映画情報どっとこむ ralph 『ムーンライト』というタイトルに隠された、美しきメッセージとは―。

感動的な本編映像が、初解禁!!!

現在公開中の『ムーンライト』が、なぜ世界中を魅了しているのか。

それは、人種、年齢、セクシュアリティを越えた普遍的な感情が描かれているから。

どうにもならない日常、胸を締め付ける痛み、初恋のような切なさ、いつまでも心に残る後悔・・・思いもよらない再会により、秘めた想いを抱え生きてきたシャロンの暗闇に光がさしたとき、私たちの心は大きく揺さぶられ、深い感動と余韻に包まれる。

偶然出会った、ヒバート演じるいじめっ子たちに追いかけられ、廃墟に身を核にしていたシャロンを偶然見つけた、マハーシャラ・アリ演じる麻薬ディーラーのフアン。はじめは心を閉ざしていたシャロンだったが、フアンの優しさに触れ、二人は次第に交流を深めていく。

この度、フアンがシャロンの父親代わりとなって人生を訓え、タイトルの意味が明かされる感動的な本編映像が到着しました。

映画情報どっとこむ ralph 広い海の中で、シャロンに泳ぎを訓えるフアン。「俺の手に預けろ、力を抜け。ちゃんと支えている。離さないから安心しろ」と父親のような優しさで語りかけながら、シャロンを支えます。そして海からあがったあと、本作の原案となった戯曲のタイトル「In Moonlight Black Boys Look Blue」(月明かりの下で)、黒人の子供は青く見える)に繋がる、幼い頃のエピソードを話しだします。「自分の道は自分で決めろよ。周りに決めさせるな。」と優しくも強いまなざしで伝えるフアン。その意味をよく理解していない様子のシャロンですが、この言葉は確かに彼の中に息づき、その後の人生に大きな影響を与えていきます。

このタイトルについて監督は

バリー・ジェンキンス監督:戯曲の中で“夜”は、シャロンが最も落ち着ける場所であり、素の自分をだせる時間として描かれていたんだ。通常、青色は“哀しみ”を表すために使われるけど、この作品の中では、メランコリックな気持ちだけでなくて、“美しさ”も同時で描かれていた。だから映画でも、シャロンが最も安らぐとき、自分らしくいられる夜を、月明かりの下で美しく描いたつもりだよ.

と、語っています。

ムーンライト
原題:MOONLIGHT

TOHOシネマズシャンテ他にて全国公開中!!
moonlight-movie.jp 

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監督・脚本:バリー・ジェンキンス 
エグゼクティブプロデューサー:ブラッド・ピット
キャスト:トレバンテ・ローズ、アッシュトン・サンダース、アレックス・ヒバート、マハーシャラ・アリ、ナオミ・ハリス、アンドレ・ホーランド 

提供:ファントム・フィルム/カルチュア・パブリッシャーズ/朝日新聞社 
配給:ファントム・フィルム
【2016/アメリカ/111分/シネマスコープ/5.1ch/R15+】
© 2016 A24 Distribution, LLC 

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