映画情報どっとこむ ralph 絵画ファンとミステリーファンを熱狂させた世界的ベストセラー本を英国が誇る最高のスタッフ・キャストで映像化、『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』が10月6日(土)より公開となります。


本作は、「フェルメールの絵画の世界を小説にしたい」という原作者の思いから生まれたベストセラー小説を『ブーリン家の姉妹』のチャドウィック監督と『恋におちたシェイクスピア』でアカデミー賞®を受賞したトム・ストッパードの脚本により映画化。ソフィアを演じたアリシア・ヴィキャンデルは「真珠の耳飾りの少女」をオマージュした衣装や、フェルメール・ブルーのドレスをまとい、清楚だが身の内に熱い想いを秘めた女性を体現しています。

若く美しい画家のヤンには、『アメイジング・スパイダーマン2』のデイン・デハーン。そのほか夫のコルネリス役にクリストフ・ヴァルツ、チューリップを栽培する修道院の院長役にはジュディ・デンチなどのオスカー俳優たちが名優の称号にふさわしい演技で観る者を物語へと引き込みます。

映画情報どっとこむ ralph また、今回新たに5点のスチール写真が到着。アリシア・ヴィキャンデル演じるソフィアとデイン・デハーン演じる画家・ヤンの2ショットの他、ソフィアの夫役のクリストフ・ヴァルツ、ソフィアの人生を見守ると共にチューリップ取引の鍵を握る重要な人物である修道院長役のジュディ・デンチなどの豪華俳優たちが、観る者を物語の世界へと引き込みます。

絵画を彷彿とさせるような写真にも注目です。





映画情報どっとこむ ralph 大反響を呼んだ「怖い絵」展の仕掛人 中野京子さんからの鑑賞後コメントです。

「階級、貧富の別なく、誰もがチューリップに人生を賭けた―名画を生んだ時代の、ドラマティックな光と影」
フェルメールは今でこそ人気画家ですが、生前はデルフトという町とその近辺で知られていただけでした。
作品数は極端に少なく、自画像もなく、死後は完全に忘れられました。再発見されたのは2世紀も経ってからです。
今なお謎めいた画家のままで作品を通してしか彼に触れることはできません。
この映画のカメラはフェルメール世界へのオマージュに満ちています。窓辺で手紙を読む女性、鮮やかなブルーのドレス、女主人と女中の密やかな共犯関係、扉から覗き見するようなアングル、薄暗い室内に差し込む弱い光。
どれもとても美しく聖性に満ち、外部の「チューリップ・フィーバー」との対比が鮮烈で、見どころですね。
―中野京子(作家・西洋文化史家)

映画情報どっとこむ ralph チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛

10月6日(土)より新宿バルト9他全国公開


舞台は、スペインから独立し「黄金時代」と呼ばれた17世紀オランダ。人々は、投資や収集に熱をあげており、なかでも“絵画”と“チューリップ”が2大ブームだったという。希少な品種の球根1個が邸宅1軒分に相当し、世界最古の経済バブルとして知られる「チューリップ・バブル」がピークを迎えていた。
 親子のように年の離れた、裕福なコルネリスと結婚したソフィア。二人の間に燃えるような愛はなかったが、孤児となり修道院で育った彼女にとって、それは初めて味わう豊かで安定した暮らしだった。夫は優しく特に不満もなかったが、彼が切望する跡継ぎができないことが、唯一の悩みだった。そんななか、夫が夫婦の肖像画を、無名の画家のヤンに依頼する。キャンバス越しに見つめ合うヤンとソフィアが、恋におちるのに時間はかからなかった。若く情熱的な画家と、許されない愛を貫きたいと願ったソフィアは、ある計画を思いつく。しかし、ヤンが二人の未来のために、希少なチューリップの球根に全財産を投資したことから、思わぬ運命が立ちはだかる──。

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出演:アリシア・ヴィキャンデル デイン・デハーン ジュディ・デンチ クリストフ・ヴァルツ マシュー・モリソン ジャック・オコンネル カーラ・デルヴィーニュ ザック・ガリフィナーキス

監督:ジャスティン・チャドウィック「ブーリン家の姉妹」
原作:デボラ・モガー 「マリーゴールドホテルで会いましょう」「プライドと偏見」
脚本:デボラ・モガー、トム・ストッパード「恋に落ちたシェイクスピア」
製作:アリソン・オーウェン「エリザベス」
提供:ファントム・フィルム、ハピネット
配給:ファントム・フィルム (2017年/アメリカ、イギリス/105min/5.1ch/スコープサイズ)
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