【陸前高田発バリアフリー音声ガイド完成披露試写会】
見れば誰もがハッピーになるタイ映画『すれ違いのダイアリーズ』の今週末からの公開を前に、目の見えない方も楽しめるようにバリアフリー音声ガイドが制作。その吹き替えに、東日本大震災による被害からの復興で、現在バリアフリーの町づくりに取り組んでいる岩手県陸前高田市の小中学生が参加し、昨日、完成した音声ガイドの完成披露試写会が陸前高田で開催されました。 『すれ違いのダイアリーズ』 主催:ムヴィオラ 共催: 陸前高田市、特定非営利活動法人AidTAKATA |
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この日の舞台挨拶には、陸前高田市長、吹き替えに参加した子供たち7名と、タイからかけつけたニティワット・タラトーン監督が登壇。
戸羽市長:完成版を観るのが楽しみ。子供たちがこれから活躍して、陸前高田の復興・発展に関わってもらえれば。 と挨拶。次に登壇した監督は 監督:陸前高田市を訪れることができて嬉しい。今回の企画によって、タイから陸前高田市に“元気になろう”という励ましのエールを送ることができたようで、誇りに思う。 と語りました。続いて、吹き替えを担当者した子供たちが登壇。 |
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ロードショーの映画館ではタイ語・日本語字幕付き上映で、バリアフリー音声ガイドは希望者だけの利用だが、この日はバリアフリー音声ガイドを全員で体験するべく、目が見える人も音声ガイド付きの素材で鑑賞。
上映後には一般観客から「子供たちの吹き替えはすごく上手だった」「ラブストーリーがハラハラして面白かったし、子供たちは可愛いし、誰にでもすすめられる映画」と大好評。 観客と一緒に鑑賞したニティワット監督も 監督:日本語の意味は分からないけど、劇中のタイの子供と陸前高田の子供たちの声が合っていて、とても良い雰囲気だったと思う。 と出来栄えに嬉しそう。陸前高田からバリアフリーを発信する素晴らしいイベントになった。 5/14(土)から全国順次公開される『すれ違いのダイアリーズ』は、いつでもどの映画館でもバリアフリー音声ガイドが利用できるサービスを導入。目が見えない方だけでなく、字幕を読むのに慣れていない子供たちにもぜひ利用してほしいとのことです。 |
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『すれ違いのダイアリーズ』 5月14日(土)よりシネスイッチ銀座、伏見ミリオン座ほか全国順次公開! バリアフリー音声ガイドの利用方法 |
監督・共同脚本:ニティワット・タラトーン
出演:ビー(スクリット・ウィセートケーオ)、プローイ(チャーマーン・ブンヤサック)
英語題:The Teacher’s Diary
2014 年|タイ|110 分
タイ語・日本語字幕付き
配給:ムヴィオラ
©2014 GMM Tai Hub Co., Ltd.