国内外から反響続々1974年3月、終戦後約30年の時を経て帰還し「最後の日本兵」と呼ばれ、社会現象になった旧陸軍少尉・小野田寛郎(おのだ ひろお)の潜伏期間の史実を元に着想、映画化された『ONODA 一万夜を越えて』が10月8日(金)より全国公開されます。終戦後も任務解除の命令を受けられないまま、フィリピン・ルバング島にて約30年間を過酷なジャングルの中で過ごした小野田寛郎を描いた本作。 この度、日本公開まで2週間をきり、特報第一弾が解禁、同時に一足先に作品を観た茂木健一郎さんら各界の著名人からのコメントも続々到着しております。 遡ること約30年前、1944年に若干22歳にしてルバング島に着任し秘密戦の実行の命を受けた遠藤雄弥演じる小野田寛郎が日々晒される命の危険と友の死に傷つき、精神を蝕まれながらも「玉砕は一切まかりならん」という上司の命令を守り続けた、“過酷”などという言葉では表しきれないほどの日々が垣間見える特報となっています。 |
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各界からのコメント初解禁「必ず生き延びろ」という絶対命令。 かくも長き時間、自らの「使命」と「運命」に誠実に向き合おうとした姿勢に震撼し、心を打たれる。小野田さんの「一万夜」を照らしていたのは、人間の「魂」の放つ光だった。 自分はこんな生活ができるのか?知り得ない究極の状況と感情、誰もが覗き見たかったジャングルを息遣いまで体感できる。日本の起こした戦争、歴史の闇を照らし出す素晴らしい映像がフランス人監督であることが驚き! 若い魂を縛り付けた戦争という名の洗脳。 この映像は歴史的快挙と言わざるを得ない。 フィリピンの孤島で第二次世界大戦を30年間戦い続けた日本人を主題にした本作はアルチュール・アラリの長編第二作である。 古典映画を再解釈した形式主義的演出。作品は瞑想にも似た独自のテンポを見出していく。 |
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映画『ONODA 一万夜を越えて』10月8日(金)全国公開 公式サイト: フランス映画界で今最も注目されている新鋭 アルチュール・アラリが監督を務め、フランス、ドイツ、ベルギー、イタリア、日本の国際共同製作映画でありながら、ほぼ全編が日本語のセリフで紡がれているこの異色作は、第74回カンヌ国際映画祭2021の「ある視点」部門オープニング作品に選ばれ、現地で約15分ものスタンディング・オベーションを受けるなど、大反響を頂きました。 STORY |
出演:遠藤雄弥 津田寛治
仲野太賀 松浦祐也 千葉哲也 カトウシンスケ 井之脇海 足立智充 吉岡睦雄 伊島空 森岡龍 諏訪敦彦 嶋田久作 イッセー尾形
監督:アルチュール・アラリ
制作:bathysphere productions
配給:エレファントハウス
©2021映画『ONODA』フィルム・パートナーズ(CHIPANGU、朝日新聞社、ロウタス)
©bathysphere ‐ To Be Continued ‐ Ascent film ‐ Chipangu ‐ Frakas Productions ‐ Pandora Film Produktion ‐ Arte France Cinéma