映画情報どっとこむ ralph 「無敵のハンディキャップ」(文春文庫刊)の著者・北島行徳の小説「バケツ」(文春文庫刊)を映画化した『バケツと僕!』が、3月3日(土)に公開が決定しました。

第20回講談社ノンフィクション賞を受賞し、天願大介監督により映画化もされた「無敵のハンディキャップ」の著者・北島行徳さんの小説「バケツ」を完全映画化。養護施設で働くことになった気弱な主人公と、“バケツ”と呼ばれる軽度の知的障害を持つ 15 歳の少年との友情を笑いと涙を交えて描くハートフルな人間ドラマです。

映画情報どっとこむ ralph 主人公の神島役には、前川清の長男でシンガーソングライターの紘毅さん。
本作主題歌の作詞作曲も手掛けている。最近では劇団☆新感線の舞台「Vamp Bamboo Burn~ヴァン・バン・バーン」(宮藤官九郎作)に出演するなど役者としても 活躍しています。

紘毅さんからのコメント
夢に敗れて行き着いた先で出会ったバケツと僕。原作や台本を読み込んでバケツの素性が分かれば分かるほど痛く 辛いものがありました。僕にとってはバケツも世の中の現状も寂しすぎるものでした。 きっと悲しい映画なんだろうなって思い監督と初めての会話。 『笑える楽しい映画を作りましょう』 正直驚きました。 一歩後ろから人生の全体を見れば決して楽しいものではないのかもしれません。だけどもっと内側に潜り込んで、その 人の1日・一分一秒を切り取ってみれば笑っている時間は数えきれないほど散りばめられています。本気で生きてい ればどんな人だって必ず笑える時間を与えらるんだと、心からそう思わされました。だからこそ僕史上最高に笑えた現 場でした。 誰かのために生きていく。必死に自分の夢を追い続けている僕にとっては新鮮なものでした。けどそんな生き方もいい なって。いつかそんな人間になれるようにもっともっと頑張らないと! この映画を観てそんな気持ちになっていただけたら幸いです。なので僕からも改めて。 最高に楽しい映画です☆

映画情報どっとこむ ralph バケツ役には、原作者から「バケツのイメージにそっくり」と太鼓判を押された演歌歌手で鉄道マニアでもある徳永ゆうきさんを抜擢。

最近では、山田洋次監督の『家族はつらいよ』にも出演。役者としての活動の場も広がっており、最新作『妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ』(18.5.25)の公開も決定しています。

徳永ゆうきさんからのコメント
軽度な知的障害をもつ役をさせていただきました。正直、難しい役どころでした。 自分自身、どのようにしたらいいのかと不安もたくさんありましたが、 監督はじめ、共演者、スタッフの皆さん、周りの方々に支えていただき、 無事、撮影を終えることができました。感謝の気持ちでいっぱいです。 W 主演という形でご一緒させていただいた紘毅さんとは、 以前、舞台でもご一緒させていただき、今回も共演できたことを嬉しく思いました。 撮影は 12 月だったんですが、半袖だったり、アイスキャンディーを食べたり、 パンツ一丁で走りまわったりと、寒さに負けず、季節感を感じさせない現場でした。 この作品は胸が痛くなるようなシーンもありますが、 どこかホッとする笑いもあります。また、心を強く揺さぶられる感動もあります。 ひとりでも多くの方に観ていただき、 何かを感じとって、見つめ直す機会になれば幸いです。

映画情報どっとこむ ralph また、バケツが密かに想いを寄せる神島の先輩・黒田には『赤い糸』(08)、NHK連続テレビ小説『純と愛』(12)、『わろてんか』(17)の岡本玲さん。

岡本玲さんからのコメント
この作品は、児童養護施設に勤めることになった青年(神島)と、軽度の知的障害を持つ少年(バケツ)の友情を軸に、 いろんな愛を描いた作品です。わたしは神島くんの大学時代の先輩で、障害を持つ若者たちを集めた劇団を主催して いる黒田凛子を演じさせていただきました。 世知辛いこの世の中、目の前にある現実が辛く感じる事もあるけれど、「隣にいるこの人の為に…この人がいるから… もう一歩だけ踏み出してみようかな、踏み出してみたらなんか楽しいかもしれないな」と観てくださった方の心に、熱す ぎずぬるすぎず、それぞれのちょうどいい温度であったかいなにかが広がる作品になればと思います。 笑ってください。怒ってください。もしかしたら涙もあるかもしれません。 是非劇場でご覧ください!

映画情報どっとこむ ralph バケツの姉・美由紀を『NIGHT HEAD』(94)の竹島由夏さんが演じています。

その他、杉田かおるさん、ダチョウ倶楽部の肥後克広さん、寺門ジモンさん、上島竜兵さんらが出演。

そして、監督は、これまでに小林政広監督(「海辺のリア」)や本木克英監督(「超高速! 参勤交代 リターンズ」)などの助監督を務め、本作で映画監督デビューとなる石田和彦さん。


虐待や孤児、ネグレクトといった社会問題をリアルに映し出す一方で、健常者と障害者の垣根を越えた絆や友情を 純粋な視点で捉えた本作は、静岡県浜松市を舞台に、たくさんの自然と地元民の人情味があふれる爽やかで感動的 なバディムービーが、ここに誕生しました。

『バケツと僕!』

3月3日(土)より新宿 K’s cinema ほか全国公開決定!

物語・・・
養護施設で働くことになった神島(紘 ひろ 毅 き )は“バケツ”というあだ名の15歳の少年(徳永ゆうき)と出会う。バケツには 軽度な知的障害と盗癖があり、母親から虐待を受け、挙句の果てに捨てられ、更には唯一の兄弟からも見放され、しまいに は施設からも追い出されてしまう。神島は、先輩の黒田(岡本玲)の協力を得て、バケツを引き取り面倒をみることにするの だが・・・・。

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紘毅 徳永ゆうき 岡本玲 竹島由夏 二木てるみ ダチョウ倶楽部 海原はるか・かなた 杉田かおる 主題歌:「虹色のファンタジー」紘毅(出版:前川企画)

監督:石田和彦
原作:北島行徳「バケツ」(文春文庫刊) エグゼクティブプロデューサー:柿崎ゆうじ 企画・プロデューサー:竹山昌利 プロデューサー:古谷謙一 脚本:北島行徳・山田耕大・石田和彦・竹山昌利 音楽:安川午朗 撮影:佐々木原保志 照明:安河内央之 録音:橋本泰夫 美術:黒田享大 編集:細野優里子 スクリプター:長坂由起子 音響効果:伊藤進一 整音:野村みき 助監督:宮村敏正 制作担当:松田憲一良 製作:映画『バケツと僕!』製作委員会
制作プロダクション:カートエンターテイメント
配給:彩プロ

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