3月3日(土)より公開となる夏木マリ主演の映画「生きる街」公開記念したイベント「LIVING NOTES ~映画「生きる街」 Showcase Live~」が2月26日、渋谷O-EASTにて行われました。
Living Notes~映画「生きる街」Showcase Live~ |
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イベントは、劇中音楽を担当した榊いずみのライブでスタート。
1996年リリースのアルバム「ごらん、あれがオリオン座だよ」のオープニングナンバー「Hello, Hello」、最新配信シングル「HOME」など、新旧織り交ぜたセットリストで盛り上げる。 アコ―スティックギターをかき鳴らしながら歌い上げる榊の声は力強さのなかに優しさを内包し、聴き手の心にストレートに訴えかけてくる。榊いずみバンドもどっしりと重心の低い演奏で歌を盛り立て、ラストに披露された「蜘蛛の糸」では、バンドの魅力がギュッと凝縮されたパフォーマンスで、強い余韻を観客の心に残しました。 ライブ終了後、サブステージに榊監督が登場し、本日のイベントの趣旨を説明。 そして、「映画「生きる街」をよろしくお願いします!」という彼のコメントに温かい拍手が送られた。 |
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ファンにはお馴染みのSEが流れると、歓声とともに、場内の温度がグッと上がった。そして、始まったのはBRAHMANのライブ。1曲目にミディアムチューン「今夜」を歌い上げ、「AFTER-SENSATION」と続けたあと、ボーカルTOSHI-LOWは叫んだ。「映画の宣伝? キャンペーン? 知らねぇよ。怪我したくねぇ奴は端に寄ってろ。いつも通り、BRAHMAN、はじめます!」それを合図に鳴らされたのは「賽の河原」。観客は一斉に暴れだし、フロアは混沌を極めた。様々なアーティストのファンが集まっている場だが、いつもと変わらぬ風景が目の前に広がっていた。その後も「CHERRIES WERE MADE FOR EATING」や「不倶戴天」など、ノンストップで曲を繋げ、「ANSWER FOR…」ではTOSHI-LOWがフロアに降り、圧倒的な熱量でLIVE。 最後の曲「ナミノウタゲ」の前は、TOSHI-LOWによるMC。言いたいことは全部作品に詰まってるから、インタビューやキャンペーンなんてやる必要がないと言っていた自分が、今、キャンペーンで全国を回っているという話で観客を笑わせた後、「ナミノウタゲ」を創るに至ったエピソードを語った。東北に住んでいる仲間の漁師から泣きながらTOSHI-LOWに電話がかかってきた。何があったのかTOSHI-LOWが問うと、震災のときに波にさらわれてしまった息子が夢に現れ、「父ちゃん、死にたくなかった」と言ったという。「ナミノウタゲ」は「生きる街」の主題歌ではあるが、この漁師や息子が納得できる歌詞を書きたかったというTOSHI-LOWの想いも込められている。 |
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BRAHMANのライブが終わると、再びサブステージに榊監督と本作の脚本・企画プロデュース・原案を手掛ける秋山命さんが登壇。
そして、夏木マリさんを呼び込み、映画のメイキング映像を見ながら、三者で「生きる街」にまつわるトークを展開。続いて、BRAHMANのボーカルTOSHI-LOWも参加し、夏木さんや榊監督との関係について話が続く。特に夏木さんとTOSHI-LOWの軽妙なやりとりに、客席からは笑いや拍手が起こった。 さらに、夏木さんが演じる佐藤千恵子の娘・野田香苗役とした出演した佐津川愛美さん、そして榊いずみさんも登壇し、映画の話だけに留まらないトークを繰り広げた。 |
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なお、「生きる街」は3月3日(土)より新宿武蔵野館、ユーロスペース、イオンシネマ石巻など全国の映画館にて順次公開。
物語・・・ |
夏木マリ 佐津川愛美 堀井新太 イ・ジョンヒョン(CNBLUE) 岡野真也 吉沢悠 石田法嗣 小柳友 ラサール石井 斎藤工 内田理央 新津ちせ 菅原大吉 石倉三郎(写真の出演) 仲間由紀恵(声の出演) / 原日出子 升毅
監督:榊英雄 主題歌:BRAHMAN「ナミノウタゲ」
挿入歌:イ・ジョンヒョン(from CNBLUE)「ひかりのまちで」
題字:ジョージ秋山
配給:アークエンタテインメント/太秦 2018 年/日本/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/124 分
©2018「生きる街」製作委員会