映画情報どっとこむ ralph 映画『影武者』より40年、『天と地と』より30年。武田信玄生誕500年の記念イヤーである2021年。
10月22日(金)よりTOHOシネマズ甲府にて先行公開、11月12日(金)よりTOHOシネマズ日本橋、TOHOシネマズ梅田他にて全国公開いたします映画『信虎』。

本作は、武田信玄の父であり、甲府を開府した信虎の晩年を描く“新”戦国時代劇です。

9月14日(火)に山梨県甲府市にあります武田神社にて、主演・寺田農、金子修介監督、武田家考証・平山優によるヒット祈願ならびに囲み取材を行いました。
武田神社『信虎』ヒット祈願

映画『信虎』武田神社でのヒット祈願&囲み取材

日程:9月14日(火)
場所:武田神社(山梨県甲府市古府中町2611) 
登壇:主演・寺田農、金子修介監督、武田家考証・平山優

映画情報どっとこむ ralph  映画「信虎」のヒット祈願&囲み取材が14日、山梨・甲府の武田神社で行われ、主演の寺田農、メガホンをとった金子修介監督、武田家考証を担当した平山優氏らが出席した。
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映画情報どっとこむ ralph  甲斐国守護武田氏の居館で、戦国大名武田氏の領国経営における中心地となった躑躅ヶ崎館の跡地に建てられ、武田信玄を祭神とする武田神社でヒット祈願を行った寺田は「お祓いをしていただきまして、玉串を奉納させていただいて、新たに気が引き締まる思いです。これはなんとしてもこの甲府の地から燎原の炎のようにヒットしていかないといけないんだろうと感じましたね」と言葉に力を込め、金子監督は「信虎公が開かれた武田氏館で、信虎を演じてくれた寺田農さんと一緒に奉納をさせていただき、温かいお言葉をいただきまして力をいただきました」とコメント。平山氏は「ぜひみなさんにご覧いただきたいと思うのは、寺田さんが、信虎が生きて出てきたのではないかというくらいそっくりで驚いています。制作に関われて幸せだったなと思います」と声を弾ませた。

 また、本作が36年ぶりの主演作となる寺田は、主演に決定した際の心境を聞かれると「撮影のときにちょうど喜寿だったんですね。長生きはしてみるもんだなと(笑)。こんなお祝いもあるのかなと思いました」と笑顔を見せ、「ただ、主演というのは毎日やらなきゃいけないから大変だね(笑)。でも楽しいひと月でした」と吐露した。

 さらに、本作の見どころを尋ねられると、金子監督は「戦国時代の空気というか、人の命があっという間になくなるという時代の空気を味わってもらえるのが見どころですね。そこに権力を持ったものの妄執がありながらも、本人の幸せも感じながら見ていただきたいなと思います」と答え、平山氏は「まず俳優さんたちの所作、立ち居振る舞いの優雅さ、さらに女性の座り方ひとつも考証にこだわっています。今まで見た時代劇とはかなり変わった印象を持たれるんじゃないかなと思うんですけど、それこそが、できるだけその時代に近づこうとした努力の結果だと思っていただければと思います。大道具や小道具、衣装や髪型にもぜひご注目いただきたいと思っています」とアピール。

 同じ質問に、寺田は「外国の人と話すと、彼らは克明に自分たちの国の歴史をよく知っている。日本人というのはあまり国の歴史がよく分からない。特に甲府は武田信玄という武将がいたからまだ戦国のことはわかっているかもしれないけど、そういう意味では日本人がきちんと自分たちの歴史はどういうことだったのか、特に若い人にとって勉強するいい機会になればいいなと思います」と願い、信虎の魅力について聞かれると「平山先生がお書きになったものを読んで、金子監督の演出のもとで信虎をやってみると、信虎は大変な武将ですけど、日本全体を見られた戦略家であったし政治家ですね。信虎と信玄が一緒になったら信長の時代はこなかった。ましてや上杉謙信と何度も戦った川中島の戦いもなければ、もちろん家康の時代もなかったというくらい、人物評価としては優れた政治家だと思います」と絶賛した。

 最後に、先行上映が行われる山梨の方々へメッセージを求められると、寺田は「10月にこの地で先行上映されるわけです。ここから大きな火がついて、そして信虎も信玄も果たせなかった日本統一、のちには秀吉も果たせなかった海外も含めて、甲府が起爆剤になってこの映画が話題になって爆発的にヒットしてくれると、それに勝る嬉しさはないですね」と目を輝かせ、「選挙ではありませんけど、甲府の人たちは必ず2回くらいは見に行くとお願いしたいですね(笑)。そして見た人は5人に伝えると。そこから大きな力になっていくわけですから。そうすると郷土の英雄、信虎・信玄がもう一度クローズアップされるので、甲府市民のみなさんにかかっています!」とお願いした。
武田神社『信虎』ヒット祈願

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『信虎』

10月22日(金)より TOHOシネマズ甲府にて先行公開
11月12日(金)よりTOHOシネマズ日本橋、TOHOシネマズ梅田他にて全国公開

URL:
https://nobutora.ayapro.ne.jp
信虎
あらすじ
武田信虎入道(寺田 農)は息子・信玄(永島敏行)に甲斐国を追放された後、駿河を経て京で足利将軍に仕えていた。
元亀4年(1573)、すでに80歳になっていた信虎は、信玄の上洛を心待ちにしていたが、武田軍が国に兵を引き、信玄が危篤に陥っていることを知る。武田家での復権の好機と考えた信虎は、家老の土屋伝助(隆 大介)と清水式部丞(伊藤洋三郎)、末娘のお直(谷村美月)、側近の黒川新助(矢野聖人)、海賊衆、透破(忍者)、愛猿・勿来(なこそ)などを伴い、祖国・甲斐への帰国を目指す。

途中、織田方に行く手を阻まれるも、やっとの思いで信濃高遠城にたどり着いた信虎は、六男・武田逍遥軒(永島敏行・二役)に甲斐入国を拒まれる。信玄が他界し、勝頼が当主の座についたことを聞かされた信虎は、勝頼(荒井敦史)との面会を切望する。

そして3カ月後、ついに勝頼が高遠城に姿を現す。勝頼をはじめ、信虎の子・逍遥軒と一条信龍(杉浦太陽)、勝頼の取次役・跡部勝資(安藤一夫)と長坂釣閑斎(堀内正美)、信玄が育てた宿老たち、山県昌景(葛山信吾)・馬場信春(永倉大輔)・内藤昌秀(井田國彦)・春日弾正(川野太郎)が一堂に会することになる。信虎は居並ぶ宿老たちに、自分が国主に返り咲くことが武田家を存続させる道であることを説くが、織田との決戦にはやる勝頼と、跡部・長坂ら寵臣に却下される。

自らの無力さを思い知らされた信虎は、かつて信直(石垣佑磨)と名乗っていた頃に、身延山久遠寺の日伝上人(螢 雪次朗)から言われたことを思い出す。

そして武田家を存続させることが自分の使命であると悟り、そのためにあらゆる手を尽くすのであった。
上野(こうずけ)で武田攻めの最中だった上杉謙信(榎木孝明)が矛先を変えたのは、信虎からの書状に目を通したからであった。

お家存続のために最後の力を振り絞った信虎だったが、ついに寿命が尽き、娘のお直とお弌(左伴彩佳 AKB48)や旧臣・孕石源右衛門尉 (剛たつひと)たちに看取られて息を引き取る。

その後、勝頼の失政が続き、天正10年(1582)、織田信長(渡辺裕之)による武田攻めによって一門の木曽義昌ほか穴山信君(橋本一郎)が謀叛を起こし、勝頼は討死、妻の北の方(西川可奈子)も殉じ、武田家は滅亡する。以前、武田家臣・安左衛門尉(嘉門タツオ)が受けた神託が現実のものとなった。

信虎がこの世を去ってから百数十年後の元禄14年(1701)、甲斐武田家の一族で、五代将軍徳川綱吉の側用人・柳澤保明(後の吉保、柏原収史)は、四男坊・横手伊織(鳥越壮真)に、祖父と関係があった信虎の晩年の活躍を語る。この物語は、果たしてどのような結末を迎えるのだろうか。

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寺田 農/谷村美月・矢野聖人・荒井敦史/榎木孝明・永島敏行・渡辺裕之/
隆 大介・石垣佑磨・杉浦太陽・葛山信吾・嘉門タツオ/左伴彩佳(AKB48)・柏原収史
伊藤洋三郎・川野太郎・螢 雪次朗・安藤一夫・堀内正美・永倉大輔・井田國彦・橋本一郎・剛たつひと・
西川可奈子・鳥越壮真/北岡龍貴・外波山文明・水島涼太・大八木凱斗・井藤 瞬・森本のぶ・奥山眞佐子・小堀正博
監督:金子修介 共同監督・脚本:宮下玄覇 音楽:池辺晋一郎 
製作総指揮・企画・プロデューサー:宮下玄覇 プロデューサー:西田宣善 協力プロデューサー:榎 望 
撮影:上野彰吾 照明:赤津淳一 録音:原川慎平 美術・装飾:宮下玄覇・籠尾和人 
VFXスーパーバイザー:オダイッセイ 衣裳:宮本まさ江 特殊メイク スーパーバイザー:江川悦子 
編集:宮下玄覇・山本浩史 整音・ダビング:臼井 勝 音響効果:丹 雄二 
武田家考証/字幕・ナレーション協力:平山 優 プロダクション統括:芳川 透
カラーグレーディング 広瀬亮一 スクリプター:奥井富美子 時代考証・キャスティング:宮下玄覇 
演技事務:出射 均・早川喜貴・関根浩一 スチール:制野善彦 題字:森田彦七(『乱』揮毫・今井凌雪門下) 
製作担当:丹羽邦夫・安達 守 助監督:村上秀晃 西山太郎 美術装飾担当 助監督:生駒 誠 

製作:ミヤオビピクチャーズ  
2021年/日本/日本語/カラー/ワイド/ステレオ/135分/
配給:彩プロ PG-12 
©ミヤオビピクチャーズ

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