映画情報どっとこむ TJ 四度のガン手術から生還した夫がアルツハイマー病の妻に贈る、三十一文字のラブレター

八重子のハミング

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『萩・世田谷幕末維新祭り』の前夜に開催する、雑苦葉乱(ざっくばらん)、一夜限りの問わず語り! 「山口県+世田谷」地元を語る交歓トークライブ+出演者各々のパフォーマ ンスにプロデューサーの野村展代さんが登壇して、映画に関する話をされるそうです!(記事:eigajoho.com/?p=52784

映画情報どっとこむ TJ で、気になる物語ですが・・・

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どこからか聞こえてくる男性の声…。「やさしさの心って何?」と題された講演。

演台に立つ、白髪の老人・石崎誠吾。若年認知症を患った妻・八重子の介護を通して、自らが経験したこと、感じたことを語っていく。

「妻を介護したのは12年間です。その12年間は、ただただ妻が記憶をなくしていく時間やからちょっと辛かったですいねぇ。でもある時こう思うたんです。

妻は時間を掛けてゆっくりと僕にお別れをしよるんやと。やったら僕も妻が記憶を無くしていくことを、しっかりと僕の思い出にしようかと…。」誠吾の口から、在りし日の妻・八重子との思い出が語られる。

かつて音楽の教師だった八重子は、徐々に記憶を無くしつつも、誠吾が歌を口ずさめば笑顔を取り戻すことも…。

映画情報どっとこむ TJ 佐々部清監督インタビューが届いています。

1、撮影を終えての感想

今回の映画は山口県を中心に、いわゆる映画会社ではないところから、いっぱいお金集めをして作った映画です。とにかく「県民の方々に参加してもらいたい!」と思っていたんですが、自分たちが考えている以上に沢山の方々に来て頂けました。

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とにかく山口県の、そして萩の方々の〝熱や想い〟をいっぱい頂いた、その事が今はとにかく印象に残っています。

2、映画の見どころなど、これから「八重子のハミング」を観る方に一言お願いします。

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家族の協力のもと、夫婦の思い出をしっかりと力強く歩んでいく誠吾と八重子。山口県・萩市を舞台に描く、夫婦の純愛と家族の愛情に溢れた12年間の物語。

八重子のハミング

山口県先行公開
・10/29(土)~萩ツインシネマ、シネマサンシャイン下関、シネマ・ヌーヴェル(徳山)、宇部シネマスクエア7

・11/12(土)~MOVIX周南、イオンシネマ防府

http://yaeko-humming.jp

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キャスト:
升 毅 高橋洋子 文音 中村優一 安倍萌生 辻 伊吹 二宮慶多 上月左知子 月影 瞳 朝加真由美 井上 順 梅沢富美男

監督・脚本:佐々部 清
原作:陽 信孝「八重子のハミング」(小学館)

プロデューサー:佐々部 清、野村展代、西村祐一
音楽:穴見めぐみ/撮影:早坂 伸(JSC)/美術:若松孝市(APDJ)

録音:臼井 勝/照明:田島 慎/装飾:柳澤 武

編集:川瀬 功(JSE)

記録:山下千鶴/助監督:山本 亮

製作担当:馬渕敦史/スチール:下瀬信雄/ヘアメイク:井手奈津子/衣裳:袴田知世枝/協力プロデューサー:藤得 悦

音楽プロデューサー:原田泰男
エンディング曲:谷村新司「いい日旅立ち」(avex io/DAO) 劇中曲:谷村新司「昴」(avex io/DAO)

製作:Team『八重子のハミング』シネムーブ/北斗/オフィスen

協賛:萩市

特別協力:映画『八重子のハミング』製作支援萩実行委員会/KRY山口放送/ひまわり/ボートレース下関/一般社団法人 徳山医師会/徳山医師会病院/KOUグループ/オフィスレン/Guild/山口銀行/日本作業療法士協会/山口県作業療法士会/長府製作所/日本セレモニー/安成工務店/住吉工業/下関海陸運送/ふるさと下関応援団/高齢者福祉施設 花水木/アフレテオ/全日本空輸

後援:山口県/山口県教育委員会/社会福祉法人 山口県社会福祉協議会
配給宣伝:アークエンタテインメント
映倫:G 120769
2016年/日本/カラー112分/5.1ch
(C):Team『八重子のハミング』

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