黒澤明×カズオ・イシグロ黒澤明の不朽の名作『生きる』(1952年)が、ノーベル賞作家カズオ・イシグロの手によって第二次世界大戦後のイギリスを舞台に蘇ります。 英国アカデミー賞4部門ノミネートそして本日発表された英国アカデミー映画賞(通称:BAFTA)では、英国作品賞、主演俳優賞(ビル・ナイ)、脚色賞(カズオ・イシグロ)の4部門にノミネートされました。 小説「日の名残り」、「わたしを離さないで」などで知られるノーベル賞作家カズオ・イシグロは、若かりし頃にこの黒澤映画に衝撃を受け、映画が持つそのメッセージに影響されて生きてきたと語っています。そんな彼が脚本を手掛け、この鬱屈した時代に新しい『生きる』を誕生させました。監督は2011年に『Beauty』(原題)でカンヌ国際映画祭のクィア・パルムを受賞したオリヴァー・ハーマナス。『ラブ・アクチュアリー』、『アバウト・タイム 愛おしい時間について』、『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどに出演しているイギリスの名優ビル・ナイが主演を務め、本年度のオスカー候補の1本と言われています。 本授賞式は、英国時間2月19日(日)に開催され、受賞者が発表されます。 |
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『生きる LIVING』3月31日(金)全国ロードショー 公式HP: ストーリー |
出演:ビル・ナイ/エイミー・ルー・ウッド/アレックス・シャープ/トム・バーク
原作:黒澤明監督作品『生きる』
監督:オリヴァー・ハーマナス
脚本:カズオ・イシグロ
音楽:エミリー・レヴィネイズ・ファルーシュ
製作:Number 9 F
スクリーンサイズ: 1.48:1
©Number 9 Films Living Limited