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『TBSドキュメンタリー映画祭』この度、TBSの新たなブランド「TBS DOCS」のメインイベントとして、3月18日〜3月24日・ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催される「TBSドキュメンタリー映画祭 2022」が本日初日を迎えました。そして、ドキュメンタリー映画『ライブで歓声が聞こえる日 コロナ禍に抗う音楽業界』が上映され、5人組メタルバンドのHAGANE(Uyu、Sakura、Mayto.、Sayaka、Kanako)、そして川西全監督が舞台挨拶を行いました。 『TBSドキュメンタリー映画祭』『ライブで歓声が聞こえる日 コロナ禍に抗う音楽業界』舞台挨拶イベント日程:3月18日(金) |
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HAGANE(Uyu,Sakura,Mayto.,Sayaka,Kanako)川西全監督登壇5人組メタルバンド・HAGANEの姿を通して、コロナ禍に生きる音楽関係者の苦悩を描くドキュメンタリー。川西監督は「テレビは数字を気にして冒頭に引きのある強い画を持ってきたりするけれど、今回はありのまま、素材をぶん投げるようなリアルな形を見せたかった」とテレビとは違う、映画だからこその挑戦を明かし「Fワードも出てくるけれど、それも気にせずそのまま映す。それも含めてメタルだった」と忖度なしの表現に胸を張った。 Uyu はHAGANEがコロナと共に歩んだバンドと表現されることに「コロナと歩んだバンド?コロナなんかと歩みたくない!ぶち壊したいだけ!」と拳を突き上げた。Sakuraは映画を通して「どん底のスタートだったけれど、ここまで続けてきたからこそ、ここに立てた。改めて頑張って続けることが大事だと実感」と継続に手応え。 Mayto.は「映画を通して自分たちを客観的に見たときに、私たちはチームというか家族だと思った。メンバーとしての関係を客観視出来たし、温かいメンバーの中で活動して来られたからこそ今があると気付いた」とバンドメイトたちに感謝していた。 Sayakaは本作を通して「社会を揺るがすウイルスに直面した時に、自分たちの帰る場所を決めておいた方がいい。大きな渦に飲み込まれてしまわないよう、コミュニケーションをとって、帰る場所を作ることの大切さを知ってもらえたら」とアピール。 Kanakoはコロナ禍をメンバーで駆け抜けたことで「ここまで打たれてきたんだから、この先また打たれても負けない。この5人だから乗り越えて、この先見たことのない景色を一緒に見たい」と絆も深まったようだった。 また川西監督は、続編の可能性について「本来ならばファンの歓声が聞こえるライブで終わりたかったけれど、それがまだ撮れていない。なので歓声を上げることができる一発目のライブは是非撮りたい」と言及。観客からは喜びの拍手が沸き起こった。 最後にUyuは「コール・アンド・レスポンスができる日がいつか必ず来る。今は耐えなければいけないけれど、みんなで耐えていつか大きな声を出せるように準備をしますので…一生付いてきてね!」と詰めかけたファンに呼びかけていた。 |
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■映画祭概要■正式名称:TBSドキュメンタリー映画祭 2022 |


