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藤井秀剛監督:青春クライムサスペンス

構想、20年。
映画化不可能と言われた劇場占拠事件を2017年ロングランしたカルト映画《狂覗》、世界三大ファンタスティック映画祭のひとつ“ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭”アジア部門グランプリを受賞した《超擬態人間》の藤井秀剛が映画化。社会派の藤井が《いじめ》《幼児虐待》の次に描くのは《生きにくい社会に対する怒り》をテーマにした青春クライムサスペンス。
半狂乱/Frantic
劇場に集まった200名の観客が人質にされた。出演者たちが劇場を占拠したのだ。一体彼らに何が起きたのか?半年前、役者達は“苦悩”していた。夢へまい進する一方、社会は決して優しくない。追い詰められた彼らが下した一世一代の決断。

それは全てを賭けた舞台公演の為の――強盗計画だった。

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Q:半狂乱のみどころは?

藤井秀剛監督:
半狂乱は、集団強盗映画や監禁映画のサスペンス要素に、青春ドラマの要素も足した、いわゆるジャンルミックスに捉えられるかもしれません。個人的には、青春クライムサスペンス。『もしもヒッチコックが日本で青春映画を撮ったら?』『マイケル・マンが日本に遊びに来たついでにワンシーンだけ撮影したら?』などのオマージュも含めたサスペンスを楽しんでもらいたいと思っています。
さらにそんなジャンル映画を楽しむのと同時に、夢追い人に対して決して優しくないクソ社会で生きる29歳の生き様を描いた青春映画としても楽しんでもらいたいです。
ただ僕はこの作品を通して、そんな社会への怒りを描いたつもりはありません。本作に登場するキャラクターに負けないくらいの熱さを待つ命懸けの夢追い人がいない。70年代の夢追い人のような熱さを感じられる作品を作りたい。そんな思いで本作を作りました。そんな想いが少しでも伝わる作品だと嬉しいです。

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藤井秀剛プロフィール藤井秀剛監督:青春クライムサスペンス

監督・製作・脚本・撮影・編集・プロデューサー
中学卒業後、単身渡米。カリフォルニア芸術大学卒業。
10年の米国生活を経て、帰国後、2500本の脚本の中から、音楽プロデューサー、つんく♂氏に見出され『生地獄』で監督デビュー。ロイド・カウフマン氏に「最高のホラー監督」と評価を得るなどカルト作品としてヒット。人の恐怖に社会風刺を交えたサスペンス/ホラーのみを描くジャンル監督。2017 年公開『狂覗』は1週間 のレイトショーに始まり、ロングラン。キネマ旬報の年間 BEST に選出。2021年公開の『超擬態人間』は、ブリュセル国際ファンタスティック映画祭・アジア部門グランプリを受賞するなど、海外から高い評価を得ている。 又、本作以降、2022年公開の寓話サスペンス『猿ノ王国』、Samsung の全面協力の元、全編 GALAXY で撮影した密室スリラー『闇國~二重人格の男』(2023年)など、意欲作が控えている。活動は日本国内にとどまらず、香港の人気女優ジョシー・ホー主演の香港映画『怨泊』(2022年公開予定)を監督。英語で演出ができる数少ない日本人監督の一人として活動の幅をアジアにも拡げている。

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『半狂乱』

PROFILE
公式サイト:
http : hankyoran.com/

Twitter :
@hankyoran2021

概要
構想、20年。映画化不可能と言われた劇場占拠事件を2017年ロングランしたカルト映画《狂覗》、世界三大ファンタスティック映画祭のひとつ“ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭”アジア部門グランプリを受賞した《超擬態人間》の藤井秀剛が映画化。社会派の藤井が《いじめ》《幼児虐待》の次に描くのは《生きにくい社会に対する怒り》をテーマにした青春クライムサスペンス。出演は大規模なオーディションを勝ち抜いた《ブレイクしたい20代後半の俳優たち》がまさに《芝居なし》のリアルで演じています。劇場体験型サスペンスを劇場でご堪能下さい。
半狂乱

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製作総指揮:山口剛
監督/脚本/撮影/編集:藤井秀剛
プロデューサー:梅澤由香里 元川益暢 藤井秀剛 ラインプロデューサー:納本歩 音楽:青山涼
出演:越智貴広、工藤トシキ、山上綾加、山下礼、望月智弥、美里朝希、田中大貴、宮下純、種村江津子企画/共同製作:Skill 制作プロダクション:CFA 製作:POP RAPÀLLO 配給・宣伝:POP (2021年/111分/DCP/シネマスコープ/ステレオ/R15)2021©POP CO., LTD.
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