ハリウッドに嫌われながらも偽名でアカデミー賞Rを2度も受賞した稀代の脚本家ダルトン・トランボの生涯を描いた、『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』が、 7月22日(金)より TOHOシネマズシャンテ他にて全国公開となります。

1940~1950年代にハリウッドを震撼させた赤狩り(共産主義者狩り)によって、長らく偽名での創作活動を強いられたトランボが、愛する家族の支えを得て不屈の闘いをくり広げる姿を丁寧につづった作品。

彼はそして『ローマの休日』『スパルタカス』『パピヨン』を仕掛け『ジョニーは戦場へ行った』を撮った男なんです。

激動期のハリウッドの内幕をきめ細やかに描くとともに、言論や思想の自由という時代に通じるテーマを追求した映像世界はエンターテインメントとしても一級品で、観る者にかけがえのない発見と感動をもたらしてくれます。

そして今回、トランボの壮絶な闘いが凝縮された予告映像が公開です!

かつてハリウッドで最も優れた脚本家と評判だったダルトン・トランボ。

ソ連との冷戦下、共産党主義者を弾圧する赤狩りの矛先がハリウッドにむけられ、彼はその標的となってしまう。

「自由を取り戻すぞ!」

と固い信念を貫いた主人公トランボを演じるのは、本作にてアカデミー賞R主演男優賞にノミネートされたブライアン・クランストン。型破りでユーモアに満ちたトランボの生き様を見事に体現しています。

何かとトランボを目の敵にする、ゴシップコラムニストのヘッダ・ホッパーを旦争優ヘレン・ミレンが嫌味たっぷりに熱演。

「他に隠れて書いた名作は?」

とトランボを凄まじい目つきで問い詰める。また、トランボの知られざる家族との絆についても本作で明かされる。熱心な映画人として生涯を映画に捧げた彼だが、常にその支えとなっていたのは、他でもない家族の存在だった。

赤狩りが周囲の人たちも容赦なく巻き込み、どんな影響を与え、代償を払わされたかを細かく描いている点も、今の時代だからこそ、観ておきたいところ。
トランボ

物語きになります?

第二次世界大戦後、赤狩りが猛威をふるうアメリカ。その理不尽な弾圧はハリウッドにもおよび、売れっ子脚本家トランボは議会での証言を拒んだという理由で投獄されてしまう。やがて出所し、最愛の家族のもとに戻るトランボだったが、すでにハリウッドでのキャリアを絶たれた彼には仕事がなかった。しかし友人にこっそり脚本を託した『ローマの休日』に続き、偽名で書いた別の作品でもアカデミー賞 Rに輝いたトランボは、再起への道を力強く歩み出すのだった。

スターチャンネル 30周旧記念作品

『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』
原題:TRUMBO

公式サイト: trumbo-movie.jp

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監督:ジェイ・ローチ
脚本:ジョン・マクナマラ
原作:ブルース・クック
(『トランボハリウッドに最も嫌われた男』世界文化社刊 )
出演:ブライアン・クランストン、ダイアン・レイン、エル・ファニング、ヘレン・ミレン

2015年/アメリカ映画/
上映時間:124分/字幕翻訳:李静華
Presented by スターチャンネル
配給:東北新社
c2015 Trumbo Productions, LLC. ALL RIGHTS RESERVED
Photo by Hilary Bronwyn Gayle

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