日本人の祖母を持ち、日本撮影の次回作準備中に急死したマレーシアの伝説的な監督/故ヤスミン・アフマドの最高傑作が8年の時を超え、ついに初の劇場公開!
『タレンタイム〜優しい歌』 3月25日より全国順次公開を記念し、ヤスミン作品の常連女優でディーバ、国民的歌手でもあるアディバ先生役(アディバ・ヌールさん) 初来日 決定しました! シアター・イメージフォーラムにてトークショーと初日舞台挨拶が行われます。 ①3/24(金) |
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アディバ・ヌール Adibah Noor は
『タレンタイム〜優しい歌』アディバ先生役。マレーシア音楽賞を何度も受賞した国民的歌手にして女優。 『ムクシン』のラストでは美声も披露している。ヤスミン監督とは交流も深かった。今回が初来日。 |
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『タレンタイム〜優しい歌』
ある高校で、音楽コンクール“タレンタイム”(マレーシア英語で学生の芸能コンテストのこと)が開催される。 3/25シアター・イメージフォーラム、4/15シネマート心斎橋ほか全国順次公開! 公式サイト: |
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ヤスミン・アフマド監督(1958-2009)
私は国境がきらいです。私は人間と人間とを分断することがきらいです。(ヤスミン・アフマド) 1958年7月1日生まれ。母方の祖母は日本人。2003年長編デビューし、2004年『細い目』が東京国際映画祭最優秀アジア映画賞を受賞。その後も素晴らしい作品を発表し、国際的にも注目を集めるなか、本作発表後、脳内出血により急逝。活動期間はわずか6年。残した長編は6本だった。ヤスミン映画は多民族国家マレーシアを映しだし、マレー語・中国語・タミル語など言語も複数使われ、民族や宗教が異なる人々が登場する。様々な人々が混在する世界をそのまま肯定し、民族や宗教の壁を軽やかに越えていく世界を描いた。亡くなる直前まで準備していた作品は、自身の祖母をモデルに日本で撮影しようとしていた「ワスレナグサ」で日本の女優・監督の杉野希妃がプロデューサーを務め、藤竜也が出演の予定だった。 |
監督・脚本:ヤスミン・アフマド
撮影:キョン・ロウ
音楽:ピート・テオ
出演:パメラ・チョン、マヘシュ・ジュガル・キショールほか
原題:Talentime/2009/カラー/115 分/マレー語・タミル語・英語・広東語・北京語
配給:ムヴィオラ