映画『獣道』は、2016年公開の『下衆の愛』で日本映画業界のダークな裏側を描き話題となった内田英治監督と英国人のアダム・トレルプロデューサーコンビの最新作。
日本のとある地方都市を生きる若者たちを描いたドメスティックな内容ながらも、今年5月にイタリアで開催された「ウディネ・ファーイースト映画祭」でのワールドプレミアをはじめ、各国で評価を受け続けています。 日時:7月3日(月) |
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試写を終えた外国人記者の皆さんに、毎度おなじみホストのKarenさんが本作のと登壇者の説明! そして、緊張気味の伊藤さんの挨拶。 伊藤さん:Hello everyone I’m Sairi ITO, thank you so much for coming over today.I’m happy to be here! 宜しくお願いします! と英語で挨拶する伊藤さん続けて質問された、ダークな役に挑んで抵抗はなかったのか?に対して
須賀さん:Hello everyone(笑)Thank you so much. my name is Kenta SUGA!台本面白かったのと下衆の愛を見ていたので、内田監督と是非やりたいと思いました。僕自身このキャラクターを演じることがなかったので、僕の成長にもなるなとトライしました。監督の作品観てどんな人かと思っていたので監督もアダムも普通の人で良かったです。 |
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Q:ウディネで上映Wプレミアで観客のリアクションが良かったです!内田監督が今アメリカでこういう撮影をと言うのをSNSで見ますが・・ゆくゆくハリウッド進出ですか? 監督:そうですね。日本のドメスティックなもの撮っていたいのですが・・・日本で撮るとドンドン貧乏になるんです(笑)。ハリウッドと!言うことではないですが、僕は外国生まれなので、外国語で撮るのはやってみたいですね。 Q:これは実話なんですよね? リアルなヤンキーに出てもらったと聞きましたが? アダムに:話はリアルストリーです。ヤンキーさんには出てもらいました。山梨でバイクを調達するが大変だったのです。 Q:リアリティーあふれる脚本でしたが。 監督:このストーリーの原案は、映画にも出ていただいていて。リアルを聞いた話を脚本化したんですね。本当にはもっとハードで。だいぶ脚本にする段階でシンプルにしました。で、ヤンキーさんは本物で。警察から中止しろと。表現自体をやってほしくないと言うんですね。もちろん、オートバイはトラックで運んだりして法令順守しています。役者とヤンキーさんの違いも楽しんでください。 Q: この話の語り手:亮太ついて。彼のバックグラウンドがわからないのですがその意図は。 監督:実は二つの脚本を一つにしています。一つは亮太=日系ブラジル人の話。愛衣は別のストーリー。それをマージしました。良太の背景に関しては編集時に話をかなりして、ディテールもあったのですが。。あえて切って。ここは愛衣の方にストーリーラインを集中して、語り手にしました。 |
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Q:いろいろな顔を見せてますが、 伊藤さん:愛衣もエモーショナルでなくて・・・暗いシーンよりも、彼女が楽しんでいるように見える部分が難しかったですね。楽しんでいても二つの感情を持っているのが難しかったです。 Q:子供のころから役者のお二人は、この映画の世界は何処からインスピレーションを? 須賀さん:ぼくも生まれが治安的にはあまり・・・なところで。やっぱりクラスにいるんですよ。なじめるのにつぱってる・・その雰囲気を持っている存在感のある子。そういう人たちを集めたのが亮太で。今まで見てきたとがった人達を足して・・・足しました。 Q:愛が踊るところがツボでした・・監督に世界のどんな人救いたい。どこに届けたいか。 監督:すごい難しいですね・・外国の映画祭では宗教の描写で主教感を聞かれます。生まれ育ったブラジルもカソリックが中心。でも僕は無神論ですが、信仰は絶対必要。それはどんな宗教でも信じるものでもなんでも。秋葉原のアイドルを信仰してるおじさんたちも。彼らはその信仰で救われているのでありだと思います。 本作は・・・ 日本では7月15日(土)シネマート新宿ほか全国公開です! |
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今回、私TJ観させていただきました!!
伊藤沙莉さんの演じる愛衣の光と闇とその狭間。。。彼女の演技の凄さ・振れ幅を実感できる映画です。もちろん、それを引き立てている須賀健太さん。彼の視線になって愛衣を観てみて下さい!劇場出るころには、ユラユラしたくなりますよ! 映画『獣道』 公式HP: ©third window films |