『マン・ダウン 戦士の約束』が2月25日公開。戦地から帰還した海兵隊員が愛する家族を探し、異世界と化した故郷を彷徨という、これまでの戦争映画とは一味も二味も違う、リアルな男の生き様が観る者の度肝を抜く衝撃作が誕生しました。
この度、公開を記念して、精神科医師の名越康文先生と、「仮面女子」東大卒アイドルとして小池都知事の政治塾に合格した桜雪さんが登壇する初日トークイベントが行われました。 『マン・ダウン』公開記念!激論トークイベント |
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名越先生と桜雪さんが登場すると会場に大きな歓声が上がり、MC から実際に映画を観た感想を聞かれると、
と自身に重ね合わせて映画を堪能した様子。PTSD について 説明を求められると、 名越先生:自分も苦しいし、周りの人にも気づいてもらえない、二重苦。 と 30 代半ばの阪神淡路大震災での活 動経験をもとに力説しました。映画を観た感想を聞かれると、 桜雪さん:時系列がバラバラになっているので、どのような時系列なのか考えながら観ていくわけですよね。 としっかりとしたコメントに、 名越先生:そういうの得意そうな頭脳やね。 と妙に説得力のあるコメントに感嘆した先生。 |
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桜雪さん:帰還兵の自殺率が高いことは知っていましたが、幻想を見る PTSD を発症することを知らなかったので、現実の世界で空想を重 ねているとは思わなくて、そこにすごく衝撃を受けましたね。周りも巻き込んで、家族も命がけという状況にゾッとしました。
コメントに対し、 名越先生:現実と幻想が交じりあるということですよね。アイドルにしておくのは、もったいないね。アイドルと心理学者の2人欲しいね。 と桜雪さんの分析力に感動。本作の一つの背景である戦争からの復員兵について聞かれると、
と日本の未来像を語り、名越先生から解説のあった“PTSD”と似た経験を聞か れると、 桜雪さん:事務所に暮らしていた時に虫が大量発生しているのを見てからトラウマで掃除好きになった。少しでも部屋が汚れると 虫が来るんじゃないかと思ってゾッとしたり小さなゴミが虫に見えたり、フラッシュバッグに悩まされた。 と過去のトラウマを激白。 |
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最後は・・・、
名越さん:あなた気を遣う性格でしょ?実は、元々そういう気質がありそうだなと思っていました。体力あるから、ストレスの塊みたいになっていること に気づかなくて、「マン・ダウン」(倒れないよう)にならないように気を付けてください。 としっかりとカウンセリングを行い、 桜雪さん:とても良いカウ ンセリングをしてもらいました。 とスッキリとした様子。密度の濃い舞台挨拶は幕を閉じました。 『マン・ダウン 戦士の約束』 公式サイト:
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監督:ディート・モンティエル
製作総指揮:ダグラス・アーバンスキー他
出演:シャイア・ラブーフ、ジェイ・コートニー、ケイト・マーラ、 ゲイリー・オールドマン他 2015 年/アメリカ/91 分/シネスコ/5.1ch
提供:ニューセレクト/クロックワークス/博報堂DYミュージック&ピクチャーズ
配給:アルバトロス・フィルム/クロックワークス
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