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公開記念SP映像解禁

坂口健太郎が主演を務める映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』が、4月14日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開中です。

この度、本作より公開記念スペシャル映像が解禁となりました!

いよいよ本日4月14(金)より公開となった『サイド バイ サイド 隣にいる人』。その公開を記念して、坂口健太郎、齋藤飛鳥、市川実日子、伊藤ちひろ監督、さらにはプロデューサーの行定勲へのインタビューと、メイキング・本編映像を組み合わせた公開記念スペシャル映像が解禁された。それぞれの役に対する想いや、キャスティング秘話などここでしか明かされていないエピソードがつまった特別映像です。

出演が決まった際の第一印象はそれぞれバラバラだったようで、監督からの“当て書き”だったこともあり、作品のイメージなどの前談を知っていた坂口とは異なり、市川は「生きる、自然、人と人。おもしろい着眼点の監督だな」と、齋藤は「役にはめて俳優を選ぶことが多いが、監督の坂口さんへの熱量を感じて、あたたかそうだと思い、やってみようかなと思った。」と、それぞれ撮影前の気持ちを明かす。主人公の“未山”というキャラクターについて、「登場人物達の反射の様な存在」を演じる事を伊藤監督から求められたと坂口が話すように、詩織と莉子、人によって異なる表情を見せる未山のワンシーンも登場する。プロデューサーの行定は、そんな未山のキャラクターを「輪郭が薄い、それが未山の死生観に繋がっていると感じさせることに成功しているのがすごい。」と評した上で、「それは坂口健太郎の力量でもあるし、監督・伊藤ちひろのイメージしたものが凄く面白い。」と、伊藤ちひろ監督と坂口健太郎ならではのタッグを絶賛。

『映像研には手を出すな!』(20)以来、久々の映画出演となった齋藤は、自身が演じた莉子という女性について、「ただの闇を抱えている女の子じゃなくて、時が止まっている感じ、年を取らない感じを見せたい。私の中に莉子に近いものがあると思ってくださっていたので、そのままでいいですよと言ってくださってました。」と監督からリクエストがあったことを明かす。伊藤監督は齋藤について、「莉子は難しい役」と言いつつ、「齋藤さんが元々持っている少女性、危うさ、芯の強さが莉子にピッタリ」だったという。プロデューサーの行定も伊藤監督が「(齋藤に)魅了されるんだよね」と語っていたことを明かし、本映像内でも撮影中の齋藤の様子やその表情が垣間見えるシーンがいくつかあり、見どころの1つとなっている。

未山と生活をともにする恋人・詩織の人物像に関しては、監督から「自然の中で暮らす、逞しい女性」を求められたと言う市川。「エネルギッシュで表情とか言葉とか端々に溢れる人が良かったので、実日子さんしかいなかった」と、ここでも唯一無二のキャスティングだったことを明かす監督。

「時の止まった」莉子、「逞しく暮らしてきた」詩織、「ただそこに存在している」未山、人それぞれで印象が変わる3人の登場人物に対して、坂口が「結構難易度高かったな」と振り返りつつも、市川は「ヒントを与えて、自分で考えるというのが演出だったのかも」と、難易度の高い役作りながらも前向きに取り組んだ様子を明かす。
最後に伊藤監督は、コロナ禍を経て生まれたこの作品を通し、「自分の隣にいてくれる人の大切さについて考える、そういう気持ちに寄り添える作品になれたら」と、坂口は、「監督の感覚や考えを凄く噛み砕いてお芝居に乗せたことが、楽しかったし、すごく考えたし、余白がこんなにある作品になった。観てもらえるのが本当に楽しみ」とメッセージを送り、作品への想いが溢れる映像を締めくくった。

そこに存在しない“誰かの想い”が見える不思議な力を持ち、人々を癒す青年・未山。誰も知らなかった彼の秘密が明らかになっていくとき、思いがけないラストが訪れるー。

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『サイド バイ サイド 隣にいる人』

4月14日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

公式サイト:
@sidebyside/

公式twitter:
@sidebyside_2023

『サイド バイ サイド』=隣同士で/一緒に という題名を冠された本作は、リアルとファンタジーが混在する「マジックリアリズム」が息づく物語。『世界の中心で、愛をさけぶ』(04)をはじめ、行定勲と数々の作品を作り出してきた伊藤ちひろがオリジナル脚本を書き下ろし、監督も務めた。美術・装飾スタッフ出身である伊藤監督の感性が光る詩的な映像世界の主人公を演じるのは、坂口健太郎。不思議な力を持ち、傷ついた人を癒す青年・未山を、柔らかな雰囲気で魅せる。更に、かつて起きたある事件がきっかけで、未山の前から姿を消していた元恋人・莉子を、乃木坂46からの卒業発表後初の映画出演となる齋藤飛鳥が演じる。そのほか、未山と共に生活を共にしている看護師の恋人・詩織に市川実日子、未山の高校時代の後輩・草鹿に浅香航大。詩織の娘・美々(みみ)に磯村アメリといった、個性的なキャストが名を連ねる。

物語・・・
目の前に存在しない“誰かの想い”が見える青年・未山(坂口健太郎)。その不思議な力で身体の不調に悩む人や、トラウマを抱えた人を癒やし、周囲と寄り添いながら、恋人の詩織(市川実日子)とその娘・美々(磯村アメリ)と静かに暮らしていた。 そんな彼はある日、自らの”隣”に謎の男(浅香航大)が見え始める。これまで体感してきたものとは異質なその想いをたどり、遠く離れた東京に行きついた未山。その男は、未山に対して抱えていた特別な感情を明かし、更には元恋人・莉子(齋藤飛鳥)との間に起きた”ある事件”の顛末を語る。 未山は彼を介し、その事件以来一度も会うことがなかった莉子と再会。自らが“置き去りにしてきた過去”と向き合うことになる・・・。
やがて紐解かれていく、未山の秘密。彼は一体、どこから来た何者なのかー?
『サイド バイ サイド 隣にいる人』

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坂口健太郎
齋藤飛鳥 浅香航大 磯村アメリ
茅島成美 不破万作 津田寛治 井口理(King Gnu)
市川実日子

監督・脚本・原案:伊藤ちひろ
音楽:小島裕規 “Yaffle” 
主題歌:「隣」クボタカイ (ROOFTOP/WARNER MUSIC JAPAN)

エグゼクティブプロデューサー:小西啓介 倉田奏補 古賀俊輔 佐藤政治 前信介 企画・プロデュース:行定勲 プロデューサー:小川真司 新野安行
音楽プロデューサー:北原京子 撮影:大内泰 照明:神野宏賢 録音:日下部雅也 
製作:「サイド バイ サイド」製作委員会
制作プロダクション:ザフール 
製作幹事・配給:ハピネットファントム・スタジオ 
©2023『サイド バイ サイド』製作委員会
2022年/カラー/シネスコープサイズ/5.1ch/130分

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