初日舞台挨拶&映画祭受賞世界で注目を浴びる『片袖の魚』(2021)の東海林毅監督初のオリジナル長編となる『老ナルキソス』は、レインボー・リール東京グランプリをはじめ国内外の映画祭で10冠を獲得した自身の傑作短編の待望の長編化。 5月20日(土)より新宿K’s cinemaにて公開初日を迎え、東海林毅監督、田村泰二郎、水石亜飛夢、田中理来、津田寛治による舞台挨拶が行われた。 |
|
東海林毅監督、キャスト登壇挨拶舞台挨拶では、司会役を兼ねた東海林毅監督がまず登場。 LAで最優秀作品賞受賞また、今日サプライズのように飛び込んだ映画祭の受賞。 審査員の、エステラ・オヲイマハ=チャーチ(教育者)、オヴァ・サオパン(俳優・劇作家・プロデユーサー)、マデレーヌ・ハカライア・ド・ヤング(マオリランド映画祭ディレクター)は、映画を以下のように評した。 「繊細で、深く心に響く。一人一人の心に共鳴する魅力的な自己実現の物語が展開する。この優しく切ない物語は、年配のゲイが経験するデートと親密さの複雑な関係という、ユニークでめったに描かれない視点を提供する。東海林毅監督は、74歳の山崎(田村泰二郎)の人生の糸を巧みに織り交ぜ、彼のキャリアから、同年代の友人グループ、そして個人的なロマンスの願望までを描く。結果、創造性と連携に基づいた、憧れと所属についての美しい映画が誕生した。最初から最後まで、これはすでに名作といえる。」 受賞は、田村さんからのLINEで監督が知ったことのこと。 満席の会場の中、監督の人柄か終始和やかに舞台挨拶が進行し、最後には客席から監督に花束がプレゼントされるなど、盛り上がって終了した。 |
|
『老ナルキソス』5月20日(土)より新宿K’s cinema 他にて全国順次公開中 公式サイト: 公式twitter: 物語・・・ |
田村泰二郎 水石亜飛夢
寺山武志 日出郎 モロ師岡 津田寛治 田中理来 千葉雅子 村井國夫
脚本・監督:東海林毅
音楽:渡邊崇/撮影:神田創 一坪悠介 渡辺一平
照明:丸山和志/録音・音響効果:佐々井宏太
/製作:老ナルキソス製作委員会/
2022年/日本/1.85:1/110分/R15+
配給:オンリー・ハーツ
© 2022 老ナルキソス製作委員会