現在愛媛県にて開催中の松山映画祭2015(11月14日~12月6日)。

故・森田芳光監督の輝かしい伝説の幕開けとなった劇場デビュー作『の・ようなもの』の35年後が、森田作品ゆかりの豪華キャスト、スタッフにより完全オリジナルストーリーで映画化された『の・ようなもの のようなもの』(2016年1月16日全国公開)の上映前に舞台挨拶が行われ、この日できたばかりのお揃いの法被を着た主演の松山ケンイチ、杉山泰一監督に加え、デビュー当時から森田芳光監督とタッグを組んできた三沢和子プロデューサーが登壇しました。

日程:12月2日(水)
会場:愛媛県 シネマサンシャイン衣山
登壇者:松山ケンイチさん、杉山泰一監督、三沢和子プロデューサー

の・ようなもの-のようなもの01

杉山監督:監督への恩返しの想いをこめ、本作を撮りました。キャストもスタッフもみんな同じ想いをもって関わってくれました。そう言いながらも、前作を観ていないひとでも十分に楽しめる作品になっておりますので、今日は楽しんで下さい!

と挨拶。

三沢プロデューサー:とにかく森田は松山が大好きで、映画のキャンペーンがあればなにがあっても大阪に行かなくても、松山には来るほど、毎回お邪魔しておりました。電車が好きなものですから、みかん電車も大好きで、そんなわけで松山が大大大好きな森田なんです。一般の試写会は(TIFFを除いて)一切していないので、最初に観て頂けるのが松山の皆さまということが、多分森田本人もすごく喜んでいると思います。

と、森田監督と松山市のエピソードを交えつつ、会場の笑いを誘いました。

松山さん:落語家の青春映画という感じで、すごく見やすいと思うし、いろんな方に好かれる作品。この映画を観終わったあとにぜひ『の・ようなもの』を観てほしいと思ってます。いかに35年という月日が長かったのか、伊藤克信さんを観て感じていただきたい(笑)!35年前の続編ができることって、奇跡なんです!

と熱弁。森田監督が亡き後、キャスト、スタッフが酒の席で、皆で映画撮りたいと、タイトルが先に浮かんでスタートしたという本作。

三沢プロデューサー:いろいろこねくり回して考えたものじゃなくて、みんなの気持ちでできたもの。

と語りました。

の・ようなもの-のようなもの02

物語・・・
舞台は古き良き下町、谷中。生真面目なばかりでさえない落語家・志ん田(しんでん)が、落語を捨て気楽に生きる兄弟子・志ん魚(しんとと)と出会い、悩みながらも自分らしく生きる楽しさを知っていくー。落語を続けるのが幸せ?やめて新しい道を探す?好きなあの娘との恋は?いくつもの人生の岐路に立たされた志ん田が出した答えとは?

の・ようなもの

公式サイト:no-younamono.jp

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松山ケンイチ 北川景子
伊藤克信 尾藤イサオ でんでん 野村宏伸
鈴木亮平 ピエール瀧 佐々木蔵之介 塚地武雅
宮川一朗太 鈴木京香 仲村トオル 笹野高史 内海桂子
三田佳子

原案:森田芳光
監督:杉山泰一 脚本:堀口正樹
企画協力:ニューズ・コーポレイション
制作プロダクション:FILM
配給:松竹
(C)2016「の・ようなもの のようなもの」製作委員会
   

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