映画情報どっとこむ ralph それは7歳の時に母親が隣家の若い息子とダイナマイト心中するという壮絶な体験をした末井青年が、工員、キャバレーの看板描きと職を転々としながら、70〜80年代のサブカルチャーを牽引する伝説のエロ雑誌編集長となっていくまでを描いた青春グラフィティです。

3月17日の公開に先駆け、2月26日(月)テアトル新宿にて東京プレミア上映舞台挨拶が行われ、主人公の末井昭を演じた柄本佑さん、妻・牧子役の前田敦子さん、愛人・笛子役の三浦透子さん、母・富子役の尾野真千子さん、原作者の末井昭さん、そして冨永昌敬監督が登壇しました。

『素敵なダイナマイトスキャンダル』東京プレミア上映舞台挨拶
日時:2月26日(月)
場所:テアトル新宿
登壇:柄本佑、前田敦子、三浦透子、尾野真千子、末井昭(原作)、冨永昌敬監督

映画情報どっとこむ ralph 3月17日(土)の公開に向けて意気込みを・・・


柄本さん:観て頂ければわかる作品です!面白いと思った方は宣伝の方お願いします!


前田さん:佑さんがすごいぴったりだと思いました。ぜひ楽しんで帰ってください


三浦さん:笛子(三浦が演じた役)のシーンはネタバレしないで話せないですが…

柄本さん:愛人て言うのもネタバレだしね。

三浦さん:(宣伝で)「電波な愛人」って、もう言っちゃってますしね(笑)。台本を頂いた時から映像になるのが楽しみでした。今日、観て頂けるのがすごく楽しみです。

尾野:爆発する尾野真千子です(笑)。とてもユニークな映画なので楽しんでご覧ください。


冨永監督:末井さんに映画化さしてくださいと言ったのが7、8年前、そのさらに5年くらい前に原作となる本を手にとって、絶対映画化しよう!と思いました。他の人に取られないよう早くしなきゃ!と。なので、感無量すぎて…他の作品でもこういう舞台挨拶の機会を頂きますが、今回は特に嬉しいです。ありがとうございます!

と話す監督。原作者の末井さんは既に3回見たそうで

末井さん:2時間18分の長い映画ですが、飽きない!何回も何回も観て欲しい。熱量も高いし、女優さんたちが素晴らしい演技だし。悪いところがないですね!

と、自分が主人公の映画を大絶賛!

映画情報どっとこむ ralph 女優3人と共演した感想を聞かれた柄本さんは

柄本さん:前田さんは「僕のあっちゃん」にしたくなる魅力のある人。他の作品に出ているのを見ると「僕はこうしたいんだ!」と思ってしまうような魅力的な女優さんです。色気を垂れ流した白いキャンバスですね。


前田さん:いいキャッチフレーズをつけて頂きました(笑)

柄本さん:三浦さんはチョイチョイチョイっというシーン(ラブシーン)があるんですけど、なんというかどっしりとされていて…僕の方がついていきます!みたいな。付いて行きたくなるくらい後ろ姿たくましい女優さんです。

と、後姿が逞しいと言われ、当然ながら不満げな三浦さん。

柄本さん:尾野さんとは共演シーンがないんです。完成を観て、すごい綺麗です!本当色っぽくて、スローのカットが必見!髪の毛がほつれてるんですけど、似合うんですよね。あまり観たことのない尾野さんを観ていただけるのかな、と。褒めてますよ!

尾野さんは満面の笑顔でよく言ったと言わんばかりに腕にタッチ。

映画情報どっとこむ ralph ここで、原作者にご自身の奥さん役が前田さん、愛人役が三浦さん、母親役が尾野さんというキャスティングについて聞くと

末井さん:贅沢すぎるというか。びっくりしました。柄本さんとは初顔合わせの時に飲みに行きましたが、どうも他人に思えない。親戚のような人な気がしました(笑)

柄本さん:原作本の表紙の写真を見て、俺に似てると思いました。

と感想を述べる柄本さんは監督がどうしてもこの役をやって欲しかったようで

監督:単純に佑くんと仕事がしたかったというのもあるんですが、男前に見える時と面妖な時があって、両方持っている人。一瞬でその両方を見せてくれる人を佑くんしか知らないです。複雑だけど明るい人を誰がやるか考えたときに、佑くんしか出てこなかったんです。引き受けてくださってすごく嬉しかった。女優陣んのキャストは末井さんを驚かせたいなと。そしてお客さんも納得してくれる方達にしようと。

と監督ですが・・・

監督:引き受けてくださってびっくりしたんですけど(笑)

と笑いを誘っていました!

映画情報どっとこむ ralph ここで、尾野さんと原作者の末井さんは主題歌「山の音」をデュエットしている本作。音楽を担当した菊地成孔さんのアイデアだったそうで

尾野さん:朝ドラの劇中歌を歌ったことはあるんですが、主題歌は初めてです…恥ずかしいわ〜!楽しかったんですが、恥ずかしいです。この話もういい、って思うくらい(笑)

柄本さん:エンドロールの歌ですが、ほとんど映画のラストシーンくらいの比重なので、最後まで観て頂ければ感動もひとしおかと。

尾野さん:あっちゃんが歌った方が良かった、って思わないでください(笑)

と、恐縮しきり。

映画情報どっとこむ ralph 実話なので、女装シーンのアドバイスを末井さんが行ったそうで

末井さん:振袖の女装シーンがあるんですが、その時にちょっとコツを教えてあげました。和服なので下は何を着てもいいんですが、それじゃダメ。女性用パンティとブラジャーをつけると、気持ちが入っていきます。

柄本さん:ブラジャーとパンティはスイッチなので着た方がいいよと言われて、すぐに衣装さんにお願いしました。そのまま胸囲を計られて準備してもらいました。着けているときは変化がないんですが、ブラジャーを外す時に思わずトップを隠してしまう。女性の気持ちがわかりました(笑)

と会場を温め、映画タイトルにちなみ、【現場でのスキャンダル】を披露。

柄本さん:劇中のストリーキングのシーンで前貼りが3回ほど外れていた!

というギリギリアウトな秘密を告白。尾野は着物の裾が乱れるシーンの撮影時、

尾野さん:監督がサーっときて、パっと乱すんです。スキャンダルですよね!

と、me too運動が盛んな映画業界で危うくセクハラ問題にも発展しそうな現場エピソードを暴露。

でも、一同爆笑のプレミアイベントとなりました。

dynamitemovie.jp

―芸術は爆発だったりすることもあるのだが、僕の場合、お母さんが爆発だった―

バスも通らない岡山の田舎町に生まれ育った末井少年は、7歳にして母親の衝撃的な死に触れる。肺結核を患い、医者にまで見放された母親が、山中で隣家の若い男と抱き合いダイナマイトに着火&大爆発!!心中したのだ──。青年となり上京した末井昭は、小さなエロ雑誌の出版社へ。のち編集長として新感覚のエロ雑誌を創刊。読者の好奇心と性欲をかきたてるべく奮闘する日々の中で荒木経惟に出会い、さらに末井のもとには南伸坊、赤瀬川原平、嵐山光三郎ら、錚々たる表現者たちが参集する。その後も発禁と創刊を繰り返しながら、数々の雑誌を世におくりだしていく……。昭和のアンダーグラウンドカルチャーを牽引した稀代の雑誌編集長の実話を元に綴られた自伝的エッセイ「素敵なダイナマイトスキャンダル」がまさかの映画化!ダイナマイト心中という衝撃的な母の死。この数奇な運命を背負って、転がる石のように生きていた青年が辿り着いた先は──。稀代の雑誌編集長の《笑いと狂乱》の青春グラフィティ。

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柄本 佑 前田敦子 三浦透子 峯田和伸 松重 豊 村上 淳 尾野真千子

中島歩 落合モトキ 木嶋のりこ 瑞乃サリー 政岡泰志 菊地成孔 島本 慶 若葉竜也 嶋田久作

監督・脚本:冨永昌敬
原作:末井 昭「素敵なダイナマイトスキャンダル」(ちくま文庫刊)
音楽:菊地成孔 小田朋美 主題歌:尾野真千子と末井昭「山の音」(TABOO/Sony Music Artists Inc.)
配給・宣伝:東京テアトル 2018年/日本/138分/5.1ch/ビスタ/カラー/デジタル/R15+

©2018「素敵なダイナマイトスキャンダル」製作委員会

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