昨日発表された、第89回アカデミー賞において、『ムーンライト』(春公開)の主要8部門のノミネート。
アカデミー賞 ノミネーション状況 これを受け、監督のバリー・ジェンキンス、キャストのマハーシャラ・アリ、ナオミ・ハリス、プロデューサーのアデル・ロマンスキー、ジェレミー・クレイナー、デデ・ガードナーより、喜びのコメントが到着しました! 本作は、マイアミを舞台に、自分の居場所とアイデンティティを探すある少年の成長を、少年期、青年期、大人になるまでと、3つの時代構成で描いております。ドラッグ、いじめ、父親の不在など、たくさんの傷を負いながらも、強く生きる少年を描いた、映画史に刻まれる、最も切なく、最も純粋な愛の物語です。 |
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◆監督賞ノミネート: バリー・ジェンキンス 【コメント】 アカデミーが「ムーンライト」に関わる素晴らしい人々へ示してくれた愛に、言葉では言い表せないほど感動しています。ノミネート発表の瞬間、私はアメリカから遠く離れたアムステルダムで、異なる文化を持つ人たちと(主人公)シャロンの物語を共有しています。映画には、このように世界中のあらゆる壁を破り、真の人間らしさを教えてくれるパワーがある、まさに今回のノミネーションが意味することなのだと思います。 【プロフィール】 1979年生まれ。本作の舞台になったマイアミ・リバティシティ出身。『medecine for melancoly』(未・08)に続き、今回が長編2作品目となる。ニューヨークタイムズが選ぶ、世界で観るべき20人の監督の一人に選ばれている。 ◆助演男優賞ノミネート: マハーシャラ・アリ ◆助演女優賞ノミネート: ナオミ・ハリス ◆作品賞ノミネート:アデル・ロマンスキー、ジェレミー・クレイナー、デデ・ガードナー (プロデューサー) |
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物語・・・ 学校では“チビ”(Little)というあだ名でいじめられ、麻薬常習者の母親のポーラ(ナオミ・ハリス)からは育児放棄をされているシャロン(アレックス・ヒバート)はマイアミの貧困地域で暮らしている、内気な性格の男の子。生活の中で行き場を失ったシャロンだったが、彼にとっての唯一の救いは、自分の親代わりになってくれる、近所に住む麻薬のディーラーの男(マハーシャラ・アリ)・ホアンとその妻、そしてたった一人の男友達のケビンだった。そんな日々の中、シャロンは、ケビンに惹かれている自分に気づく。しかし、このコミュニティでは、この感情は受け入れてもらえないと、幼いながらも勘づいていたシャロンは、誰にも、もちろんケビンに対してもそのことを伝えられずにいた。そんな時、ある事件が起きて・・・。 本作は、春、TOHOシネマズシャンテ他にて公開です。 |
監督/脚本:バリー・ジェンキンス
エグゼクティブプロデューサー:ブラッド・ピット
キャスト:トレバンテ・ローズ、アッシュトン・サンダース、アレックス・ヒバート、マハーシャラ・アリ、ナオミ・ハリス、アンドレ・ホーランド
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