが・・・観ていないんです。いつもそうですが、人の作品に嫉妬したりするので・・・見ないんです。予告は観ましたが。。。面白そうで。観て悔しくならないように観ていません!未来のミライも社内試写も見れませんでした。 と話す山下監督。 米林監督:僕は面白く見させていただきましたよ。同じ部屋で創ってましたからね。そもそもアニメーターって透明人間のようですし。サムライエッグは自分の0歳児の子供の事のようにドキドキして観ました。 身近にいる英雄。 尾野さん:事務所の方々。陰で色々頑張っている英雄です! ポノック短編劇場『ちいさな英雄―カニとタマゴと透明人間―』 絶賛公開中! |
「カニーニとカニーノ」
監督:米林宏昌
音楽:村松崇継
声の出演:木村文乃 鈴木梨央
「サムライエッグ」
監督:百瀬義行
音楽:島田昌典
声の出演:尾野真千子 篠原湊大 坂口健太郎
「透明人間」
監督:山下明彦
音楽:中田ヤスタカ
声の出演:オダギリジョー 田中泯
エンディングテーマ:木村カエラ「ちいさな英雄」(ELA/ビクターエンタテインメント)
プロデューサー:西村義明
制作:スタジオポノック/スタジオポノック・日本テレビ・電通 提携作品
配給:東宝
(C)2018 STUDIO PONOC