映画情報どっとこむ ralph ヴィム・ヴェンダースの最新作であり、『ベルリン・天使の詩』以来となる盟友ペーター・ハントケとの 5 本目の コラボレーション作品『アランフエスの麗しき日々』原題:Les BEAUX JOURS d’ARANJUEZ が、12 月より YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次公開となります。

第73回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門正式出品作『アランフエスの麗しき日々』は、ヴィム・ヴェンダース監督にとって初のフランス語映画であり、「生涯で初めて 100%自分の思いのままに撮り上げた映画」と語る自信作で もあります。

そんな自信作の予告編が解禁です。

映画情報どっとこむ ralph 原作は、ヨーロッパを代表する作家のひとりペーター・ハントケによって、フランス語で書かれた戯曲「アランフエスの麗しき日々 夏のダイクアローグ」 。

主演は、『ヒポクラテス』で、フランスのアカデミー賞と言われるセザール賞助演男優賞を受賞したレダ・カテブと、 ヴェンダース映画は『愛のめぐりあい』に次いで 2 本目となるソフィー・セミン。


また、映画のオリジナル・キャストで ある作家役をイェンス・ハルツが演じる他、世界中で熱狂的なファンをもつミュージシャンのニック・ケイヴがゲスト出演しています。

加えて、重要なキャストとして登場するのが、廊下に置かれた大型のジュークボックス。音楽は、すべて このジュークボックスから流れ、冒頭を飾るのは、

監督:物語が語られるすばらしい夏の日にふさわしい、これ以上の 曲は存在しない。

とする、ルー・リードの「パーフェクト・デイ」。

さらに、あたかもジュークボックスの中から現 れ出たかのように、ニック・ケイヴが、ラブソング「イントゥ・マイ・アームズ」をピアノの弾き語りで歌い出します。

そして、エンディングを締めるガス・ブラックの「ザ・ワールド・イズ・オン・ファイアー」は、誰もいなくなった夏の 庭に漂う寂寞感と哀愁を伝え、深く静かな余韻を残します。

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『アランフエスの麗しき日々』

物語
木々の間を吹き抜ける涼風が木漏れ日を揺らす夏の午後、小高い丘の上の一軒家。 足下に広がる田園風景の遠くに、パリの街並みがおぼろげに見え、 庭の木陰に置かれたテーブルをはさんで座る一組の男女が、最初は ためらいがちに、長い対話を始める。性的体験、子供時代の思い出、 それぞれの記憶、夏の本質、男と女の違いについて…。ときにゲーム のように激しく言葉が応酬し、ときに長いモノローグや間、静寂へと 変容する。庭に向かって大きく開け放たれた扉の奥の書斎には、タイプライターを前に、作家がひとり、庭を見つめながら座っている…

12 月より、 YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次公開!

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監督・脚本:ヴィム・ヴェンダース
キャスト:レダ・カテヴ、ソフィー・セミン、イェンス・ハルツ、ニック・ケイヴ
原題:Les BEAUX JOURS d’ARANJUEZ
原作:ペーター・ハントケ『アランフエスの麗しき日々 夏のダイアローグ』(論創社)
製作年:2016 年/製作国:フランス、ドイツ、ポルトガル/言語:フランス語、ドイツ語、英語 画面比率:1.85:1/時間:97 分/DCP
字幕翻訳:松岡葉子
配給:オンリー・ハーツ
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