映画『シークレット・オブ・モンスター』
が、2016年11月 TOHOシネマズ シャンテほかにて全国公開となります。 そして!この度、本作のオリジナル・サウンド・トラックの発売が10/12(水)に決定しました。 かつてビートルズと人気を二分しながらも、忽然と姿を消した伝説の男・スコット・ウォーカーを、あなたは知っているか? 『ポーラX』以来16年の時を経て、いま圧倒的な映画音楽を完成させた― |
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心理ミステリーの最高峰『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミ監督が「身震いする緊張感、戦慄の映画」と評し、2015年ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ部門で監督賞と初長編作品賞を授与した映画『シークレット・オブ・モンスター』。
ジャン=ポール・サルトルの短編小説「一指導者の幼年時代」から着想を得て、ヴェルサイユ条約締結直前のフランスを舞台に、アメリカから来た政府高官の幼い息子が、やがて狂気のモンスター =”独裁者”へと変貌してしまうまでの謎に迫る怪作。 この度、10月12日(水)に本作のオリジナル・サウンド・トラックが発売することが決定した。そして、本作の映画音楽を担当したのが、伝説のミュージシャン、スコット・ウォーカーだ。 スコット・ウォーカーといえば、60年代にウォーカー・ブラザーズのメンバーとして人気を誇った後、ソロアーティストに転向し、研ぎ澄まされた内向的なサウンドで知られるアーティスト。 今回ウォーカーは、『ポーラX』(99)以来、16年ぶりにスコアを書き下ろしました。 崇高なる映像美に放たれた重厚なサウンドが不気味なほどに恐怖心を駆り立てる。 |
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何もないフランスの田舎町に漂う、何かかが起こりそうな不穏な空気―。まるで美術館にいるような気にさせられる美しい映像を目にしながらも、観客はスコット・ウォーカーが生み出したサウンドによって、言い得ぬ不安な気持ちと向き合うことになる。 映画『シークレット・オブ・モンスター』 原題:the childhood of a leader 11月 TOHOシネマズ シャンテ ほか 全国ROADSHOW 公式HP: |
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物語・・・
戦後処理に追われるフランスで、一人の怪物が目覚めようとしていた。 1918年。 ヴェルサイユ条約締結を目的にフランスに送り込まれた米政府高官。 彼には、神への深い信仰心をもつ妻と、まるで少女のように美しい息子がいた。 しかし、その少年は終始何かに不満を抱え、教会への投石や部屋での籠城など、その不可解な言動の数々に両親は頭を悩ます日々。その周囲の心配をよそに、彼の性格は次第に恐ろしいほど歪み始める―。そして、ようやくヴェルサイユ条約の調印を終えたある夜、ついに彼の中の怪物がうめき声を上げる。 20世紀が生んだ最悪の怪物=”独裁者”生誕の謎に迫る至高の心理ミステリー。 |
監督:ブラディ・コーベット
脚本:ブラディ・コーベット/モナ・ファストボルド
出演:
ベレニス・ベジョ「アーティスト」「ある過去の行方」、
ステイシー・マーティン「ニンフォマニアック」、
ロバート・パティンソン「トワイライト」シリーズ
リアム・カニンガム「ゲーム・オブ・スローンズ」、
トム・スウィート
2015/イギリス、ハンガリー、フランス/英語、フランス語/116分/カラー/
ヨーロピアンビスタ/ドルビーデジタル/G
提供:日活、REGENTS
配給・宣伝:REGENTS