小林稔侍が76歳にして初主演した愛知県豊田市が舞台の映画「星めぐりの町」の完成披露試写会が11月25日、この日がオープンのイオンシネマ豊田KiTARAで行われ、小林稔侍をはじめ共演の壇蜜、荒井陽太、神戸浩、高島礼子、メガホンを取った黒土三男監督が舞台挨拶に登壇しました。 日付:11月25日 |
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大観衆の中、イスズ ベレット1600GTに乗った小林稔侍、トヨタスポーツ800に乗った壇蜜、トヨタ2000GTに乗った高島礼子、トヨタクラウンDX(デラックス)に乗った黒土光男監督がレッドカーペットに登場した。 |
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レッドカーペットの感想を聞かれ 小林さん:初めてでして。私は映画会社に入りまして、ずっと下から上を見てばかりで、汚い路地裏ばかり歩いていたようなものですから。監督に思いを拾っていただいて。レッドカーペットを、新しい靴で歩きました。タキシード用の靴じゃないんですけども。長年の忸怩(じくじ)たる思いで歩きました。タキシードも初めて着ました。なんだかクラブのマスターみたいな感じですけれども。ホコリを被っていたタキシードも喜んでます。温かい皆さんのおかげでこうして先行上映が行えました。ありがとうございます。 と語りました。 高島さん:私はそれより、トヨタ2000GTに乗れたというのが。元々、車好きなものですから。とても興奮しました。他にもクラウンとか。それが走っているのを見るだけで非常に、感動しました。でもそれが豊田の町には馴染んでいる感じがしたりして。 と興奮気味。 |
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舞台挨拶において、小林さんは初主演の感想を聞かれ、 小林さん:まるで宝くじに当たったような。また当たらないかな、なんて思ってるんですが。97%くらいずっと私の役、勇作さんを書いてくださって、それにまずびっくりしました。普段はテレビの仕事が多いですが、一つの役でこんなに出ていいのかな、という気がしました。この映画も、出会いの物語です。『サヨナラだけが人生』という大切な、大きな言葉がありますが、出会いというのはとても大事で。出会いが人生の始まりだと。右に行くか左に行くかで人生は大きく変わりますから。こんな俳優ですが、色んな人と出会ってここまで来られました。こんな歳でもこんないい出会いがあったんですから、若い皆さんも出会いを大切にして欲しいと思います。良い出会いは、人生の全てです。 と驚きと喜びを語った。愛知県民の神戸は「We Love 豊田。」と豊田愛を語った。黒土監督から小林さんが兄のように慕っていた故・高倉健さんの名前が挙がり、 小林さん:どこかで健さんも観てくれていると思う。 と語りました。 |
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「星めぐりの町」
は1月20日(土)より愛知県先行上映、1月27日(土)より丸の内TOEIほか全国公開。 |
出演:小林稔侍/壇蜜 荒井陽太/神戸浩
六平直政/平田満/高島礼子
脚本・監督:黒土三男『蝉しぐれ』
音楽:羽岡佳
エグゼクティブプロデュサー:岩城レイ子
プロデュサー:中尾幸男
製作:豊田市・映画「星めぐりの町」実行委員会
配給・宣伝:ファントム・フィルム
制作プロダクション:エース・プロダクション/ケイセブン
宣伝協力:プリマステラ
上映時間1時間48分/カラー/ビスタサイズ/5.1ch
©2018 豊田市・映画「星めぐりの町」実行委員会