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社会派ブラックコメディ

2023年6月30日(金)より池袋HUMAXシネマズ他にて全国順次公開予定の社会派ブラックコメディ映画『縁の下のイミグレ』のキャストコメントが到着!更に、7月1日(土)には公開記念舞台挨拶の開催が決定しました。
縁の下のイミグレ
映画『縁の下のイミグレ』は、『技能実習生』にスポットを当て、日本に夢を抱いてやってくる技能実習生の少女、彼女の窓口となる監理機関や、受け入れ企業、手続きを司る特定行政書士、海外労働者を推奨する政治家など、そこに取り巻く人々の悲喜こもごもを描く異色の社会派ブラックコメディー作品。
6月14日(水)に開催された完成披露試写会では、笑い声が響くシーンがたくさんありました。

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出演キャストからコメント到着

そして、公開が約1週間後に迫った今、『縁の下のイミグレ』出演キャストからコメントが到着!

【ナターシャ(ハイン役)】
映画の出演が決まった時は、初めての演技、そして主演ということもあり、嬉しさよりも驚きが大きかったです。
自分が主演を務めるという不思議な状況に、全く実感が湧きませんでした。
私が演じるハインは、色々な場面で心情が大きく動くので、技能実習生という普段あまり私たちが聞き慣れていないことに皆さんも目を向けて頂けたらなと思います。
そして、全体を通して一つ一つに大切なメッセージが込められているので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

【堀家一希(土井役)】
改めてこの作品に出演できたことに感謝しています。
作品もそうですが、こんな豪華なキャストさんと共演できたこと、非常に嬉しく思っております。
作品を通していく中で、いかに自分が無知だったか気付かされました。
何が正しいとか、間違っているとかではなく、知っているか知らないか、気付くか気付かないかが重要なんだと作品を通して感じました。
是非本作が、お客様の気付くきっかけになればいいな、と思います。

【中村優一(新垣役)】
監督のなるせゆうせいさんとは何度も舞台や映像作品をご一緒させていただいていて、また声をかけていただきとても嬉しかったです。
なるせゆうせいさんといえば、コメディのイメージが強いかもしれません!ですが、きちんと社会への想いを軸に作品をつくられているのです。
今回は外国人技能実習生を通して現代社会へ伝えたい事をなるせさんの味でもあるブラックコメディとともに見応えのある映画になっていると思います。
是非、観ていただきたいです。劇場でお待ちしております。

【猪俣三四郎(野々村役)】
今回、外国人労働者問題に携わる“おバカ”議員を演らせて頂きました。“悪徳”とかでなく“おバカ”。
社会問題の難しさは、決して善悪の問題ではないという所。“あの議員は良い人だから正しい”、
“こんな政策賛同するのは極悪人”…そんな単純な話でなく、皆概ね良かれと思って向き合う中、知識不足や実態の把握が不十分な結果、
問題が長引く・悪化する…。観た方が、社会に対してより深く向き合うキッカケになれたら本望です!

【マギー(近藤役)】
監督と初めて会った際、『この映画はブラックコメディとして観て欲しい』と仰った。ガッテンだ!と賛同した。根深い社会の現実に憤る小さいおじさんの、長台詞ハイになって喋り倒す姿に『ぷっ』と笑ってもらえれば。ぜひ劇場で、『ぷっ』と。

【ラサール石井(西村役)】
現代の技能実習生は「移民」ですらない。日本政府が表向き移民を認めていないからだ。実際は技能など習えず、コンテナに何人も押し込まれ、低賃金で過酷な労働に従事させられる。辛くて逃げ出せば不法就労者として入管に捕まり、また地獄。それが技能実習生だ。
そんな実態をリアルに悲惨に描くこともできるが、この映画はそれを出来るだけ明るく柔軟に描く。その事で、問題は今の我々の生活と地続きに起きているという事を実感させてくれる。映画の語り口はライトだが、セリフは鋭く、結末はかなりシビアだ。
小さな事務所の中でのセリフ劇の撮影は演劇の稽古のようで楽しかった。セリフが語ること以上の、人間のぶつかり合いから、何かが見えて来たら嬉しいのだが。
エンタメとこの国の未来について考えるきっかけの一つとして、今日本が直面する問題に立ち向かう少女・ハインの葛藤や彼女を取り巻く人々の思いを描く。
映画『縁の下のイミグレ』 に是非ご注目ください!

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公開記念舞台挨拶概要

公開記念舞台挨拶は7月1日(土) 16:00~ 池袋HUMAXシネマズ にて開催され、主役のナターシャの他、中村優一、ラサール石井、なるせゆうせい(監督)が登壇を予定。
公開記念舞台挨拶のチケットは6月24日(土)0:00より池袋HUMAXシネマズの劇場HPより、劇場窓口では6月24日(土)劇場オープン時からの販売を予定しています。

更に、映画公開を記念してなるせゆうせい監督の前作、『こんなに危ない!?消費増税』(ビジネス社刊)を原案とした映画『君たちはまだ長いトンネルの中』が期間限定で無料公開決定!
7月1日(土)19時~7月9日(日)23:59までの9日間、Youtubeのオフィスインベーダーチャンネルにて公開予定です。

◆公開記念舞台挨拶 

大人/1,900円 学生/1,000円 シニア/1,200円
開催日時:2023年7月1日(土) 18:30〜
会場:池袋HUMAXシネマズ
登壇:
ナターシャ、中村優一、ラサール石井、なるせゆうせい(監督) 他

◇チケット情報(池袋HUMAXシネマズ劇場窓口、HPにて取り扱い)
《販売期間》
劇場窓口:2023年6月24日(土) 劇場オープン〜
劇場HP:2023年6月24日(土) 0:00〜
※特別興行のため、前売りチケットはご利用いただけません

◆前売りチケット ¥1,500
2023年6月2日(金)より全国の上映劇場及びメイジャー通販にて販売中
購入特典:「フィルム風クリアしおり(全2種)」
※特典は数量限定、種類がお選びいただけません。 
※各上映劇場の前売券取り扱い状況につきましては、劇場にご確認ください。
【メイジャー通販】
@cinema_information.php?id=M20230602005

映画情報どっとこむ ralph 『縁の下のイミグレ』

公式ツイッター:

ストーリー
貧しい家族を支えるため発展途上国から【技能実習生】として日本にやってきたハイン(ナターシャ)。ジャパニーズドリームを夢見て工場で働くも、職場での不遇が続いた。

そんな状況を不憫に思った日本の知り合い土井(堀家一希)は、ネットで無料相談を見つけ、相談の予約をする。訪れた先の行政書士の事務所では、曲者の行政書士・近藤(マギー)と、新垣(中村優一)に対応を受けるが、その中で、ハインが借金をせざるを得なかったことも知り、「技能実習生」の制度の闇が徐々にわかっていく土井。曲者の近藤は、本来の仕事を超え、ハインをサポートする監理団体という団体に直談判。それを受けて慌てて監理団体の西村(ラサール石井)も駆けつけるが、その行政書士事務所に相談したのがハインだとわかると逆にクレーム、我々を攻めるならハインも一緒に攻めるべきだと。話が二転三転する中、さらに話に乱入する野々村議員(猪俣三四郎)。この国の深刻な労働者不足を外国人で補おうという政策を推進しているおバカ二世議員も話に加わり、話は思わぬ方向へ・・・。賃金をあげよう!と躍起になる政府。だが、その下で最低賃金のまま働かされる外国人労働者。

この滑稽な矛盾。果たして、この国に夢を描いてやってきた外国人労働者に未来はあるのか!?外国人労働者を受け入れるこの制度で、労働力不足は補えるのか!?「安い国ニッポン」の底を支えてる陽の目を見ない外国人労働者にスポットが当てた異色の社会派ブラックコメディ!

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キャスト : ナターシャ / 堀家一希 中村優一 猪俣三四郎 マギー / ラサール石井 他
監督・脚本 : なるせゆうせい
原作・原案 : 「アインが見た、碧い空。あなたの知らないベトナム技能実習生の物語」(学而図書刊/近藤秀将著)
監修 : 近藤秀将
企画 : 縁の下のイミグレ製作委員会
制作プロダクション : パーフェクトワールド株式会社
制作協力 : 株式会社オフィス・インベーダー
配給 : 株式会社トリプルアップ
製作 : 株式会社らくがきエンターテイメント
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