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第11回北京国際映画祭コンペ部門にノミネート決定

「在宅医療」に携わる医師、患者、その家族を通して、“いのち”に正面から向き合い、生きる力を照らし出す、心を揺さぶる感動のヒューマン医療大作『いのちの停車場』が現在も絶賛公開中です。
『いのちの停車場』
 この度、本作が8月14日から21日まで開催される第11回北京国際映画祭コンペティション部門にノミネートされることが決定しました。
 北京国際映画祭は、上海国際映画祭と並ぶ中国最大級の国際映画祭で、毎年世界中からの多くの映画人が参加、国際交流の場としても重要な地位を占めています。先日、コンペティション部門「天壇賞」の審査委員長に、人気女優コン・リーが選ばれたことを発表し、中国国内外で大きな話題となっています。

 今回の「天壇賞」を争うコンペティション部門には中国国内外から15作品がノミネートされ、日本映画では本作「いのちの停車場」のみ。その他にはフィンランド映画「Any Day Now」や アルゼンチン映画「A School in Cerro Hueso Trailer」、ロシア映画「A Siege Diary」、中国映画は「関于我媽的一切(All About My Mother)」など。

成島出監督 コメント

この度、北京国際映画祭コンペティション部門にノミネート頂き、また中国の皆様に「いのちの停車場」をご覧いただけけるとのこと、大変嬉しく思っております。
本作はコロナ禍の大変な状況の中で、キャスト・スタッフが一丸となって作り上げました。
中国、そして世界の一人でも多くの方々に本作を通して“生きる希望”を感じていただけたら幸いです。

映画情報どっとこむ ralph  さらに、日本では公開された週末の興行成績では興行収入・動員数ともに堂々の第1位を飾り、東京・大阪などの映画館休業、他エリアでの時短営業の影響を受けつつも、ご覧いただいた92%(※弊社試写会調べ)の方々からの感動の声が口コミやSNS上で大きく広がりました。そして、累計興行収入が951,418,820円(7月29日時点)となり、大台の10億円の突破が確実だそうです。

『いのちの停車場』

映画公式HP:
https://teisha-ba.jp/

映画公式Twitter:
https://twitter.com/Teishaba_movie
#いのちの停車場

 映画出演122本目にして初の医師役に挑戦する吉永小百合をはじめ、松坂桃李、広瀬すず、西田敏行ら世代を超えた豪華キャストが熱演。原作は都内の終末期医療専門病院に勤務し、いのちの終わりを真摯に見つめる現役医師でありながら、作家としてNHKでテレビドラマ化もされ話題を呼んだ「ディア・ペイシェント」(2018年刊行)などを世に送り出した南杏子による「いのちの停車場」(幻冬舎文庫)。『八日目の蝉』(2012)や『ソロモンの偽証 前篇・事件 / 後篇・裁判』(2015)など数多くの名作を生み出してきた映画界を代表する監督の一人である成島出がメガホンを取りました。
いのちの停車場
【STORY】
東京の救命救急センターで働いていた、医師・白石咲和子(吉永小百合)は、ある事件の責任をとって退職し、実家の金沢に帰郷する。これまでひたむきに仕事に取り組んできた咲和子にとっては人生の分岐点。久々に再会した父(田中泯)と暮らし、触れあいながら「まほろば診療所」で在宅医として再出発をする。「まほろば」で出会った院長の仙川徹(西田敏行)はいつも陽気な人柄で患者たちから慕われており、訪問看護師の星野麻世(広瀬すず)は、亡くなった姉の子を育てながら、自分を救ってくれた仙川の元下で働いている。ふたりは、近隣に住むたった5名の患者を中心に、患者の生き方を尊重する治療を行っており、これまで「命を救う」現場で戦ってきた咲和子は考え方の違いに困惑する。そこへ東京から咲和子を追いかけてきた医大卒業生の野呂聖二(松坂桃李)も加わり「まほろば」のメンバーに。野呂は医師になるか悩んでおり、そして麻世もまた、あるトラウマに苦しんでいた。
様々な事情から在宅医療を選択し、治療が困難な患者たちと出会っていく中で、咲和子は「まほろば」の一員として、その人らしい生き方を、患者やその家族とともに考えるようになってゆく。野呂や麻世も「まほろば」を通じて自分の夢や希望を見つけ、歩みはじめた。
生きる力を照らし出す「まほろば」で自分の居場所を見つけた咲和子。その時、父が病に倒れ・・・。父はどうすることもできない痛みに苦しみ、あることを咲和子に頼もうとしていた—。

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出演:吉永小百合 松坂桃李 広瀬すず 南野陽子 柳葉敏郎 小池栄子 みなみらんぼう 泉谷しげる 石田ゆり子 田中 泯 西田敏行
監督:成島出
脚本:平松恵美子
原作:南杏子「いのちの停車場」(幻冬舎文庫)
©2021「いのちの停車場」製作委員会
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