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公開記念舞台挨拶
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キャスト&監督登壇
また出口は、事故によって小指をケガしてしまうシーンが印象に残ったという。「序盤から指をケガするんですけど、(その後の撮影では)ずっと指を折ったまま過ごしていたので、痺れちゃって。一日中『痺れた~』と言っていました」。 さらに吉田が「監督をはじめとするスタッフの皆さんのテンションが現場ですごく高くて。監督もいいシーンが撮れたら『最高!』と叫んでくれるので、演じる側もテンションが上がりました」と述懐。 そんなキャスト陣を見守っていた児山監督は「毎日が刺激的でしたが、ボウリング場で初めて3人が共演するシーンでは、ずっと遠目で吉田さんがニコニコしながら見ていて。『芸能人がいますね』と言っていて。可愛らしいなと思ったのは覚えています」と振り返ると、吉田も「キラキラしてたんですよ、お二人(南と出口)が話しているところが。私が出るシーンはまだ先だったので、端の方でボウリングの椅子に座りながらふたりの演技を見させてもらって。キラキラしているのを目の前で見れて、毎日、本当に目が幸せでした」と笑ってみせた。 本作の劇中で「人生の第二部が始まる」というセリフがあったことにちなみ、登壇者たちが新たに始めたいこと、挑戦したいこと、について質問された南は「ゴルフです。去年から始めてはいるんですけど、まだ初心者中の初心者なので、もっと上手くなりたいなと思っています」とコメント。 さらに出口が「体力作りです。体力がないので、階段を登るだけでハァハァしちゃって。わたしはいろんな作品で走ることが多いのですが、すぐ疲れちゃうので、今年の目標にします。まずは歩くことから始てみます。散歩ですかね。その方が長続きしそう」と続けると、吉田も「昨年、SNSで来年はじめたいこと、というのを発表した時に、編み物と言っていました。今、3作品作ったんですけど、まだ全部ポーチなので。次はバッグとか、もっと大きいものを作っていきたい」とコメント。すると南と出口が「ほしい!」と目を輝かせ、そのふたりの様子に吉田も笑顔で「がんばる。自分用もつくって、おそろいにします」と返すなど、仲の良さを見せつけた。 そしてこの日は、サプライズで児山監督から手紙を送られた。「親愛なるオール・グリーンズへ」という書き出しからはじまったその手紙には、登壇者たちに向けた感謝の思い、さらに彼らと仕事ができたことがいかにしあわせだったか、という撮影現場での思いがせつせつとつづられ、「比喩表現でもなんでもなく、今日のことは一生忘れないと思います」という言葉で締めくくられていた。そして登壇者たちもその手紙につづられた熱い言葉の数々を、真剣な眼差しで耳を傾けていた。 そんな手紙について南も「嬉しいです。やっぱりこの映画をいいものにしたい、面白いものにしたいと、キャスト・スタッフ含め全員がそう思って。それがこうやって形になったことも嬉しいですし、その思いがちゃんと監督に伝わっていたことが嬉しいなと思います」と感激した様子。 また出口も「監督が現場で『何でもやっていいよ』感をずっと出してくださっていて。それがあったから私も堂々とできたなとすごく思うので、本当に感謝しています。あとはこの3人で1ヶ月くらい過ごして、なんだろうあの居心地の良さは……お二人に感謝しています」と語るなど、南と吉田にあらためて感謝の言葉を告げるひと幕もあった。 さらに吉田も「私は本当にこの作品では、ただただ、そこにいさせてもらっただけだと思ったくらい。それくらい皆様がプロフェッショナルでしたし、熱みたいなのをすごく感じて。私自身も成長しなきゃとすごく思わされた作品なので、まずこのチームに、そして作品に出会わせてくれた監督に感謝しかないです」と感謝のコメント。 この日は終始、こうした手紙は苦手だと強調していた児山監督だが、それでもあえてこの手紙をつづってみたことに、「実際文章にしてみて、自分はこんな風なことを思っていたんだと。皆さんの前で伝えるべきことなのかどうかは今だに僕はわかりませんが。でも皆様に伝えることができたんで、そこは本当に感謝しています」としみじみと語った。 そして最後のコメントを求められた出口は「何かにつまづいた時や、悩んだ時は、美流紅の台詞みたいに『…とかなるわけないだろ!』と思いながら前に向かって頑張ってほしいなと思います。本日は本当にありがとうございました」とあいさつ。 さらに南も「私も日々生活している中で、どこにも行けないなとか、何にもなれないなと思う瞬間が本当にたくさんあって。そう思う瞬間がある方ってたくさんいると思うんです。だからそういう方にこの映画が届けばより意味のあるものになるんじゃないかなと思っていますし、この作品は私にとって思考を続けること、辞めないことの大切さを教えてくれた作品だったなと思います。キャスト・スタッフの全員のこの作品への愛とエネルギーがこもった作品だと思っているので、それを感じていただけたら嬉しいです」とコメント。 最後に児山監督が「頑張ったらいい映画ができる、というのは幻想で、頑張ってもいい映画ができないことがほとんどだと思います。でも面白い映画っていうのはすべからくみんなが頑張っている。そういう意味では『万事快調』は胸を張って面白い映画になったと送り出すことができる映画になりました。たくさんの人に見てもらわないと、この映画は簡単に劇場で存在しえなくなってしまうので、面白いと思った方は宣伝していただけるとうれしいです」と会場に呼びかけ、イベントを締めくくった。
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『万事快調〈オール・グリーンズ〉』
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原作:波木銅「万事快調<オール・グリーンズ>」(文春文庫)
監督・脚本・編集:児山隆
出演:南沙良 出口夏希 / 吉田美月喜 羽村仁成 黒崎煌代 / テイ龍進 松岡依都美 安藤裕子 / 金子大地
主題歌:NIKO NIKO TAN TAN 「Stranger」 (ビクターエンタテインメント/Getting Better)
公開表記:全国公開中
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
©2026「万事快調」製作委員会
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