人類を救う大発明—。それは人間を13cmにダウンサイズすることだった!
圧倒的リアリティと、現代社会を風刺した“実は”深いテーマに、海外批評家やジャーナリストからも高い評価を獲得し、大きな注目を集めている映画『ダウンサイズ』が、3月2日(金)にいよいよ日本上陸します! この度、いまSNSで話題沸騰中のミニチュア写真家・田中達也さんによる、人類が13cmにダウンサイズする本作の世界観を見事に描いた夢のコラボアートが完成! 人間が13cmにダウンサイズする世紀の発明が発見された世界を舞台に、マット・デイモン演じる主人公ポールがより良い暮らしを求めてミニチュアの世界へ飛び込んでいく様を描いた本作。 ダウンサイズされた世界では、一輪のバラが大きな花束へ、子ども用ドールハウスが大きな豪邸へと、なんの変哲もない小さなものがすべて大きなものになる夢の世界。 田中さんのアイデアによって生み出されたミニチュア写真のタイトルは「贅沢はダウンサイズの醍醐味。贅沢は地球環境への大ゴミ。」 リゾート地の砂浜で海水浴を楽しむ様子は、俯瞰すると青いゴミ袋の海の一部となり、すぐ近くでは地球温暖化で氷が解けるなか懸命に生きるペンギンたち、そして下部ではリゾートから出たゴミのなかで貧しく生きる人々の姿など、ゴミ袋というアイテムひとつで現代における社会問題の数々が凝縮された作品に仕上がっています。 |
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作品を制作するにあたり一足先に映画を鑑賞して
田中さん:小さくなるという設定はもちろんのこと、それ以上にもっと大きな規模の話で、地球の環境問題の話や、社会情勢、格差社会だったりと、小さくなる事を通して、うまく表せている映画だったんじゃないかなと思います。いい意味で期待を裏切った作品だったので、面白かったです。自分が『ダウンサイズ』すれば、例えばスマホが40型TVになる。そういうのはすごく魅力的だなと思います。あと、小さい屋敷が開いていくシーンがあるじゃないですか、あのドールハウスをまんま欲しい(笑)、ああいうのはテンション上がりますね(笑)。 と興奮を隠しきれない様子でコメントしています。 現代社会への風刺が込められた田中さんのミニチュア写真。 ★田中 達也 TATSUYA TANAKA |
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映画をみれば、きっと「なるほど」と思うこと間違い無い、アレクサンダー・ペインが作品に込めた“実は深い”テーマとのシンクロを、ぜひ劇場の大きなスクリーンでお確かめください!
映画『ダウンサイズ』 |
監督:アレクサンダー・ペイン『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』『ファミリー・ツリー』『サイドウェイ』『アバウト・シュミット』
脚本:アレクサンダー・ペイン、ジム・テイラー
製作:マーク・ジョンソン、アレクサンダー・ペイン、ジム・テイラー
製作総指揮: ミーガン・エリソン、ジム・バーク、ダイアナ・ポコーニイ
キャスト:マット・デイモン、クリストフ・ヴァルツ、ホン・チャウ、クリステン・ウィグ
全米公開:12月22日
原題:Downsizing
配給:東和ピクチャーズ
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