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本作は2021年のカンヌ国際映画祭で上映され、ある視点部門の<プライズ・オブ・オリジナリティ賞>を受賞し話題が沸騰。日本でも今年9月23日より公開し、たった36館からのスタートで、今や興行収入は1.4億円を記録し、大ヒット。

この度、かねてより来日を切望していたヴァルディミール・ヨハンソン監督の来日が実現し、記念上映&トークショーが行われました。
『LAMB/ラム』ヴァルディミール・ヨハンソン監督来日記念上映
映画『LAMB/ラム』ヴァルディミール・ヨハンソン監督来日記念上映&トークショー概要
日程:11月28日(月)
会場:新宿ピカデリー
登壇:ヴァルディミール・ヨハンソン監督
MC:奥浜レイラ

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ヨハンソン監督&アダちゃん登壇

『LAMB/ラム』ヴァルディミール・ヨハンソン監督来日記念上映
本作のアイコンである”羊から産まれた羊ではない存在”アダちゃんを抱いて登場した監督。まずは「映画を観てくださってありがとうございます。心から嬉しく思います」と挨拶。今回が初めての来日だと言う監督は、「娘と一緒に来て、色々な所に足を運んで楽しんでいます。早くもまた来日したいと思っています」と早くも次回の来日を希望していること明かしつつ、今朝訪れた浅草について「沢山人がいるけれど穏やかで平和な感じがしましたね」と印象を語った。また、好きな日本の作品について「沢山ありますが、ジブリや黒澤監督の作品。あとは、『裸の島』(1960)がとても好きで、最近も新藤兼人監督の『鬼婆』(1964)を観たところでした」とコメント。
『LAMB/ラム』ヴァルディミール・ヨハンソン監督来日記念上映
続いて本題の『LAMB/ラム』に関するトークへ。先ずは映画の着想について「長編を作りたい気持ちが元々あり、自分にインスピレーションを与えてくれるようなビジュアルを集めることから着手しました。絵画やドローイング等を集めたムードブックを作るところから始め、自分でも絵を描いていく中で、アダが出来上がりました。プロデューサーがショーン(脚本家)を紹介してくれて、彼にムードブックを見せたら気に入ってもらえて、そこから1週間に1度のミーティングを重ね、どのような映画にしていくかを話し合っていきました」と語った。また、本作のもう一人の主人公と言っても過言ではないアダについては「実は初稿ではアダの台詞が少しありました。しかし、猫や犬そして羊など他の動物が出てくる中で、観客が”動物たちは何を考えているのだろう”とそれぞれで解釈できたほうが良いと思ったんです」と明かした。

Q&Aコーナー

さらに、映画を観終えたばかりの観客からの質問に監督が答える、Q&Aコーナーも実施。映画のラストに関する疑問や、解釈についてへの質問には「観客の方それぞれの解釈に委ねたい」としながらも、「私は本作をホラーというよりシュールなファミリードラマだと思っています。世の中には血の繋がりではない様々な家族の形がありますが、皆さんも是非それについて考えていただけたら嬉しいです」と話した。『LAMB/ラム』ヴァルディミール・ヨハンソン監督来日記念上映
最後に、日本のファンへ向けて「今日は来てくださってありがとうございました。多くの方に観ていただけて大変嬉しく思います。」とメッセージで締めくくった。

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映画『LAMB/ラム』

9月23日より大ヒット上映中!

公式サイト:
@lamb/

公式Twitter:
@LAMBMOVIE_JP

公式Instagram:
@lambmovie_jp

ハッシュタグ:#LAMB

アイスランドの人里離れた田舎で暮らす羊飼いの夫婦が、羊から産まれた“羊ではない何か”を育てていく禁断のネイチャー・スリラー。『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』などの特殊効果を担当したヴァルディミール・ヨハンソンの長編監督デビュー作で、アイスランドの作家・詩人として知られ、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の歌劇脚本や『ライトハウス』のロバート・エガース監督待望の新作「The Northman(原題)」でも脚本を手掛けるショーンがヨハンソンと共同で脚本を執筆するなど新進気鋭の作家たちにより制作されました。そして『プロメテウス』、『ミレニアム』シリーズで知られるノオミ・ラパスが主演・製作総指揮を務めます。衝撃的な設定の中にもリアリティを持った世界観を構築したことで世界から称賛を浴び、第74回カンヌ国際映画祭のある視点部門で《Prize of Originality》を受賞、アカデミー賞(R)国際長編部門アイスランド代表作品にも選出されるなど批評家からも高い評価を受けた作品です。

STORY
山間に住む羊飼いの夫婦イングヴァルとマリア。ある日、二人が羊の出産に立ち会うと、羊ではない何かが産まれてくる。子供を亡くしていた二人は、”アダ”と名付けその存在を育てることにする。奇跡がもたらした”アダ”との家族生活は大きな幸せをもたらすのだが、やがて彼らを破滅へと導いていく—。
LAMB_メインビジュアル

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監督:ヴァルディミール・ヨハンソン 脚本:ショーン、ヴァルディミール・ヨハンソン 製作:フレン・クリスティンスドティア、サラ・ナシム
出演:ノオミ・ラパス、ヒルミル・スナイル・グズナソン、ビョルン・フリーヌル・ハラルドソン
2021年/アイスランド・スウェーデン・ポーランド/カラー/シネスコ/アイスランド語/字幕翻訳:北村広子/原題:LAMB/106分/R15+
配給: クロックワークス 提供:クロックワークス オディティ・ピクチャーズ 宣伝:スキップ
©️2021 GO TO SHEEP, BLACK SPARK FILM &TV, MADANTS, FILM I VAST, CHIMNEY, RABBIT HOLE ALICJA GRAWON-JAKSIK, HELGI JÓHANNSSON
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