映画情報どっとこむ ralph この度、6月17日(日)、第3回あしかが映画塾を開催する運びとなりました。

第3回は、本市出身アメリカ在住、国内外で高い評価を受けるドキュメンタリー映画監督・想田和弘さんがゲストに決定!

題して「想田さんが観ている日本とアメリカ、そして故郷」。

台本やナレーション、BGM等を排するという自ら提唱・実践する「観察映画」の手法で制作した新作2本のスペシャル上映と想田監督のトークショーも。活動拠点をアメリカに置く想田監督だから観えるものとは?さらに、故郷・足利への想いもたっぷり伺います。

映画情報どっとこむ ralph イベント名 第3回あしかが映画塾「想田さんが観ている日本とアメリカ、そして故郷」

登壇者 想田和弘 監督

日時 6月17日(日)  ※10分前開場
「ザ・ビッグハウス THE BIG HOUSE」(119分)
①10時~②15時30分~
「港町」(122分)
③12時30分~④18時30分~
※②③上映後にトークショーを行います

会場 ユナイテッド・シネマ アシコタウンあしかが(大月町3-2)
定員 各100人(定員を超えた場合、次回の上映会になります)
料金 各回一般=1000円、高校生以下=800円
※当日券は各200円増し
前売り券 5月2日(水)午前9時から、市民会館、市民プラザ、市役所5階映像のまち推進課。電話でも受け付けます。

※インターネット利用可能の方は「映像のまち あしかが」で検索してください

映画情報どっとこむ ralph 上映作品1本目は全国順次公開中の「港町」(観察映画第7弾)。

美しく穏やかな海辺の町に漂う孤独とやさしさ。やがて失われてゆくかもしれない、豊かな土地の文化や共同体の形。静謐な営みの先に訪れるその瞬間には心揺さぶられます。

岡山県、瀬戸内海に面する小さな港町・牛窓。漁師のワイちゃんとの会話に突如乱入するクミさんが、日常に秘められた「穴」に誘う…。第68回ベルリン国際映画祭正式招待作品となった本作は、作品を重ねるごとに進化を続ける「観察映画」の新境地。

上映作品2本目は、「ザ・ビッグハウス THE BIG HOUSE」 (観察映画第8弾)。
(6月9日(土)よりシアター・イメージフォーラム他全国順次公開作品)

全米最大のアメリカンフットボール・スタジアム、通称「ザ・ビッグハウス」は、名門ミシガン大学が誇るウルヴァリンズの本拠地。収容人数は10万人以上、地元アナーバー市の総人口に迫る。想田監督を含め17人の映画作家のカメラが捉えた全米が注目する試合の舞台裏。ダイナミックなプレイ、熱狂する観衆、バックヤードで国民的スポーツを支える実に様々な人々…。

それは現代アメリカの縮図でもある。アメリカが誇る文化と、抱える問題とが、”ザ・ビッグハウス“という小宇宙に浮かび上がる。奇しくも撮影は2016年の秋、ドナルド・トランプ大統領誕生へと至る選挙戦の最中に行われた。想田監督が初めて「アメリカ」を観察した最新作。

映画情報どっとこむ ralph 想田監督より足利上映にあたりコメント到着

故郷・足利市で新作2本を上映していただけることには、特別な感慨を感じています。舞台挨拶に参るのを楽しみにしております。
想田和弘

想田和弘profile
1970年栃木県足利市生まれ。足利高校、東京大学文学部卒業。スクール・オブ・ビジュアル・アーツ(NY)卒。93年からニューヨーク在住。映画作家。台本やナレーション、BGM等を排した、自ら「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーの方法を提唱・実践。

監督作品に『選挙』(07)、『精神』(08)、『Peace』(10)、『演劇1』(12)、『演劇2』(12)、『選挙2』(13)、『牡蠣工場』(15)、『港町』(18)があり、国際映画祭などでも受賞多数。著書に「精神病とモザイク」(中央法規出版)、「なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか」(講談社現代新書)、「演劇VS映画」(岩波書店)、「日本人は民主主義を捨てたがっているのか?」(岩波ブックレット)、「熱狂なきファシズム」(河出書房新社)、「カメラを持って、町へ出よう」(集英社インターナショナル)、「観察する男」(ミシマ社)など。『ザ・ビッグハウス』制作の舞台裏を記録した単行本「THE BIG HOUSE アメリカを撮る」(岩波書店)が5月30日刊行予定。

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