俳優・川本淳市の初監督作品『長全寺』ついに劇場初公開

『長全寺』劇場初公開

千葉県柏市に実在する「長全寺」の僧侶達が柏に住む人々の心に寄り添い、犯罪を防ぐ為に、江戸時代からのお勤め「説法頭巾」として世直しに奔走する！ぼぼ全編、柏市ロケの活劇エンタテイメント映画『長全寺』が千葉県柏市のミニシアター「キネマ旬報シアター」にて、12/24㈯～1/13㈮に劇場初公開となります。

本作品の脚本は映画『陰陽師』などの江良至、俳優『哭きの竜』主演などの俳優・川本淳市の初監督作品です。
本作品は、自主製作の劇映画として、柏市民の有志を中心に、クラウドファンディングでも製作資金を集め、2019年末～2020年始に柏市内で撮影されました。
2020年4月に長全寺内で上映会の予定がコロナ禍で延期、2021年2月に関係者のみでの長全寺での上映は実現しましたが、柏市民の間では、撮影された事は知られていましたが、鑑賞の機会が無く、幻の映画となっていました。
今回、初の劇場公開に際して、川本監督が全編を再編集して、音楽を変更した最終バージョンは、この12月に完成したもので、今回が文字通り本邦初公開となります。川本淳市『長全寺』

上映

★上映日程
12/24(土)～1/13(金)　※1/1(日)のみ休館
★上映時間
連日10時～（１回上映）
※1/1(日)休館、1/2(月)のみ12時から上映
★上映劇場
キネマ旬報シアター（柏駅西口より徒歩２分）
@kinejun_theater/theater/
★初日舞台挨拶・サイン会開催
登壇者：
監督・川本淳市、主演・川原英之、脚本家・江良至
曹洞宗別格地長全寺住職・武田泰道
（サイン会は、川本監督、川原さん、江良さんのみ）

映画『長全寺』

公式サイト
https://www.47engine.com/

公式Twitter
＠eiga_chouzenzi

ストーリー
柏市にある長全寺は住職武川広徳（川原英之）に相談に訪れる人々や、樹齢４００年の樹木や阿吽像などの景色楽しみくる人、
祖父に世話になったとお墓を磨きにくる若者などで活気に溢れている。
ある日、新人僧侶の深山晧静(みやまあきしず)(神森仁斗)が修行のため、長全寺にやってきた。
深山は、先輩格の小田学生（本多摂）や血気盛んな木下康行(川瀬忠行)と日々のお務めに励む中、江戸時代から連面と受け継が
れてきたもうひとつの裏のお務めがあることを知る。それは…「説法頭巾」
柏市民の安寧が崩れたとき、僧侶たちは頭巾をまとい、すぐさま駆けつけ、読経と説法で犯罪や事件を未然に防いでいたのだ。
若き僧侶たちも黄色や黒色の頭巾をまとい、喧嘩や不法投棄、空き巣など未然に防いでいった。
そんな彼らの活躍に武川住職はかつての自分を重ねていた。30 年前、若き武川も黄色い頭巾をまとい、仲間の香織(藤岡範子)
と説法頭巾の活動に励んでいた。しかし、ある失敗により、香織と対立してしまい、その強引なやり方に翻弄されていた…
そして…小田はある異教徒の女性への思いに悩む。木下は暴力沙汰に巻き込まれ、しばらく説法頭巾を禁じられる。深山は、檀家
の一人で夫を失い子供のため懸命に生きている村瀬怜子(浅森夕紀子)の心の苦しみを晴らすことのできぬ自分の非力さに苛立ち
を覚えていた。武川住職は、そんな彼らにさらなる修行を命じるのだった。
一方、怜子はとあるリフォーム会社に就職を果たし、順調な一歩を踏み出したかに見えた。が、後にその会社が弱者を食い物にし
た詐欺同然の悪徳会社だと知り、一人葛藤する。
そんな怜子を救うべく、そして、悪徳会社を壊滅すべく、彼ら説法頭巾は立ち向かう…
果たして、関わった人々が集う最後の法要は全てを解決できるのか。
『長全寺』