『ヨコハマメリー』の中村高寛監督11年ぶりの長編ドキュメンタリー『禅と骨』が9月2日(土)よりポレポレ東中野、キネカ大森、横浜ニューテアトル他全国にて順次公開となります。
公開を記念して7月23日(日)に横浜市開港記念会館にてジャーナリスト・田原総一朗さん、映画監督、作家・森達也さんをゲストに迎え、シンポジウム付きの完成披露プレミア上映会が行われました。 日付:7月23日(日) |
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大きな拍手で迎えられ
中村監督:『ヨコハマメリー』から月日が経ち“あの人は今”状態になっていたけれど、ちゃんとやっていました。(笑) と挨拶。続いて感想を求められた森さんは、多くの人がつめかけた会場を見渡し、 森さん:ひとの映画、特にドキュメンタリー系はまずは嫉妬から入るので、この会場にこれだけの人が入っていることが羨ましい。 田原さん:とても面白い映画でした。ミトワ氏とはどう出会ったのか? と早速、監督に質問を投げかける田原節! 森さん:原一男監督の『ゆきゆきて、神軍』の始まりが、今村昌平監督が原さんに面白い人がいると紹介したことから、というエピソードを彷彿とさせる。 とコメント。すると 中村監督:最初にとても怒られたこともあって、この人を撮ったら『ゆきゆきて、神軍』みたいになるな。 と思ったと語りました。 |
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またドキュメンタリーという手法だけではなく、ドラマパートを盛り込んだことについて・・・
森さん:ドキュメンタリーにドラマパートがある作品は失敗すると思っていたけれど、この作品には違和感を全く抱かなかった。逆になぜこの手法を? と問いかけ、 中村監督:あまのじゃくだから、あえてやってやろうと思った。やるなら“接着剤”としての役割のドラマではなく、一つの劇映画として成立する物語のある作品を作ろうと思いました。 と、この変わった手法にしたことを明かし、ドキュメンタリーの第一線で活躍している者たちの熱き議論に、会場も大満足。盛大な拍手をもってシンポジウムは幕を閉じたのでした。 そんな『禅と骨』は、9/2(土)より、ポレポレ東中野キネカ大森横浜ニューテアトルほか全国順次公開です。 公式サイト:禅と骨
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監督・構成・プロデューサー中村高寛/ プロデューサー林海象
ドラマパート出演ウエンツ瑛士/ 余貴美子/ 利重剛/ 伊藤梨沙子/ チャド・マレーン/ 飯島洋一/山崎潤/ 松浦祐也/ けーすけ/ 千大佑/ 小田島渚/ TAMAYO / 清水節子/ ロバート・ハリス/ 緒川たまき/ 永瀬正敏/ 佐野史郎
ナレーション仲村トオル
音楽:中村裕介×エディ藩・大西順子・今野登茂子・寺澤晋吾・武藤イーガル健城
挿入曲「赤い靴」岸野雄一×岡村みどり×タブレット純、「京都慕情」岸野雄一×重盛康平×野宮真貴
エンディング曲「骨まで愛して」コモエスタ八重樫×横山剣(CRAZY KEN BAND)
2016年/ 127分/ HD 16:9 / 5.1ch
配給:トランスフォーマー
©大丈夫・人人FILMS