映画情報どっとこむ ralph 米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア≪略称:SSFF & ASIA / 2022年6月7日(火)~20日(月)開催 ≫は、本年5月15日(日)に沖縄の施政権が日本に返還されてから50周年を迎えることを記念し、よみうりランドが開催する沖縄WEEK!!とコラボレーション。SSFF & ASIA2022 よみうりランド開催として、4月29日(金・祝)~5月5日(木・祝)まで、沖縄が舞台となったり、沖縄がテーマとなっているショートフィルム10作品以上を特集する上映プログラムを開催いたしました。これを記念し、フィナーレを飾るイベントとして最終日の5月5日(木・祝)には、照屋年之監督(ガレッジセール ゴリさん)と『おかあの羽衣』を手掛けた平一紘監督、本映画祭代表の別所哲也がトークセッションに登壇しました。
SSFF&ASIA
Short Shorts Film Festival&Asia 2022 沖縄特別プログラム トークセッション
日付:2022年5月5日(木・祝)
会場:よみうりランド 日テレらんらんホール
登壇:照屋年之監督(ガレッジセール ゴリさん)、平一紘監督(「おかあの羽衣」監督)、別所哲也
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照屋年之監督、平一紘監督、別所哲也登壇

冒頭では、別所よりSSFF & AISA 2022で最初のリアル上映会となった今回のイベントに関する話から始まり、よみうりランドで行われている沖縄WEEK!!とのコラボレーションについて説明。
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その後、沖縄出身の人気芸人であり、映画監督としても活躍をしている照屋監督が指笛を鳴らしながら登壇。芸人として活動しながらも映画制作をしようと思ったきっかけを聞かれると「沖縄って変なんです。ウミヘビやヤギ、ハリセンボンを食べたり沖縄の独特な文化も多く、映画にしやすいんです。」とコメント。また、「短い中で起承転結を作るのが難しいけれど、お客さまを感動させたり、びっくりするような結末にしたりと、始まってからずっと全力疾走しなくてはいけないと思う。」と、短編映画の魅力についても語りました。また、子供の日にちなんで幼少期時代を聞かれると、「沖縄の自然と遊んでいました。うらやましがられるのは、川にグッピーが沢山いること。網ですくうとグッピー100匹!熱帯魚ブームの当時、アロワナなど肉食魚のエサにしていました。」とワイルドな子ども時代の思い出を語りました。SSFF&ASIA

当日は照屋監督が“俳優ゴリさん”として出演した、沖縄県の組踊銘苅子をモチーフに執筆された短編小説が原作となったショートフィルム『おかあの羽衣』を初上映。本作品を手掛けた平一紘監督も登壇し、「羽衣伝説を現代に置き換えた時に、解釈をアップデートさせなくてはいけないと思いました。おかんは家族との時間もフランスに行くこともどっちも選べるようにしたいし、夢がなくとも何もしなくても大丈夫、と思ってもらえるような結末にしました。」とコメント。また、今回父親役を務めたゴリさんは「実は、本当に骨折していました!すみません。あと、フランス語がすごく難しく、真面目なシーンの後に“シルブプレ”みたいなことをセリフとして言わなくてはいけないので苦労しました。」と撮影時の苦労を明かしました。SSFF&ASIA

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会の最後では、ゴリさんより映画監督の目線から「今はyoutubeやInstagramなどで動画を撮影して友だちを喜ばすということから、赤の他人を喜ばすのがプロ。みんなの持っている共感を他人に伝えてほしい。」と、若き映像クリエイターに向けてエールを送りました。SSFF&ASIA

本イベントで初お披露目となった『おかあの羽衣』は、沖縄本土復帰50周年の5月15日(日)からオンライン会場でご覧いただけます。ぜひ、お楽しみください。
『おかあの羽衣』詳細:こちら

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【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2022 概要】

映画祭代表:別所哲也
開催期間:6月7(火)~6月20日(月)
オンライン会場は4月28日(木)~6月30日(木)
上映会場:オンライン会場および都内複数会場
オフィシャルサイト:
https://www.shortshorts.org/2022
※新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、時期または内容を変更する場合があります。

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