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初日舞台挨拶

若手発掘育成と地方創生を目的とした「私の卒業プロジェクト」。今年は新潟を舞台に第5回目となる『こころのふた〜雪ふるまちで〜』がユナイテッド・シネマ新潟にて絶賛公開中、6月14日(金)よりユナイテッド・シネマ豊洲他にて全国順次公開となります。

この度、ロケ地である新潟のユナイテッド・シネマ新潟で3月29日(金)に初日舞台挨拶を行いました。地元NGT48で活躍する小越春花、今森茉耶らが登壇し、本作の見どころをおぼつかないながらも頑張って観客に伝えました!
『こころのふた〜雪ふるまちで〜』
初日舞台挨拶
日付:3月29日(金)
劇場:ユナイテッド・シネマ新潟
登壇:小越春花、下川恭平、渡邉多緒、今森茉耶、草野星華、美波

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小越春花、今森茉耶らが登壇

本作は、新潟でずっと撮影され、1番最初に新潟にて公開となったことに対して、「新潟の皆さんにとってもまず観ていただきたいなってすごく思っていて。それは、新潟の本当に馴染みのある風景がこう、スクリーンに描かれたりとか、私は普段アイドルをしているんですけど映画を通して新潟の魅力を伝えられるのはとてもうれしい」と地元NGT48で活躍する小越は新潟での公開について語った。
『こころのふた〜雪ふるまちで〜』
続けて下川が、「この映画を撮影したのはそもそもまだ1ヶ月半くらい前で、まだなんかあんまり実感が湧き切ってなかったんですけど、こうして劇場で皆さんにお会いすると、やっとここまできたんだなと。」オーディションが始まってから本日公開して新潟の思い出を語った。
MCが渡邉に振ると「はい。あれ。なんでしたっけ?質問…。」と初々しい姿に会場一同笑いに誘われた。なぜなら「下川以外はみんな、実は初めての映画出演ということもあり、おぼつかない部分もあるけども」とMCが補足。
次にお気に入りのシーンについてという話題になると目を背けた、今森にいきなりMCが当てると他の登壇者から頑張れという声援をもらいながら「ヒロイン役の高校生が涙を流すシーンが好きでした。」と語った。『こころのふた〜雪ふるまちで〜』プロデューサーの高石(MC)は、「たまたま僕は脚本書いてる時に、ちょっとあれこれみんな泣いてしまうなと思いながら、4人が泣くシーンを作ろうっていう風に、思い初めて作ったんですけど、本当に彼女たち頑張ったんで、ぜひちょっとそこは観ていただきたい。ぜひ注目していただきたいなと思います。」と制作秘話を語る。

同じ質問を草野に振ると「お気に入りのシーン…。」と悩む姿に「みんな話聞いてないよね。」とつっこむ。それに草野は、『こころのふた〜雪ふるまちで〜』「だって前の話を聞いていると」と舞台挨拶に慣れていない雰囲気が伝わる一面も。
美波は、同質問に小越演じる愛佳役と下川演じる学役の二人のシーンで脚本を読んだときに「一番共感できて、一番観ていただきたい」と絶賛した。『こころのふた〜雪ふるまちで〜』
私の卒業第5期は、地方の文化を紹介するという意図もあるということで実際に今森が新潟の文化の芸妓を体験したという。「お稽古をさせていただいたんですけど、すごく難しかったです。なんか、この、この姿勢をずっと、保ったまま、踊らなきゃいけないんです。」と実際にその難しさを披露した。また美波は、新潟の金型工場での働く従業員と素晴らしい技術と作品に感動したと語る。
最後にMCから急遽本日「この映画を一言で現すと」というお題をお昼ぐらいに伝えたと語ると登壇者一同は、「1時間もないです」と急な振りだったことを明かす。そして「草野から」とMCが振ると「なんでやねん」とMCにツッコみながらも「明日の自分への期待」想像以上の回答に会場から大きな拍手が響き渡る。草野の真衣役は、自身の未来にあまり期待をしてない役でありどこに向かうんだろうって考えない方が楽だよというセリフが、最初台本をいただいた時にどう言おうと考えて、未来の自分に期待をしてないセリフなのか、それとも優しさのセリフなのかと考えた時に、私はこの時は期待をしてないと自分で言ったんですね。それは、本作を通していく中でどんどん心の蓋が開いていく、そんなのがきっと描かれてるなと思ったので、これにしました。」と短時間に関わらず、見事な回答をした。
『こころのふた〜雪ふるまちで〜』
渡邉は、「いろんな蓋」と答える。「鍋にある蓋は1つしかないと思うんですよ。大きい蓋もあったり、小さい蓋もあったり、人それぞれの蓋があると思うんです。それをキャラクターそれぞれで、いろんな大きさのいろんな形の蓋をどう開けていくかっていうことだと思うんですよね。」と実は本作のタイトルが“こころのふた”とかけて「蓋を開けるみたいなこととか、ドアを閉めるとか、そういうところにちょっと心の描写ができないかっていうことを入れ込んでます。ぜひちょっと見つけていただけたらと思います。」と渡邉の回答にMCのプロデューサーが補足した。

下川は、「やってみたいで溢れる未来に」と回答。「実際に高石さん(MCのプロデューサー高石)が問題視している人口減少社会だったりを今回このテーマに映画が作られているんですけど、そこの役割を担うのが学くんなんですけど、後半のセリフでやってみたいで溢れる社会を作りたいっていうセリフはあるので、そこを切り抜かせていただきました。」と自身の役のセリフを選んだ。
美波は、「その踏み出した一歩で未来は変わっていく」と回答。「高校生たちが今後自分のやりたいことに悩み、そこで葛藤していく姿とかを色々劇中で描いてるんですけど、やりたいことって年代関係なくどの世代の人たちにも当てはまるんじゃないかなって思っていて。大人になったら色々仕事とか環境とかでなんか好きなことできないっていうが作られてしまってるんですけど、そういう時にこの作品を見て、少しでもなんか背中を押せたらなと思ってこのキャッチコピーにしました。」と本作ならではの回答をした。
今森は「添える」と回答。「辛くても前に進もうとしてるからこそ、心の負担を隠したり、それでも助けられたりと思ったので添えられる?」と緊張しつつも回答した。
そして最後に小越が回答する前にMCのプロデューサー高石が「ちょっと余談なんですけど、小越さんに移動中にこの映画のキャッチコピーなんだと思う?」と聞くと、小越は、「車内もどこにも逃げられない空間で、追い詰められていたんですよ」とエピソードを明かす。『こころのふた〜雪ふるまちで〜』そして「蓋っていうワードがすごくインパクトがあるじゃないですか。蓋と思った時に鍋が自分の中では出てきまして。なので、その、鍋は出来たてが1番」と全く意図していない回答に驚いたというかわらしいエピソードも明かした。そして最後に「色んな、それぞれの登場人物の思いがあって、ぶつかる壁があって、悩みがあって、全部こう煮込んだ作品になっているんですよ。」と結局鍋の話をしつつも「観てくれたら分かります」と最後に締め括った。

また本作は、することが発表され、キャスト及び場内は一同大喜びで舞台挨拶は幕を下ろした。

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私の卒業第5期『こころのふた〜雪ふるまちで〜』

3月29日(金)ユナイテッドシネマ新潟絶賛公開中
4月5日からイオンシネマ県央(燕市)、6月14日よりヒューマックス池袋、新宿ピカデリー、ユナイテッド・シネマ豊洲、MOVIXさいたま、ミッドランドスクエア(愛知)、なんばパークスシネマ(大阪)、7月12日よりユナイテッド・シネマ札幌にて全国順次公開

物語・・・
高校卒業が間近となった新潟の高校に通う学生たち。それぞれの夢、希望、悩み、葛藤を胸に、残りわずかな高校生活を過ごしていた。
芸能事務所からスカウトされ、歌手になることを夢見てきた愛佳。古町芸妓への内定を得たが、彼氏に打ち明けられずにいる弥生と、最近何かを隠し、自分を避けるようになった弥生の様子に頭を抱える亮介、コロナ禍の影響で工場が倒産、その影響で不登校となり、新潟に引っ越してきた真衣、若者が自分のやりたいことに蓋をしていくしかない大人の作り上げた社会に声を上げようとする学、実家の味噌蔵を世界に発信していくため海外の大学を目指す由香―――。
様々な状況に置かれ、人生の岐路に立つ若者たちが、卒業を前に、各々の悩みを解決していきながら、一歩前進していく学生たちの青春群像劇。
こころのふた

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出演:
小越春花、下川恭平、渡邉多緒、今森茉耶、阿部 凜、草野星華、美波/八条院蔵人、姫子松柾、伊賀光成、水
瀬紗彩耶、増井湖々、藤乃唯愛、田口音羽、柚来しいな、鈴川 紗由、榎本遥菜、大熊杏優、山北れもん、世良
大雅、髙岡優、清水海李、高橋璃央(友情出演)、声の出演:真飛聖、森岡豊、南北斗
脚本:高石明彦
監督:北川瞳
音楽:平野真奈
企画協力:井上拓生 岩﨑美憲、永川大祐、渡邊景亮(以上小学館)
宮本真行(松竹事業開発本部)
媒体協力:Steenz エルタマ
後援:新潟市 新潟商工会議所 新潟市教育委員会 新潟観光コンベンション協会
協賛:新潟綜合警備保障
プロデューサー:飯田花菜子 成瀬保則 ヤマウチトモカズ
アソシエイトプロデューサー: 平岡祐子
プロデュース:高石明彦 英田理志
企画・制作・配給:The icon
The icon 私の卒業
©私の卒業製作委員会 2024

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