寺山修司が、唯一遺した傑作小説を『二重生活』の岸善幸がメガホンをとり再構築し映画化。菅田将暉とヤン・イクチュンをW主演に迎えた『あゝ、荒野』は現在前篇が絶賛公開中、後篇が10月21日(土)に公開となりました。
期待が高まる後篇の公開初日、上映後の舞台挨拶に菅田将暉と岸善幸監督が登壇します。さらにかねてより寺山修司のファンであり、主題歌「今夜」を手がけたBRAHMANのボーカル・TOSHI-LOWも駆けつけ花束贈呈!なんとサプライズで弾き語りで今夜を熱唱! |
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菅田さん:朝早くからありがとうございます。個人的には、この雨と寒さはは荒野っぽいなと。 監督:1年前にヤンさんの誕生日をやってあれから1年。ようやく完結の後篇を観ていただける。嬉しいです。 釜山での好評を受けて 菅田さん:ヤンさんの力もすごくあります。海外の方は素直なので、良い悪い、僕のことを知らない人たちが観てくれるあの環境はいいなと思いました。新鮮!言語は違えど・・・伝わるものは伝わるなと感じました。 菅田さん:この方、監督ですからね。新宿のその辺から連れてきたおじさんじゃないんですよ! 監督:・・ヤンさんの母国でできたのはよかったですね。Q&Aは鋭くて これからの励みになります。 と、答えました。 |
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1年前の撮影では
監督:歌舞伎町に5時に集まって、菅田君走ってね!何テイクもしました 菅田さん:歌舞伎町は人がいなくなるまで待たなきゃいけなくて、通り沿いに隠れて、新宿らしいお店の看板と寝てる人もいっぱいいたし。リアル新宿でした。西新宿のビル街は、見通しが良くて色々見えて、太陽を消すようなビルがあって。そこを走ってるのが・・・荒野だなと。 監督;新宿は猥雑で新旧があって。取り込もうと思いました。新宿の夜景とかビル群の撮影はこのビル。新宿ピカデリーの屋上で撮ったんです。聖地巡礼はできないですが・・・。 へーと見上げる菅田さん。 ボクシングシーンは5日間で撮り終えたそうで山田君との戦いは2日間、ヤンさん3日間続けて撮ったそうでなんと菅田さんは当然ながら5日間ぶっつづけ。 菅田さん:その状況を観て山田裕貴が「人を超えたね」って讃えてくれました。 プロより過酷だと言われてたそう。 と、笑いながら、大変だったエピソードを語りました。また、新宿のおじさんこと岸監督を |
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ここで、主題歌「今夜」を手がけたBRAHMANのボーカル・TOSHI-LOWが花束をもって贈呈。 TOSHI-LOWさん:寺山修司原作を監督がとても丁寧に紐解いたなと。とても正解の一つだと。 菅田さん:映画は映像だけで終わるのでなく、最後まで、映画館にいて余韻を感じたい曲だなと思いました。 TOSHI-LOWさん:ホント!?俺んとこ届いてない! ここで、「強引だな!嫌だな」と言いながらも生で「今夜」を披露! 菅田さん:ぼくはこのまま寝たいです。 TOSHI-LOWさん:出来たらこの歌ライブで歌って! TOSHI-LOWさん音楽が一番カッコいい表現だと思ってきたのですが、映画観て・・自分でびっくりしたのは・・・木下あかりのおっぱいよりも、菅田将暉のお尻をずっと見てしまった。そして・・探してしまいました!(めっちゃ拍手)役者ってかっこよいんだなと。思いました。カッコいいです菅田将暉! |
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「あゝ、荒野」公開中!!!!
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出演:菅田将暉、ヤン・イクチュン、木下あかり、モロ師岡、高橋和也、今野杏南、山田裕貴、でんでん、木村多江、ユースケ・サンタマリア ほか
原作寺山修司(角川文庫)
監督:岸 善幸
撮影:夏海光造
脚本:港岳彦/岸善幸
音楽:岩代太郎 主題歌:BRAHMAN「今夜」(NOFRAMES recordings/TOY’S FACTORY/TACTICS RECORDS)
制作・配給:スターサンズ
制作プロダクション:テレビマンユニオン
R15+
©2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ