映画『メキシカン・スーツケース <ロバート・キャパ>とスペイン内戦の真実』 いよいよ今週末8月24日(土)より新宿シネマカリテにて公開となります。 そして! |
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☆公開記念トーク1<写真家、石川直樹がキャパを語る> 日時:8月25日(日)20:50の回 ゲスト:石川直樹(写真家) 北極から南極、ヒマラヤ山脈登頂など世界各地の僻地にて写真を撮影し続けている石川さん。 撮る対象は違えど、誰も行かない危険な場所に赴き写真を撮るという行為はキャパに近い姿勢を感じさせます。その石川さんがキャパについて語るまたとない機会です。 ☆公開記念トーク2<スペイン内戦とその後、そしてメキシコ> 他では聞けない珍しいトークになること間違いなしです。 |
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またHP上では、直木賞作家の逢坂剛さん、ビルマ難民支援に参加したこともある作家の大野更紗さん、作家でジャーナリストの森達也さん、ラテンアメリカの著書も多い伊高浩昭さん、スペイン内戦に詳しい川成洋さんなどから頂いたコメントを掲載しています。 是非、一度ご覧下さい。 公式HP: 2013年8月24日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次公開 |
イントロダクション
スペイン内戦時、戦場となったスペイン各地で写真を撮り続けたロバート・キャパ、ゲルダ・タロー、デヴィッド・シーモア。彼らが撮影した4,500枚にもわたる写真のネガが、かつて戦火を逃れてメキシコに渡った市民の家で見つかった。70年の時を超えて発見されたそれらの写真には、生々しく激しい戦闘の様子と共に、内戦に翻弄されながらも必死で生きようとした市民の姿が克明に記録されていた。
本作品は、奇跡のように発見された数多くの貴重な写真と、かつてスペイン難民としてメキシコに渡った数少ない生存者たちの証言を通じ、スペインでは歴史上のタブーとして扱われ、封印されてきたスペイン内戦の真実を明らかにしていく。そして、世界一有名な戦場カメラマン<ロバート・キャパ>の知られざる姿をも浮き彫りにしていく。
逢坂 剛(作家)いわく
『スペイン内戦は、人間が〈大義のため〉と信じて戦った、おそらく最後の戦争だ。しかも、その戦いは次つぎと形を変えながら、二十一世紀の今もなお続いている。
キャパが残した映像は、その〈大義の瞬間〉を現代に凍結させた、貴重な人類遺産。これまで行方の知れなかった、新たな写真の発見を描くこの映画は、〈大義〉の真の意味をあらためて、認識させてくれるに違いありません。』
ロバート・キャパ生誕100年
映画「メキシカン・スーツケース <ロバート・キャパ>とスペイン内戦の真実」
原題:THE MEXICAN SUITCASE 2011年/86分/16:9/Color・B&W
スペイン・メキシコ合作
監督:トリーシャ・ジフ 撮影:クラウディオ・ローシャ 編集:ルイス・ロペス
音楽:マイケル・ナイマン
公式ホームページ: http://www.m-s-capa.com/
©212 Berlin/Mallerich Films
Magnum Photos/International Center of Photography, NY
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配給:フルモテルモ×コピアポア・フィルム
協力:マグナム・フォト東京支社