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映画『ひらいて』大ヒット御礼舞台挨拶

女性から圧倒的な支持を得る芥川賞作家・綿矢りさが、高校生の思いつめた恋心、暴走する想いを描き、人間の根源的な愛を問う文芸少女のバイブルとなった小説「ひらいて」が、新進気鋭の若手監督・首藤凜による脚本・監督にて映画化。学校でも優等生でビジュアルも良く人気者の「愛」。恐れを知らない彼女の熱い恋心は、彼の「恋人」にまで向けられ、物語は三角関係だけにとどまらない方向へと進んでいく・・・。エキセントリックでありながらも切実な純愛を描き、いかなる恋愛映画も及ばなかった境地に行き着く、青春映画の系譜を飛び越えた本作。この新感覚・乱反射する少女たちの切実で、熱く、ゆがんだ恋物語が10月22日(金)より公開中です!

そして11月4日(木)に、主演の山田杏奈&首藤凜監督が登壇し、渋谷HUMAXシネマにて「大ヒット御礼舞台挨拶」を行われ、今だからこそ言える撮影裏話など貴重なトークを繰り広げました。
山田杏奈・首藤凜監督『ひらいて』大ヒット御礼舞台挨拶
映画『ひらいて』大ヒット御礼舞台挨拶
日時:11月4日(木)
場所:渋谷HUMAXシネマ
登壇:山田杏奈、首藤凜監督

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主演・山田杏奈&首藤凜監督が登壇

先日10月22日に公開初日を迎え、絶賛公開中の本作。
映画を鑑賞し終えた満席のお客さま達を前に、主人公の愛を演じた山田が「映画、楽しんでいただけましたでしょうか?」と投げかけると、会場からは大きな拍手が鳴り響き、「ありがとうございます!本日は色々お話しできたらと思っているので、楽しんでいってください」と満面の笑顔を見せた。

首藤監督も「皆さんそれぞれのご感想があると思うんですけど、温かくお付き合いいただければ。せっかく杏奈ちゃんと2人なので色々お話したいです」との挨拶からイベントはスタート。

会場では鑑賞2回目以上のお客さまも多く、さっそくMCから本作についての周りの反響を聞かれた山田は「まさに昨日、こちらの劇場で仲良しの友達が観てくれて連絡をくれたんです。その中の1人は原作が大好きで、出演が決まってからずっと楽しみにしてくれていて、頑張ったねって言ってくれました」と嬉しいエピソードを披露。いっぽう首藤監督は「めちゃくちゃエゴサしているんですけど、深読みしてくださっている方のお話とかを見ると、『これは考えていたことにしよう』みたいな(笑)」と明かすと、山田も「私もYoutubeの解説動画とかを見て『これ撮影前に見たかった』って(笑)」と正直な気持ちを打ち明け、会場を笑わせた。
山田杏奈『ひらいて』大ヒット御礼舞台挨拶
改めて撮影を振り返った山田は、「しんどかったですけど、地方に行きっぱなしだったので、ある意味逃げ場がなく生みだされたものだなと観て思いましたね。それはよかったと思います」と語り、監督も「改めて今(山田さんと)会うと、現場は怖かったというか、喧嘩とかじゃないんですけど、緊張感ある駆け引きがあったように感じます。2人で愛と闘っている感じでしたね」と振り返り、山田も「終わってやっと『あーっ!』と思える(笑)」と今の心境を吐露した。

続いて、会場のお客さまからの質問コーナーに。「大変な撮影のなか、逆に楽しかったエピソードは?」という質問が飛ぶと、山田は「休みの日にレンタル自転車で走って、たいやきを食べたり、あと写真を撮っているご家族がいたので『撮りますよ』って声をかけて優しい自分になれたり。それが癒された時でした」と語ると、監督が「愛はずっと笑わないから」とその苦労を労った。

また「もし高校生活の時に“たとえ”のような子がいたら気になりますか?」という質問には、「私は結構、多田君(“愛”に片想いをしていた多田健)がタイプです。愛に花束も持って来てくれたり」と答えた監督。すると山田も「確かに。多田君いいですね。いたら結構モテそう!」と同意。ただ山田自身は、“たとえ”のようなタイプの子には「気がつけない人かも…。“たとえ”の魅力に気がつけないまま、学校生活が終わるかもしれません(笑)」と自身を分析していた。

さらに劇中で愛と美雪が2人でカラオケに行くシーンについて問われると、山田は撮影を振り返り「楽しかったです。あいみょんの『ふたりの世界』は私自身も結構歌うので、この曲にしますと聞いた時に、愛っぽいなと思いましたね。実は撮影の時は隣の部屋が空いていて、芋生ちゃんと『カラオケしちゃう?』って言ってたんですけど結局できなくて」と裏話を明かすと、監督が「芋生ちゃんとは撮影前にカラオケ行ったんです!その時は、中島みゆきの『ファイト!』を歌っていて、美雪つながりかな?(笑)」と話し、山田も「芋生ちゃんとカラオケいきたいな!」と熱望する場面も。

続けて、高校生のお客さんから「今のうちにやっておいた方がいいことは?」と質問があがると、監督は「ファミレスで5~6時間いるとか(笑)。成人してからは、なかなかできないかも」とアドバイス。いっぽう山田は「この間、小学生以来のボーリングに行ったんですけど、そしたら『高校生の時に何してたの?』って言われて(笑)。世の高校生はボーリングに行くんだと。興味があったら行ってみてください(笑)!」と笑顔で語った。

最後には、首藤監督が「17歳の時にこの原作と出会って映画化したんですけど、山田さんを始めキャストの方々と作り上げていく中で、“愛”“たとえ”“美雪”という大好きだった3人に出会いなおせました。皆さんも劇場で3人に出会ってくださって、幸せな気持ちです」と感無量の表情を見せてくれました。首藤凜監督『ひらいて』大ヒット御礼舞台挨拶

山田も「今振り返っても他の作品とは違うような思い出がたくさんあります。撮影期間は楽しいより、辛い、しんどいが勝つほどだったので。でも皆さん2回以上観てくださったりとすごく嬉しいです。ネットなどを見ていても、皆さんの大切な作品になっていたらいいなと思うメッセージをたくさん見かけるので、そういう作品を首藤さんと作れて、今とても嬉しい気持ちでいっぱいです。まだ観ていない周りの方達に『よかったよ』とか言ってくれたら嬉しいです!」と笑顔でイベントを閉めました。

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『ひらいて』

10月22日(金) 全国ロードショー

公式サイト:
hiraite-movie.com

公式twitter:
https://twitter.com/hiraite_movie

女性から圧倒的な支持を得る芥川賞作家・綿矢りさが、高校生の思いつめた恋心、暴走する想いを描き、人間の根源的な愛を問う文芸少女のバイブルとなった小説「ひらいて」が、弱冠26歳・新進気鋭の若手監督・首藤凜による脚本・監督にて映画化決定。

学校でも優等生でビジュアルも良く人気者の「愛」。恐れを知らない彼女の熱い恋心は、彼の「恋人」にまで向けられ、物語は三角関係だけにとどまらない方向へと進んでいく・・・。エキセントリックでありながらも切実な純愛を描き、いかなる恋愛映画も及ばなかった境地に行き着く、青春映画の系譜を飛び越えた本作。

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山田杏奈
作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.) 芋生悠
山本浩司 河井青葉 木下あかり
板谷由夏 田中美佐子 萩原聖人

監督・脚本・編集:首藤凜
原作:綿矢りさ『ひらいて』(新潮文庫刊)
音楽:岩代太郎 主題歌:大森靖子「ひらいて」(avex trax)
制作プロダクション:テレビマンユニオン 製作:「ひらいて」製作委員会
配給:ショウゲート
©綿矢りさ・新潮社/「ひらいて」製作委員会 PG -12

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