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熊切和嘉×岡田道尚この度、『ライアーゲーム』シリーズ、『マスカレード・ホテル』シリーズ等の脚本家である岡田道尚(おかだみちたか)氏のオリジナル脚本を基に、『海炭市叙景』、『私の男』などで海外からも高い評価を受ける映画監督・熊切和嘉(くまきりかずよし)氏と手を組み、日本発のオリジナルシチュエーションスリラー作品、映画『#マンホール』の製作を始動しました。 |
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シチュエーションスリラー日本発、世界へ、独創的なアイデアで勝負できるジャンル作品を作り、世に送り出す新たな企画・挑戦、それが映画『#マンホール』です。 結婚前夜に酒に酔ってどこかのマンホールに落ちてしまった男。限られた手元のアイテムを駆使し、何とかこの穴から這い上がろうと奮闘する一夜の物語。 限られた“シチュエーション”、“アイテム”、“時間”、“登場人物”。制限だらけの条件下でいかに形にし、観客を楽しませていくか。そんな本作の監督を務めるのは、デビュー作の『鬼畜大宴会』(98)に始まり、海外映画祭を席巻した『海炭市叙景』(10)、『私の男』(14)、『武曲 MUKOKU』(17)などジャンルに捉われず多くの作品を世に放ち、国際的な評価を受ける熊切和嘉監督です。緊張感のある日常描写に定評があり、人物に光を当てるだけではなく、内面の影をも見事に炙り出す演出にも長けた監督です。そしてなによりジャンル映画への造詣と愛が深く、本作のビジュアル・ディレクションにも数々の往年の洋画作品へのオマージュがちりばめられています。 |
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監督、脚本家のコメント熊切和嘉(くまきりかずよし)監督コメント岡田さんの書かれた脚本は、挑戦的で、油断のならない、さながら「四畳半の迷宮」といった趣で、主人公が地獄を味わうには充分すぎるほど素敵に狂っていました。 ■プロフィール1974年生まれ、北海道出身。大阪芸術大学の卒業制作作品『鬼畜大宴会』(98)がぴあフィルムフェスティバルで準グランプリを受賞。同作はベルリン国際映画祭パノラマ部門他、10カ国以上の国際映画祭に招待され、一躍注目を浴びる。10年、『海炭市叙景』がシネマニラ国際映画祭グランプリ及び最優秀俳優賞をはじめ、ドーヴィルアジア映画祭審査員賞などを受賞。その後も『私の男』(14)でモスクワ国際映画祭最優秀作品賞と最優秀男優賞の二冠を達成し、毎日映画コンクール日本映画大賞も獲得した。他監督作品は、『空の穴』(01)、『アンテナ』(04)、『青春☆金属バット』(06)、『フリージア』(07)、『ノン子36歳(家事手伝い)』(08)、『莫逆家族 バクギャクファミーリア』(12)、『夏の終り』(13)、『ディアスポリス DIRTY YELLOW BOYS』(16)、『武曲 MUKOKU』(17)など 原案・脚本 岡田道尚(おかだみちたか)コメントアイデアで勝負できるオリジナル映画が作りたい!かねてより、その想いで様々な企画を考えてきましたが、現在の日本では原作モノ・企画性・時代性などが優先されるあまり、アイデア重視のオリジナル作品は成立しづらい環境が続いています。その中で、ようやく実現に漕ぎ着けたのが映画『#マンホール』です。熊切監督はじめ、素晴らしいスタッフとキャストと共に作り上げた、日本では珍しい挑戦的な本作を日本だけでなくぜひ世界中の人たちに楽しんでもらいたいと思っています! ■プロフィール1981年生まれ、神奈川県出身。ロジカルな脚本を得意とし、映画やドラマで数々のヒット作を手掛ける。オリジナルのゲームを考案した『ライアーゲーム ザ・ファイナルステージ』(10)で脚本家デビュー。その後、『ライアーゲーム 再生』(12)、『信長協奏曲』(16)、『マスカレード・ホテル』(19)、『マスカレード・ナイト』(21)の映画脚本を担当。他ドラマ作品は、「宇宙を駆けるよだか」(Netflix)、「鍵のかかった部屋」(12)、「ビブリア古書堂の事件手帳」(13)、「信長協奏曲」(14)、「トレース~科捜研の男~」(19)など。 |
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映画『#マンホール』現在撮影を終え、ポスプロ段階に入った本作。 STORY |
監督:熊切和嘉 『海炭市叙景』、『私の男』
原案・脚本:岡田道尚 『マスカレード・ホテル』、『ライアーゲーム』
製作幹事・配給:ギャガ
制作プロダクション:ツインズジャパン
©2023 『#マンホール』製作委員会