映画情報どっとこむ ralph

ベニー・サフディ監督来日

 
本作は、日本中を熱狂の渦に巻いた総合格闘技の祭典〈PRIDE〉の創成期、“霊長類ヒト科最強”と恐れられた伝説の格闘家マーク・ケアーの知られざる軌跡を描く〈実話〉。
 
主人公のケアーを演じるのは、プロレスラー“ザ・ロック”として不動の人気を獲得した後、ハリウッドのトップスターに上り詰めたドウェイン・ジョンソン。2002年にHBOにて製作された同名ドキュメンタリーを鑑賞し深く感銘を受けたことから自ら映画化権獲得に動き、主演兼プロデューサーを務めている。これまでのタフなイメージを覆す繊細な演技が高く評価され、ゴールデングローブ賞主演男優賞(ドラマ部門)に初めてノミネートを果たしただけでなく、名匠クリストファー・ノーランからも「信じがたい演技」という絶賛を受けた。ケアーの恋人ドーンを演じるのは、『オッペンハイマー』で第96回アカデミー賞Ⓡ助演女優賞にノミネートされた実力派のエミリー・ブラント。さらに現役格闘家のほか、大沢たかお、布袋寅泰ら日本人キャストも出演する。監督はこれまで“サフディ兄弟”として『グッド・タイム』『アンカット・ダイヤモンド』などを手掛けてきたベニー・サフディ。本作が単独での初監督作品ながら第82回ヴェネチア国際映画祭で銀獅子(監督受賞という快挙を達成。リアリズムを追及した映像で、人間が持つ「脆さと再生力」を鮮明に映しだす。
 
この度、本作の公開に先駆けてベニー・サフディ監督が来日。
日本最速試写会トークイベントを実施しました。
スマッシング・マシーン
 
日本最速試写会トークイベント
日時:3月31日(火) 
会場:IMAGICA 第1試写室
登壇:ベニー・サフディ監督
 

映画情報どっとこむ ralph

ベニー・サフディ監督来日

 
満席の会場に登場したサフディ監督は「この作品を日本へ届けられるのはとても意義深いことです。半分以上が日本が舞台になっているし、舞台となった90年代後半から00年代初頭の日本を誠実に描こうと思っていました。僕のキャリアの中で一番楽しく製作できた作品です。」と、舞台となった日本への愛を明かしながら笑顔で挨拶。
スマッシング・マシーン
ドウェイン・ジョンソン自らが企画し、プロデュースと主演を務めた本作のプロジェクト始動について「基になったドキュメンタリーを観て、マーク・ケアーという男にすぐに興味が湧きました。とても強いけれど、それとは裏腹に物腰がとても柔らかくて、内に優しさを秘めているんだ。」と本作のモデルとなったマーク・ケアーの魅力を力説。そんなケアーをドウェインが演じるということについて「ドウェインを知るにつけ、最高で最強の芝居を観せてくれると思ったんだ。彼だったら、ケアーの誠実さ、ユーモア、人としての美しさを再現できる。」と確信したことを明かしている。

しかし、本作の製作は一時暗礁に乗り上げたこともあったとか。その危機を救ってくれたのがケアーのパートナーであるドーン役を演じたエミリーだったそうで「『オッペンハイマー』で共演していたときに、ドウェインと仲良かったよね?彼のために特別な作品を作りたいと思っているんだ。」とエミリーからドウェインに話しを繋いでもらったまさかのエピソードを告白していた。

実はそんな『オッペンハイマー』を監督したクリストファー・ノーランは、本作でのドウェインの演技を絶賛している。トークイベントでそのことについても触れられると、サフディ監督は「(ドウェインは)抑えた演技でありながら、視線一つで1000の言葉を語るぐらい雄弁な演技を魅せています。自分も俳優としてこんな演技をしたいと思うほどです。今回は、現場で起きていることをリアルに、生々しく捉えることを意識していたので、彼ともそこは話しあいながら撮影に臨みました。」と語り、ドウェインの新境地と言える熱演を絶賛。「期待通りの刺激的な映画になっていると思います。」と作品への手応えも明かしつつ「(ドウェインが演じるケアーを通して)この人として生きるのはどんな感じなのか、それを、まるで自分が生きているかのような感覚で味わえるはずです。笑いも喜びも、そして悲しみも、自分の記憶として受け取れる作品になっていますし、それを意識して撮影しました。」と撮影の裏側ついても明かし、マーク・ケアーと同時期に格闘家“ザ・ロック”として活躍していたドウェイン・ジョンソンが自ら本作の製作を手掛け、そして主演を演じたことの大きな意味を語っていた。

2024年7月に日本各地で撮影を行っていた本作。日本での撮影について聞かれると「リングの作り込みからロッカールームに置かれたポカリに至るまで、丹念に、誠心誠意を込めて作り込みました。当時はタングステンの電球を使っていたという情報をもとにその電球を実際に使ったりして。僕自身も格闘技ファンなので、正真正銘のPRIDEを再現したつもりです。」と格闘技愛を持って撮影に挑んでいたそう。ケアーを支えるトレーナーとして本人役で出演し、当時のPRIDEを実際に知るバス・ルッテンも「「当時にタイムトラベルしたようだ」と言ってくれたんだ。」と笑顔を見せていた。そんなPRIDEにとって欠かせないPRIDE主催者の榊原信行役を演じた大沢たかおについては「即座に榊原さんの雰囲気を纏っている方だと感じました。どっしりしていて落ち着いていますし、日本の人たちからもリスペクトを集めている方に演じて欲しいと思っていたので、まさにぴったりでしたね。」と称賛の言葉を贈っている。
スマッシング・マシーン
日本での撮影にもこだわりを持って臨んだ本作の撮影には、大沢以外にも、光浦靖子、石井慧、布袋寅泰などの日本人キャストが多数出演している。劇中でふとした瞬間に映し出される街の風景や控室で流れる曲など、約20年前の日本の様子がありありと浮かび上がってくるシーンは格闘技ファンならずとも見逃せないポイントだ。

最後には、監督自らの希望で急遽来場者全員へサインタイムが。歓声が湧き起こる場内を周り、一人ひとり丁寧にサインを贈る様子は監督自身の人柄が現れていて、来場者からも大きな拍手が沸き起こる盛り上がりに。
スマッシング・マシーン
スマッシング・マシーン
最後には「映画をぜひエンジョイしてほしいし、浸って欲しいと思っています。人生の小さな瞬間が大きな意味を成すこともあると気付ける映画になっています。」と興奮冷めやらぬ場内に向けてメッセージを投げかけ会場を後にした。
 

映画情報どっとこむ ralph

『スマッシング・マシーン』

 
5月15日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
 
公式HP:
@smashingmachine/ 
 
公式X:
@A24HPS
 
#スマッシング・マシーン
 
 
物語・・・
1997年の総合格闘技デビュー以降、無敗のまま頂点へと駆け上がったマーク・ケアー(ドウェイン・ジョンソン)。UFCでの連覇を経て、 日本のPRIDEでも快進撃を見せると「霊長類ヒト科最強の男」の異名で恐れられる存在となる。しかし勝利を重ねるほどに、その重圧は彼の心を静かに浸食。同棲する恋人ドーン(エミリー・ブラント)との関係も次第に悪化していき、鎮痛剤への依存を深めていく。やがて初めての敗北を喫した“最強の男”は、ついに自らの弱さに向き合い、人生の再起をかけもう一度リングに挑むことを決意する―。
 
スマッシング・マシーン

***********************************

監督・脚本:ベニー・サフディ
出演:ドウェイン・ジョンソン、エミリー・ブラント、ライアン・ベイダー、バス・ルッテン、オレクサンドル・ウシク ほか
2025年|アメリカ|原題:The Smashing Machine|上映時間:123分|字幕翻訳:佐藤恵子|映倫:G
配給:ハピネットファントム・スタジオ ©2025 Real Hero Rights LLC

関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ