『サラの鍵』原作者タチアナ・ド・ロネのベストセラー小説を映画化したフランス映画『ミモザの島に消えた母』は7月23日よりヒューマントラスト渋谷ほかロードショーとなります。そして、本作が有楽町朝日ホールとTOHOシネマズ 日劇で開催の「フランス映画祭2016」6/24(金)~27(月)への出品と、フランソワ・ファヴラ監督、主演ローラン・ラフィットの来日が決定しました。 | |
フランソワ・ファヴラは2004年に開催されたフランス映画祭で出品された『彼女の人生の役割』以来、12年ぶりにファン待望の来日。
同時来日となる、ローラン・ラフィットは、作家性のある話題作に多数出演するほか、母国ではコメディアンとして演劇界でも成功を収めるなど、マルチな才能を発揮し活躍中。 また、5月11日より開催される第69回カンヌ国際映画祭ではセレモニーの司会を務めることが発表され、大注目を浴びているんです! |
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映画『ミモザの島に消えた母』は、30年前の母の謎の死とその裏に隠された「秘密」を覗き見する、大人のための珠玉のサスペンスであるとともに、心の解放と救いを得ていく姿を描いた上質な人間ドラマ。
主人公アントワンを演じるのはローラン・ラフィット、共演に『人生はビギナーズ』のメラニー・ロランなどフランスの実力派俳優を迎え、待望の映画化。引き潮時に数時間だけ海中から現れる、本土と島をつなぐ全長4.5キロメートルの砂州「パッサージュ・デュ・ゴア」をはじめ、木々や太陽に照らされた美しい海が広がる、フランス大西洋岸に位置するノア・ルムーティエ島。自然豊かな西仏らしい景色なども見どころのひとつです。 映画『ミモザの島に消えた母』 は7月23日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショー。 |
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気になる物語は・・・
西仏「ミモザの島」の海に消えた美しき母。傷を抱えた息子。目を背ける妹。そして頑なに口を閉ざす父と祖母。家族に隠された禁断の秘密とは。 30年前、冬に咲く小さな花から通称「ミモザの島」と呼ばれる島の海で、一人の若い女性が謎の死を遂げた。40歳になった今でも、愛する母を失った喪失感から抜け出せないアントワンは、真相を突き止めようとするが、何故か家族は“母の死”について頑なに口を閉ざす。 果たして当時、何があったのか?恋人のアンジェルや妹アガッタの協力を得て、ミモザの島を訪れたアントワンは、自分が知らなかった母のもう一つの顔、そして家族が隠し続けてきた衝撃の真実に辿り着くのだったが。
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監督:フランソワ・ファヴラ
(2004年仏映画祭出品「彼女の人生の役割」)、
原作:タチアナ・ド・ロネ(「サラの鍵」
撮影監督:ロラン・ブリュネ(「クロワッサンで朝食を」「セラフィーヌの庭」)
音楽:エリック・ネヴー(「インティマシー/親密」「海をみる」)
キャスト:ローラン・ラフィット『ムード・インディゴ うたかたの日』、メラニー・ロラン『人生はビギナーズ』、オドレイ・ダナ『君を想って海をゆく』、ウラディミール・ヨルダノフ『恍惚』、ビュル・オジエ『夜顔』
2015年/フランス/フランス語/101分/カラー/シネスコ/5.1ch
原題:BOOMERANG
配給:ファントム・フィルム