大ヒットドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」、「奪い愛、冬」などで注目を集めた、大谷亮平が初主演を務める、2018年5月26日公開の映画「ゼニガタ」。
この度、本予告&新場面写真が解禁。さらに本作を手掛けた綾部真弥監督のインタビューが到着しました。 この度、解禁された予告は、大谷亮平扮する銭形富男が居酒屋で客から金品を巻き上げるシーンや「芋が育たなければ、身体を売る」という条件で、銭形から金を借りた安達祐実扮する脱サラ債務者・真田留美が畑を耕すシーンなどが切り取られた。 |
|
綾部真弥 監督インタビューが到着しました。
Q:最初にこの企画を聞かれたとき、どう思われましたか? 綾部監督:率直に面白い企画だと思いました。闇金というジャンルの作品でありながら、一地方都市を舞台にした人間ドラマや現代のお金にまつわる時代性を感じさせられ、登場人物それぞれが抱える苦悩や葛藤が幾つもあり、誰もが理屈抜きに楽しめる作品になるようにしたいと思いました。 Q:「金」と「欲望」が一つのテーマになっている作品ですが、監督として一番こだわった部分をお聞かせ下さい。 綾部監督:出来るだけエンターテイメント作品として、お金・お札が出てくる描写は派手にするのと、お金の〝重み〟を感じさせられるように工夫しました。この作品の登場人物は、皆、得体の知れない欲望に悩んでいる人ばかりです。 Q:主演の大谷亮平さんを演出されてみていかがでしたか。 綾部監督:周りの人物があくせくと動き回るのに対し、常にブレない大谷さんの存在が心強く、共に銭形富男という人物を作り上げていく作業は楽しかったです。そして、そんな富男の心の闇が一番深いという事にお互い気付いていったのが、演出した上での大きな収穫でした。 Q:共演キャストの皆さんにはどんな演技を期待して演出されましたか。 どの作品でもそうですが、キャストの芝居に理屈じゃない生々しい感情が伴うように演出しました。また、今、その時でしか出来ない芝居や、瞬間を切り取れるよう撮影時は心掛けています。 Q:撮影現場での苦労など裏話を教えて下さい。 綾部監督:撮影時はとにかく天候に悩まされました。10日間以上も雨が降り続き、最終日には台風直撃という、経験したことがないような天候でした。ただ雨の影響で場所を変更して撮影したのが、どの下りも予定していた場所より良くなったのと、常に地面などが濡れていて、作品世界としては艶が出たのが良かったと思います。 Q:『ゼニガタ』をどんな方に観ていただきたいですか?見所などをお願いいたします。 綾部監督:やはりお金に苦労した経験のある方でしょうか。登場人物それぞれが、今いる場所から抜け出すために滑稽に突き進む姿が快感に感じて頂きたいです。また、兄弟、父子、友人などの関係性や距離感に注目して下さい。 |
|
場面写真には、札束のベッドで眠る剣持八雲(田中俊介)や大量の札束を抱きかかえる、早乙女珠(佐津川愛美)の姿などが収められている。 |
|
映画『ゼニガタ』 は5月26日(土)シネマート新宿ほか全国ロードショー 公式HP: 物語・・・ |
出演:大谷 亮平
小林且弥 佐津川愛美 田中俊介 玉城裕規
岩谷健司 松浦祐也 八木アリサ えんどぅ 土田拓海 吉原雅斗
安達祐実 升毅 渋川清彦
監督:綾部真弥
製作:永森裕二 坂本敏明 大石菊弘
企画・脚本:永森裕二
プロデューサー:岩淵規 小河原修
撮影:伊藤麻樹 照明:尾下栄治 録音:飴田秀彦
音楽:仙波雄基 美術:中谷暢宏
小道具:大島政幸 ガンエフェクト:遊佐和寿
衣装:高橋さやか ヘアメイク:遠藤一明
制作担当:板井茂樹 助監督:湯本信一
編集:岩切裕一 劇中イラスト:青木伸一
主題歌:『Volcano』TSUKEMEN(キングレコード)
制作協力:ディープサイド
制作プロダクション:メディアンド
企画:AMGエンタテインメント
配給:AMGエンタテインメント スターキャット
(C) 2018「ゼニガタ」製作委員会