亀井亨監督、平山夢明ら登壇の『無垢の祈り』明日初日舞台挨拶決定

いよいよ今週末10/8（土）より映画『無垢の祈り』がアップリンク渋谷にて公開いたします。

今年9月に開催されたカナザワ映画祭にてプレミア上映され、立ち見も出るなど観客が殺到し、大きな反響を呼んだ『無垢の祈り』。

原作はホラー作家・平山夢明さんの短編集「独白するユニバーサル横メルカトル」に収録されている一編「無垢の祈り」。映像化不可能と言われた作品を亀井亨監督が完全自主製作体制で実写化に踏み切った本作は、虐待・宗教・連続殺人などリミッターを振り切るような容赦ない描写の数々から公開が危ぶまれた、観る側の倫理観を揺さぶる問題作です。

また、10月8日（土）、10月9日（日）に亀井亨監督や原作者の平山夢明さん、キャストらによる舞台挨拶が決定いたしました。

日時・登壇者：
10月8日(土)
16:20の回上映後　
登壇：亀井亨監督、平山夢明(原作)、下村愛(フミの母、カオル役)

18:25の回上映後　
登壇：亀井亨監督、平山夢明(原作)、下村愛(フミの母、カオル役)

20:45の回上映後　
登壇：亀井亨監督、平山夢明(原作)、下村愛(フミの母、カオル役)、三木くるみ（フミの友達・トモコ）、綾乃テン（人形遣い）、奈良聡美（クスオの情婦）、シゲル（アバラくん）

10月9日(日)

16:20の回上映後　
登壇：亀井亨監督、BBゴロー(フミの義父、クスオ役)

18:25の回上映後　
登壇：亀井亨監督、平山夢明(原作)、BBゴロー(フミの義父、クスオ役)

20:45の回上映後　
登壇：亀井亨監督、平山夢明(原作)、BBゴロー(フミの義父、クスオ役)

会場：
アップリンク渋谷（東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1階）

料金：
一般￥1,800/学生￥1,500/シニア￥1,100/UPLINK会員￥1,000
※【R18+】本作では暴力的描写、10歳の少女に対する性的虐待の描写など含まれます。

■詳細・チケット予約は
こちらから.

※10月8日（土）全上映回のオンライン予約分は売り切れましたが、窓口にて弱冠数当日券を販売するそうです。

物語・・・
この世に絶望した彼女が救いを求めたのは、連続殺人鬼だった
学校で陰湿ないじめを受ける10歳の少女フミ。家に帰っても、日常化した義父の虐待が日を追うごとに酷くなり安息の時間もない。母親は、夫の暴力から精神の逃げ場をつくるべく、新興宗教にいっそうのめり込んでいく。誰も助けてくれない――フミは永遠に続く絶望の中で生きている。
そんなある日、自分の住む町の界隈で起こる連続殺人事件を知ったフミは、殺害現場を巡る小さな旅を始める。そしてフミは「ある人」に向けて、メッセージを残した――。

『無垢の祈り』

2016年10月8日（土）アップリンク渋谷ほか全国順次公開

公式サイト:
無垢の祈り

公式Twitter:
@KameiMov

平山夢明（ひらやま・ゆめあき）プロフィール:
ホラー小説家・監修・映画評論・映画監督・ラジオパーソナリティー
1961年、神奈川県川崎市生まれ。法政大学時代はホラー映画の自主制作に熱中。「週刊プレイボーイ」にデルモンテ平山名義でZ級ホラー映画のビデオ評論を手がけた後、93年より本格的に執筆活動を開始。実話怪談『「超」怖い話』『東京伝説』『怖い本』『怖い人』などのシリーズおよび、短編小説も多数発表し、ホラー界のスーパースターとなる。短編『独白するユニバーサル横メルカトル』により、2006年日本推理作家協会賞を受賞。翌年、同名タイトルの作品集は『このミステリーがすごい!』国内部門一位。10年『ダイナー』で日本冒険小説協会大賞を受賞。自作の映像化にも意欲的で、原作、出演、監督をこなしている。