2018年2月4日(日)に閉館となる「TOHO シネマズ 日劇」の最期を彩るイベント<さよなら日劇ラストショウ>。
開催期間中、 日劇2では、全日程で夕方からは「ゴジラ」シリーズの作品を上映。 開場では『シン・ゴジラ』の立像が来場者をお出迎えするほか、 劇場公開時にも登場した懐かしのゴジラスタンプも設置しております。 また「ゴジラ」シリーズ作品を鑑賞する入場者限定で劇中に 登場する日劇が印象的な『ゴジラ(1984)』の貴重な上映フィルムをプレゼントするなど、日劇のラストをゴジラが盛り上げています。 <さよなら日劇ラストショウ>の『ゴジラ VS メカゴジラ』トークイベントに、本作で主演・青木一馬役を演じた高嶋政宏、監督を務めた大河原孝夫、プロデューサーの富山省吾 ら3名が登壇しました。 『ゴジラVS メカゴジラ』トークイベント |
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高嶋さんと富山さんは、さよなら日劇ラストショウ限定 ver のゴジラのフィギュアと一緒に入場。満席となった会場のファンに向けて、
高嶋さん:今日はこんなに大勢集まっていただいてありがとうございます。何度もこういうイベントに声を掛けて頂いていたんですが、いつも他の 撮影とぶつかってしまって、今日は来られて本当に嬉しいです。ようやくここに戻ってくることができました。 と挨拶。 富山さん:この劇場に 徹夜で列を作った方たちが、今日はたくさんいらっしゃると思います。お互いに結構行きましたね。今日この日劇で、フィルムでゴジラを ご覧頂けるという本当に得難い体験をご一緒することができて本当に嬉しく思います。 とコメントすると、会場から大きな拍手が沸き起こった。 主演を務めた 高嶋さん:最初にゴジラ映画と出会ったのが、沖縄を舞台にした『ゴジラ対メカゴジラ』でした。まさか僕が当時心を奪わ れたメカゴジラに出られるのかと思って、興奮しましたね。 と本作への出演が決まった時のことを振り返る。高嶋さんが演じた青木一馬と いうキャラクターについて 大河原監督:主人公が優等生でまじめ一辺倒では、なかなか魅力を引き出すことは難しいんです。あえて三枚目のキャラクターにしました。 明かしました。 また本作で父親である高島忠夫さんと共演して 高嶋さん:あれはメモリアルですよね。うちは家族ほとんど出ているんです。来年ぐらいシルビアも出たらいいんじゃないかと思っています(笑) には会場は爆笑。 |
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話題は日劇の思い出についてのことに。
高嶋さん:日劇といえば、よくデートで来ました。本当に忘れられない場所ですよね。 舞台挨拶もたくさんしましたし、これがなくなるというのは信じられません。 と本音を吐露。一方、 富山さん:ずっと日劇という劇場と場所 が、仕事の中での中心地だったんです。へそがなくなってしまうような寂しさがあります。 と日劇への想いを語った。 また MC から撮影当時の思い出について聞かれた 高嶋さん:東宝で撮るゴジラ映画いうのは、イコール黒澤組なんですよ。黒澤監督がいらっしゃらないだけで、スタッフさんはほぼ黒澤組なんです。ですから映画の金字塔とも言える現場でした。ベテランの照明 さんから『お前はなんなんだ。ひょうきんに演じたいのか、男っぽく演じたいのか、今回のキャラクターは何なんだ』と責められました。 とコメント。 さらに 高嶋さん:照明が今と違って、すごい光量なんですよ。ロケをしていると、夜の撮影でも昼の様だと言われていたくらい 評判の照明さんなんですけど、照明の羽にあたる部分がすごい熱を持つんです。そこにさつまあげをのせて食べさせてもらいました (笑)。 と、変わった体験をしたというエピソードも披露した。 |
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最後に・・・ 高嶋さん:見どころは、ゴジラ映画であるということです。世界のゴジラなんです。海外に出た時に『ゴジラ映画に出ている』と 言うと、『すごいな、お前』と言われるんです。世界のゴジラが未来永劫続くように、みなさんどうぞ宜しくお願いします。 とゴジラ作品の魅力を熱弁。大河原は本作の魅力について 大河原監督:特撮で言えば、クライマックスの幕張メッセでの精緻な戦闘。本編で言えば、ベビーを含めた人間模様のドラマですかね。それが最後に向けて集約されていくので、そこを楽しんで頂ければと思います。 とPR し、ゴジラファンにはたまらないトークイベントを締めくくった。 中野昭慶特技監督、大河原孝夫監督、手塚昌明監督、富山省吾プロデューサーの4人が登壇。<メカゴジラナイト>に続く。 |