映画情報どっとこむ ralph 「愛のように感じた」はブルクッリン郊外を舞台に、14歳の少女・ライラが経験する苦い恋の物語。
ItFeltLikeLove-『愛のように感じた』-

エリザ・ヒットマン監督『愛のように感じた』本編映像2種解禁

「17歳の瞳に映る世界」でベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したエリザ・ヒットマンの長編デビュー作「愛のように感じた」が本日8月14日より公開されている。今回、新たに本編映像2種がYouTubeで公開された。

本編抜粋映像に収められたのは、ヒットマン監督が何度も説得して口説き落としたライラ役 ジーナ・ピエルサンティの魅力が詰まったシーン。

1本目では、ライラが親友とそのボーイフレンドと共にビーチに遊びに出かけ、一人浮かない顔をしているところにタトゥーの入った年上のサミーがあらわれ、一目で心を奪われるシーンが切り取られた。

さらに2本目では、ライラが背伸びしてサミーの友人たちに、車で家まで送ってもらうシーンが映し出される。知らない世界を知ったときの不安や高揚が織り交ぜになったライラの表情のフレッシュな変化に注目して欲しい。

映画情報どっとこむ ralph 「愛のように感じた」は本日8月14日より東京のシアター・イメージフォーラムでロードショー。その他、9月以降に出町座(京都)、あつぎの映画館kiki(神奈川)、上田映劇(長野)で順次公開される。なお最新作の「17歳の瞳に映る世界」は7月16日より全国で公開中。

「愛のように感じた」

『愛のように感じた』
STORY
夏の日差しが降り注ぐブルックリン郊外。まだあどけなさの残る14歳のライラは、経験豊富な親友のキアラとそのボーイフレンドのパトリックと共にビーチに遊びに出かける。終始体を寄せ合うキアラとパトリック。そんな二人の様子をライラは浮かない顔で見つめている。するとそこへ、地元の大学生サミーが通りかかる。ライラはタトゥーの入った年上のサミーに一目で心を奪われる。サミーが「誰とでも寝る男」だと知ったライラは、あらゆる口実を作ってサミーに近づこうとする。ところが、背伸びして嘘を重ねるうち、ライラは思いもしなかった状況に陥っていく…。

エリザ・ヒットマン監督プロファイル

エリザ・ヒットマン監督
エリザ・ヒットマンは、ブルックリンのフラットブッシュで生まれ、人類学者の父とソーシャルワーカーの母のもと育つ。ブルックリンのエドワード・R・マロー高校に通い、演劇好きに。2001 年にインディアナ大学を卒業し、演劇とドラマの学士号を取得したが、その後、美術と映画を学び、2010 年にカリフォルニア芸術大学の映画/ビデオ学部で修士号を取得した。カリフォルニア芸術大学在学中に、パートナーのスコット・カミングスと出会い、 2015 年に息子を出産した。
⻑編映画では、一貫して 10 代のセクシュアリティを主観的かつ詩的に切り取り、内面化された感情を探求している。一方で、ドキュメンタリー的手法とも一線を画し、スロモーションやクローズアップを多用し、感情の解放をもたらすことに重点を置いている。
初の⻑編映画『愛のように感じた』では 14 歳の少女の性の目覚め、2作目の『ブルックリンの片隅で』では自らの性的指向を受け入れられない 19 歳の⻘年、3 作目の 『17歳の瞳に映る世界』では、望まない妊娠をしてしまった17 歳の少女を描いている。⻑編全てが、サンダンス映画祭で高く評価され、2020 年に第70回ベルリン国際映画祭で銀熊賞を受賞した。

***********************************

監督・脚本:エリザ・ヒットマン
プロデューサー:エリザ・ヒットマン、シュリハリ・サテ、ローラ・ワグナー
エグゼグティブ・プロデューサー:タイラー・ブロディ、ハンター・グレー、ジル・ホランド
撮影:ショーン・ポーター
美術:ジェームズ・ボクサー
衣裳デザイナー:サラ・マロリーノ
サウンドデザイナー:ネイサン・ライル
編集:スコット・カミングス、カルロス・マルケス・マーセット
出演:ジーナ・ピエルサンティ、ジオヴァーナ・サリメニ、ロナン・ルビンスタイン
ジェシー・コルダスコ、ニコラス・ローゼン、 ケイス・プライム
2013年/アメリカ/82分

配給:イーニッド・フィルム
配給協力:グッチーズ・フリースクール
©2013 IFLL MOVIE LLC

関連記事:




良かったらランキングUPにご協力ください。
  にほんブログ村 映画ブログ 映画情報へ    にほんブログ村 アニメブログ アニメ情報へ