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ウェス・アンダーソン監督最新作9月1日(金)より日本公開となるウェス・アンダーソンが監督・脚本を務めた最新作、『アステロイド・シティ』より、ウェス・アンダーソン監督が明かす本作の誕生秘話を公開。 ウェス・アンダーソン監督が明かす本作の誕生秘話アメリカでの予告編公開直後に国内最大級の映画レビューサービス「Filmarks」でトレンド1位を獲得し、すでに日本でも注目が集まっている本作。監督は、『グランド・ブダペスト・ホテル』(14)でアカデミー賞(R)4部門を受賞し、『犬ヶ島』(18)でベルリン国際映画祭銀熊賞受賞。その独特な世界観で観客を魅了しつづける天才監督、ウェス・アンダーソン。原案はウェス監督と盟友ロマン・コッポラの共作。脚本はウェス監督が単独で務め、彼特有の世界観に満ちたファン必見の一作となっている。 『天才マックスの世界』(98)以降、数々のウェス・アンダーソン監督作品に出演し、ウェス作品にとって欠かせない俳優のひとりとなっているジェイソン・シュワルツマン。『ダージリン急行』(07)でウェス監督、ロマン・コッポラとともに脚本にも携わるなど、ウェス作品の重要人物となっている。 ジェイソン・シュワルツマンが演じるオーギー・スティーンベックは戦争カメラマンで、ジュニア宇宙科学大会に招待されるほど優秀な息子と、三つ子のかわいらしい娘を持つ父親だ。しかし、数週間前に妻を亡くし、子供たちにそれを伝えられずにいる。オーギーを演じるにあたって、ジェイソンは口を一文字にした状態でのしゃべり口調をつかむために、カメラマンとしての経歴を持ち、『2001年宇宙の旅』(68)、『シャイニング』(80)などの作品を手がけた映画監督、スタンリー・キューブリックの音声を聞き、自宅に暗室を購入し、徹底的な役作りを経て撮影に臨んだ。 ウェス監督はジェイソンへのオファーの際、「アイデアがあるのだけれど、ロマンと一緒に取り組みたい。というのは、君に出演してもらいたいからなんだ。ロマンとふたりで脚本を書いて仕上げ、それをひとつの作品として君に読んでもらうのが最善だと思っているんだ」と語ったという。それに対してジェイソンは是が非でも参加したかったと強い気持ちを明かしてくれた。「新型コロナウイルスのパンデミックが始まり、いつにも増して不安と混乱が渦巻く混沌とした時期だった。だから、ウェスと一緒につくることになりそうな話がきたことは、混沌とした霧のなかで灯台を見つけたようなものだった。その当時、どんな作品なのかもまだ知らなかったけれど、それでも灯台のような存在だったよ。それだけは分かっていた。オファーをもらって本当に助かったんだ。心から感謝しているよ」 さらに、ウェス監督はジェイソンと出会った当初に思いを馳せながら、「ジェイソンは私の初期の作品で主役を演じてくれていて、ほぼ全シーンに登場しているのですが、ジェイソンの素の部分をおおいにキャラクターに活かしました。準備期間も長く、お互いを頼りにしながら進めていったのを覚えています。あれから26年経ったわけだけれど、それでもジェイソンとの緊密な連携は変わりません。今回も、出番でなくても、衣装を着たまま現場に張り付いてくれたりしていたから」とふたりの信頼関係について語ってくれた。 メイキング写真そんなウェス監督とジェイソン・シュワルツマンの現場での様子をキャッチしたメイキング写真が到着。オーギーの義父であるスタンリー・ザックを演じるトム・ハンクスも交え、真剣な表情で向き合う姿が捉えられている。 |
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『アステロイド・シティ』原題『Asteroid City』2023年9月1日(金)日本公開予定 あらすじ: |
出演: ジェイソン・シュワルツマン(『グランド・ブダペスト・ホテル』)、スカーレット・ヨハンソン(「アベンジャーズ」シリーズ/ブラック・ウィドウ) 、トム・ハンクス、ジェフリー・ライト、ティルダ・スウィントン、ブライアン・クランストン、エドワード・ノートン、エイドリアン・ブロディ、リーヴ・シュレイバー、ホープ・デイヴィス、スティーブ・パーク、ルパート・フレンド、マヤ・ホーク、スティーヴ・カレル、マット・ディロン、ホン・チャウ、ウィレム・デフォー、マーゴット・ロビー、トニー・レヴォロリ、ジェイク・ライアン、ジェフ・ゴールドブラム 他
監督・脚本: ウェス・アンダーソン(『グランド・ブダペスト・ホテル』『犬ヶ島』
配給: パルコ ユニバーサル映画
スチール:
©2022 Pop. 87 Productions LLC
ポスタービジュアル:
©2023 FOCUS FEATURES, LLC.