JIMOT_CM_COMPETITONファイナル
沖縄国際映画祭3日目の25日、夕闇に包まれたビーチステージで「JIMOT CM COMPETITON ファイナル」が行われました。

2日間にかけて上映が行われた「JIMOT CM COMPETITON」のノミネート作品の数々。その中からグランプリを決めるファイナルでは、前半に沖縄県内の41市町村全てのCM、後半は沖縄を除く46都道府県の中からネットなどの中間投票で選ばれた上位5県の作品が紹介されました。

司会はあべこうじが担当、ゲストにペナルティ、ブラックマヨネーズ、しずる、ガレッジセールが登場。

また、審査員として木村祐一、作家や脚本家などとして活躍中の大宮エリーさん、前神奈川県知事の松沢成文さん、“川満しぇんしぇー”こと川満聡さんが参加。大宮さんはこのイベントについて「プロの方が参加していないCMというのが特徴。まさに下克上。アイディア一発です」、またゴリは「CMの30秒という長さは、地元を紹介するのにぴったりだと思う」とそれぞれコメントしました。

JIMOT_CM_審査員

客席には翁長雄志那覇市長を始め、沖縄県内各自治体の首長など、大勢の人が詰めかけました。

沖縄県内41市町村のグランプリを決定すべく、選ばれた宜野湾、多良間、竹富町、那覇市、糸満市の優秀作品5つが紹介されました。この中から見事グランプリに輝いたのは糸満市! 発表の瞬間、会場からは大きな拍手が巻き起こりました。グランプリを獲得した糸満市のCMを立案した長田唯亜さんは、賞金41万円の使い道について聞かれ「全額恵まれない子供に寄付したい」と話し、会場中がさらに温かい拍手に包まれました。

JIMOT_CM_沖縄県内41市町村のグランプリ

後半は沖縄を除く46都道府県のCMが紹介され、中間投票の上位5つに選ばれた北海道、福岡県、群馬県、大分県、新潟県がノミネート。CMの前にはそれぞれのメーキング映像が流され、どの地域でも地元の人たちが一体となって作り上げた様子がひしひしと伝わってきました。

この5作品の中から見事、46都道府県の頂点となるからグランプリに輝き、賞金47万円を獲得したのは、大分県!

JIMOT_CM_46都道府県のグランプリ

発表の瞬間、CMを企画した持山弘太さんと、「大分県住みます芸人」の野良レンジャーの二人は「やったー!」とお互いに抱き合い、喜びを爆発させました。

感想を聞かれた持山さんは「最高です!」、野良レンジャーは喜びのあまり、なぜか二人とも放心状態に。その後、「(事前審査が行われたインターネット上にある)笑いボタンの数が一番少なかったんだけど・・・」と驚きを隠せない表情でコメント。

選考理由について
木村は「2位と1点差という僅差だった。(昭和というキーワードで)町おこしをしたというところを存分に発揮していた。時代を遡ってこれから未来まで楽しめるという喜びが感じられるというCMだった」と話しました。

中にはプロの作品を見ているようなCMもあり、出演者や観客が思わず唸ってしまうようなシーンも見られたうえ、何より郷土愛が感じられるイベントになりました。

第5回沖縄国際映画祭は3月23日(土)~3月30日(土)まで開催されます!

第5回沖縄国際映画祭ホームページ:http://www.oimf.jp/
本日のスケジュールはこちら
現地に行けない!そんな人にニコ動生配信スケジュール
http://oimf.jp/jp/live/

©2013沖縄国際映画祭 よしもとラフ&ピース

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