第43回ぴあフィルムフェスティバルコンペティション「PFFアワード2021」9月11日に開幕した「第43回ぴあフィルムフェスティバル2021」。本日、映画祭のメインプログラムである自主映画のコンペティション「PFFアワード2021」の表彰式が、会場の国立映画アーカイブにて行われ、最終審査員等により、各賞が発表されました。489本の応募作品の中から一次審査、二次審査を経て18作品が入選し、本映画祭で各2回ずつ上映されました。 PFFアワード2021」 受賞結果一覧グランプリ:『ばちらぬん』 準グランプリ:『グッバイ!』 審査員特別賞: エンタテインメント賞(ホリプロ賞) :『愛ちゃん物語♡』 映画ファン賞(ぴあニスト賞) :『愛ちゃん物語♡』 『グッバイ!』 観客賞:『ててて』 監督:加藤紗希 (31歳/愛知県出身/上映時間:78分) |
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明日25日(土)、国立映画アーカイブで受賞作品を一挙上映25日(土)12時~ 『Journey to the 母性の目覚め』、『愛ちゃん物語♡』、『転回』、『グッバイ!』*途中休憩あり 「PFFアワード2021」入選全18作品を10/31(土)まで限定配信中【配信プラットフォーム】 ◎U-NEXT(210,000本以上が見放題!) |
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▼グランプリ『ばちらぬん』東盛あいか監督 受賞コメント
プレゼンテーター:池松壮亮(俳優)
『ばちらぬん』与那国の持つ記憶や文化を、個人の経験に重ねた実験作 ▼準グランプリ 『グッパイ!』中塚風花監督 受賞コメント賞をとれるとは思っていなくて、嬉しいです。この映画に関わってくださったわたしの恩師、植松真人先生(ビジュアルアーツ専門学校/大阪)にとても感謝しています。この場をお借りてお礼を言わせてください。今後もいい作品を撮れるよう精進します。 『グッバイ!』今の私しか撮れない、手探りのセルフドキュメンタリー プレゼンテーター:今泉力哉(映画監督)自分はこの映画が本当に大好きで選ばせて頂きました。家族のドキュメンタリーなのですが、登場人物が本当に魅力的すぎて「人物を描くってこういうことか」と勉強になりました。撮影や音に対する意識、編集能力も高くてカットの終わり方、言葉の選び方、ナレーションの入れ方も効果的で面白い。何度も繰り返し観たほど魅力的な映画でした。 |
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▼最終審査員5名による審査総評●高田 亮(脚本家) ●岨手由貴子(映画監督) ●柴崎友香(作家) ●今泉力哉(映画監督) ●池松壮亮(俳優) |