日本を代表する名優・山﨑努さんと樹木希林さんが初めて共演し、モリこと画家・熊谷守一の生き方を描いた映画『モリのいる場所』。
本作劇伴音楽を、牛尾憲輔さんが担当しました!音楽を大フューチャーした特別映像解禁いたします。 2本の杖を巧みに繰り独自のステップを踏むモリのお茶目な姿は、31年前の不朽の名作『マルサの女』の名シーンを彷彿とさせ感慨深いもの。 『マルサの女』本多俊之さんの5拍子のリズムにサキソフォーンがミステリアスに響く中、杖を捨て歓喜のダンスを舞う権藤。一方、最新のテクノロジーを駆使した電子音楽家による音色とリズムが彩る中、庭を探索する老画家・モリ。サックスからテクノへ――音楽が81歳の名優山﨑努の新たな魅力を引き出しています。
牛尾憲輔さんは、ソロユニットagraphとしてデビュー。 『モリのいる場所』は、晩年の30年間ほとんど家から出ず、日々自宅の庭を探検し、いきものたちの絵を描いた画家 熊谷守一(94歳)と妻 秀子(76歳)夫婦の結婚52年目のある1日の物語です。 モリが「学校」と呼んだアトリエの昭和の香りや、ひとり庭の生き物の観察に没頭するモリの驚きや興味などの心の動きを、見事に音楽が演出していきます。 |
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牛尾憲輔さんからコメントが届いています。
牛尾さん:映画『モリのいる場所』の音楽を担当させていただきます。モリが30年間ほとんど出なかった自宅と庭は、アリもカマキリも猫も人々も、驚きもやさしさもおかしさも、数えきれないものであふれる、まるで小宇宙のような場所でした。この音楽も庭にあるもののひとつ、と感じて頂ければ幸いです。大好きな沖田監督と供に制作できた事、とてもうれしく思っております。是非皆さんに楽しんで頂けますよう、何卒よろしくお願い致します。 |
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映画「モリのいる場所」
5月19日(土)シネスイッチ銀座、ユーロスペース、シネ・リーブル池袋、イオンシネマ他全国ロードショー twitter 物語・・・ 画商や近所の人でにぎわう茶の間、大勢でたべる夕ご飯。ちゃぶ台、縁側、黒電話。人と人との距離が今よりも近く感じられる昭和の暮らしと、50年以上をともに過ごしてきた老夫婦の絆、心豊かに充足した人生のある夏の1日を描く。 ◎ 書籍 |
監督 /脚本:沖田修一
出演:山﨑努、樹木希林、加瀬亮、吉村界人、光石研、青木崇高、吹越満、池谷のぶえ、きたろう、林与一、三上博史 2018年/日本/99分/ビスタサイズ/5.1ch/カラー
配給:日活
制作:日活、ダブ
(c)2017「モリのいる場所」製作委員会