映画情報どっとこむ ralph

ファーストピッチ@甲子園

 
2013年、阪神タイガースにドラフト2位指名され、翌年からプロ野球界でプレーした、横田慎太郎選手の自著「奇跡のバックホーム」と、彼が2023年に28歳でその生涯を閉じるまで、母・まなみさんら家族と共に闘い続けた人生の軌跡を描いたノンフィクション「栄光のバックホーム」を映画化した『栄光のバックホーム』が、11月28日(金)より全国にて公開となります。
 
野球を愛し、野球に生きた横田選手と、どんな時も彼を優しく見守り支え続けてきた母・まなみさんの姿が、観る者の心を打つ感動の《実話》の映画化。
  
11月28日の劇場公開に先立ち、阪神タイガースの本拠地・阪神甲子園球場で行われた、阪神タイガース対中日ドラゴンズ戦のファーストピッチセレモニーに、主人公・横田慎太郎役の松谷鷹也と、母・まなみ役の鈴木京香、秋山純監督が登場した。
栄光のバックホーム
 
ファーストピッチ@甲子園
日付:9月26日
場所:甲子園
登壇:松谷鷹也、鈴木京香、秋山純監督
 

映画情報どっとこむ ralph

松谷鷹也、鈴木京香、秋山純監督

 
奇しくも9月26日は、6年前に横田慎太郎選手の引退試合で“感動のラストプレー”を魅せた記念すべき日。ファーストピッチのアナウンスがされると、場内は熱気に包まれた。実は松谷はプロ野球選手だった父を持つ元高校球児で、高校生の時にはあの大谷翔平と戦った実績もあるとだけあって、その投球にも自ずと期待が高まる。
  
横田慎太郎さんの背番号「24」の阪神タイガースのユニフォームを着用し、横田選手本人から譲り受けたグローブを手にした松谷と鈴木、秋山監督が登場すると、スタジアムを埋め尽くす大観衆から大きな拍手が。3人は笑顔で手を振ってこたえました。
 
マウンドへ向かった後、何かを語りかけるようにバックスクリーンを見つめる松谷。その姿を見守っていた鈴木がマウンドに歩み寄り、松谷にボールを手渡しました。想いを込め、意を決したように投げる松谷。矢のようなストレートがキャッチャーミットに吸い込まれると、場内の観客からは驚きの声と大きな拍手が沸き起こりました。
『栄光のバックホーム』『栄光のバックホーム』『栄光のバックホーム』『栄光のバックホーム』『栄光のバックホーム』
 
ファーストピッチセレモニーを終えた松谷は「甲子園は高校時代から憧れていた場所」だったことを明かし、「甲子園のマウンドで投げられたことは信じられない気持ちです」と感無量の面持ち。「今日、9月26日は横田さんが引退試合で奇跡のバックホームを決めた特別な日だったので、タイガースファンの方や慎太郎さんの思いも背負って、慎太郎さんの分まで投げようと思いました」と目に涙を浮かべながら今日のファーストピッチに込めた思いを語り、「無事にストライクが入って安心しました」と一安心した様子。
『栄光のバックホーム』
また、「僕はずっとピッチャーだったので、「ピッチャー用のグローブで野球の練習をしている」ことを慎太郎さんに伝えたところ、「僕が使ってた外野用のグローブで練習してください」と手渡された」そうで、「撮影でも使わせてもらっていたので、今日も使わせていただきました」と横田選手に見守られながらマウンドに立っていたことを明かした。
 
実際に甲子園のマウンドに立った松谷は「ずっと憧れていた場所だったので、マウンドに立てたことも嬉しいですし、投げさせていただいて感謝しています」と感謝の思いを述べ、甲子園のグラウンドについて鈴木は「歴史と伝統を感じました。皆さんの憧れの場所なので、そんな場所に立つことができて幸せでした」と振り返りました。
『栄光のバックホーム』
秋山監督も「今日という日が来ることをずっと夢見ていたので、胸がいっぱいですし、慎太郎さんにありがとうございます」と感謝の思いを語りました。
 
最後に、監督が「横田慎太郎さんの生きた証を全ての世代の方に観ていただきたい。この映画を観て力をもらってくれたら嬉しいです」とこの映画に込めた思いを語り、松谷が「家族の絆を感じられる作品なので、野球ファンだけではなく、たくさんの方に観ていただいて、横田慎太郎さんという素晴らしい人がいたことをたくさんの方に知っていただくきっかけになれば」と熱く語った。そして、鈴木が「自分の好きなこと、大切なことに一生懸命打ち込むことが大事なことだと慎太郎さんが教えてくれているような気がします。夢を見ている方の励みになる素敵な作品です」と作品をPRした。
 

映画情報どっとこむ ralph

『栄光のバックホーム』

 
幻冬舎フィルム 第一回作品
 
11月28日(金) TOHOシネマズ 日比谷 他 全国ロードショー
 
公式HP:
@eikounobackhome/
 
公式X:
@backhome24movie
 
公式Instagram:
@backhome24movie
 
主人公の横田慎太郎選手を演じるのは、元高校球児でもある新人・松谷鷹也。そして、W主演を務めるのは慎太郎の母・まなみ役を演じる名優・鈴木京香。揺らぐことのない息子への愛を強く、優しく演じます。阪神タイガースの先輩選手・北條史也役に前田拳太郎、慎太郎の想い人・小笠原千沙役に伊原六花、そして、慎太郎の姉・真子役に山崎紘菜、スポーツ紙の野球担当記者・遠藤礼役を草川拓弥と、旬な若手演技派が顔を揃えました。さらに、阪神タイガースのスカウト・田中秀太役を萩原聖人、慎太郎のトレーナー・土屋明洋役を上地雄輔、掛布雅之役を古田新太、金本知憲役を加藤雅也、大阪の大学病院の主治医・鍵山博久役を小澤征悦、鹿児島の隣人・澤居修役を平泉成、神戸の大学病院の主治医・沼田徹役を田中健、神戸のホスピスでの担当医師・門倉勉役を佐藤浩市、阪神タイガース二軍監督・平田勝男役を大森南朋、慎太郎と交流の深かった川藤幸三役を柄本明、そして、慎太郎に多大な影響を与えた元プロ野球選手の父・真之役を高橋克典という本格実力派俳優陣が演じます。
 
主題歌は横田慎太郎選手の登場曲であり、闘病中の心の支えとなった、ゆずの「栄光の架橋」。阪神が18年ぶりのリーグ優勝を決めた2023年9月、甲子園球場で4万人の観客が慎太郎に向けて大合唱した不朽の名曲です。
野球に生き、仲間に支えられ、家族に愛され28年の生涯を駆け抜けた横田選手と、彼を支え続けてきた人たちの実話の、感動の映画化です。
栄光のバックホーム
 

***********************************

製作総指揮 : 見城 徹 / 依田 巽
原作 : 「奇跡のバックホーム」横田慎太郎(幻冬舎文庫)
「栄光のバックホーム」中井由梨子(幻冬舎文庫)
脚本 : 中井由梨子
企画・監督・プロデュース : 秋山 純
出演 :
松谷鷹也 鈴木京香
前田拳太郎 伊原六花 ・ 山崎紘菜 草川拓弥
萩原聖人 上地雄輔
古田新太 加藤雅也 小澤征悦
嘉島 陸 小貫莉奈 長内映里香 長江健次 ふとがね金太
平泉 成 田中 健
佐藤浩市 大森南朋
柄本 明 / 高橋克典
主題歌 : 「栄光の架橋」ゆず(SENHA)
ゼネラルプロデューサー : 三田真奈美  プロデューサー : 小玉圭太
協力 : 阪神タイガース
特別協力 : 東宝
配給 :ギャガ
制作 :ジュン・秋山クリエイティブ
©2025「栄光のバックホーム」製作委員会
関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ