大泉洋・安藤裕子・染谷将太・三島有紀子監督そろい踏み!『ぶどうのなみだ』初日舞台挨拶
2012年1月に公開され大ヒットを記録した『しあわせのパン』のスタッフが、北海道を舞台にしてお贈りする 映画『ぶどうのなみだ』 今回は、北海道・空知(そらち)地方の“ワイナリー”を舞台にした物語です。オール北海道ロケでお届けする、心を優しくうるおす芳醇なワインと温かい涙の物語です。 10月4日(土)の北海道先行公開初日を受けて、いよいよ10月11日(土)に全国公開初日を迎え、大泉洋さん、安藤裕子さん、染谷将太さん、三島有紀子監督登壇の爆笑初日舞台挨拶が行われました! |
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『ぶどうのなみだ』初日舞台挨拶 概要
日時:10/11 (土) 登壇:大泉洋さん、安藤裕子さん、染谷将太さん、三島有紀子監督(予定) MC:ご挨拶をお願いします。 大泉さん:ありがとうございます・・・台風が・・・近づいている予報ですが・・わたくし今日は初日のために何とか・・若干食い止めております。大変強力な台風。アー俺の初日はまた台風なのか!?心配しましたがふっていない。これも皆様のおかげ・・・そこまでは思ってなかったです。マネージャーにも降ってない初日、久々ですねって言われました。北海道先行公開も朝は晴れていたのですが、舞台挨拶の頃は土砂降りで。私の上は晴れております初日。この調子でたくさんの方に観ていただければと思っています。 安藤さん:大泉さんの興奮すると雨が早まってしまうので。心配しています。 安藤さん:やめてください。わたくし普段は歌を歌っておりまして。 大泉さん:あなたも歌っているんですか?では校歌を友よ~♪友よ~♪ 安藤さん:私が歌うと晴れが多いんですけどね。今日はコントなようなトークではなく、しっとり恋愛の話をしていただきたいんでって言われたのですが・・ 大泉さん:そういえばそんなこと言われましたね。映画会社の方めっちゃ怖い顔で見てます! 安藤さん:不慣れな現場を皆さんに助けられて今日を迎えられました。今日はありがとうございました。 |
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染谷さん:本日はありがとうございました。 大泉さん:白いなお前。若手の整体師がついてきたかと。レクター博士が捕まったかと思ったわ。。 染谷さん:先ほどから天気の話ばかりしていますが、とても愛にあふれた素敵な映画です。みなさん楽しんでいてください。 三島監督:今日は本当に。ぶどうのなみだという映画が全国で生まれてくれて良かったなと思っています。皆さんと一緒にその日が迎えられて良かったなと思っております。今日は楽しんでいってください。 |
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MC:ご覧になられた方からかけられた言葉で嬉しかったことは?
監督:撮影した空知というところで、一番最初に上映したのですが、自分の住んでる場所がこんなに素敵な場所がたくさんあるんだと。誇りに思うと言ってくださったことが心に残りました。70歳の女性の方がありがとうございますと。色んなことがあってもひたむきに生きてる姿を見て、私も明日も頑張って生きていきたいと思いますと言ってくれたことが忘れられません。 MC:寡黙でストイックな役、依然格好よさは自己ベストですとおっしゃいましたが。 大泉さん:あまりにも監督がかっこいいかっこいいですと言うからハードルを上げないでくれと言いたいんです。でも、まあ言ってもいいんじゃやないかと。ただ前回見出しが「大泉洋自己ベスト更新!」って何をしたんだって話です。 MC:恋の行方も気になるところですが、演じるうえで意識されたところは? 大泉さん:しあわせのパンを書いた三島さんの作品ですので、思いのほか恋愛なのだなと。ただ読み進めると私の好きな展開。出会ったときは喧嘩している男女が恋に落ちるって話が好きなんです!(笑)ワクワクしました。 MC:最初は仲たがいしているけどだんだん惹かれていくエリカはあおのどこが良かったと思いますか? |
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MC:染谷さんは心がヒリヒリする役が多いですが。 大泉さん:殺す役多いですよね。 染谷さん:殺したり殺されたりが多いです。 MC:ロクがかわいいと女性の間で評判ですが。 染谷さん:何を現場で演じても、洋さんに殺しそうだよねって言われて。それから、眠いの?やる気ないの?とか言われて。 大泉さん:今日もやる気ないの? 染谷さん:ありますよ!と言うことでそれを封印して。それと年が離れた兄弟なので、ひたむきに兄に対して向っていくところを頑張りました。 MC:二人の対照的な素晴らしかったですよね。 監督:アオは情熱的で寡黙な人。ロクはすべての運命を受け入れてくタイプ。対照的ですが魅力的な男性かなと思っています。 |
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MC:キャストの皆さんはご自身はどのタイプですか? 1.不器用で素直になれないアオタイプ 2.情熱的でまっすぐなエリカのタイプ 3.母性本能をくすぐるロクのタイプ 大泉さん:うーん。わたくしはですね。 安藤さん:当初はアオかなと思ったんです。でも、小説を読むとアオの面もあるし、エリカの側面もあるし。ロクの部分もあるなと。全員です。 染谷さん:アオとロクを足して2で割ったぐらいじゃないですか?ロクのような男でもありたいけど。そこまで可愛いわけでもないですしね。 最後に大ヒット祈願でワインタワーが登場!ワインを洋さんが注ぎます。 |
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MC:最後のメッセージを
監督:北海道の美しい風景とおいしいご飯を撮っていたのはとても幸せでしたが、キャストの皆さんのお芝居を撮っているときが一番幸せでした!大泉洋さんのアオが挫折するシーンを撮った時はお芝居に鳥肌が立ちました。その時本当にこの映画を撮ってよかったなと思いました。皆さんもそこのところを見ていただいて、アオやエリカやロクが一生懸命生きているたたずまいを観ていただいて人間の味わいって何かなって考えていただければ嬉しいなと思います。 染谷さん:美しい景色の中美しい人間関係が描かれてます。本当に愛にあふれた映画です。帰りにワインを飲んで帰っていただければと思います。 安藤さん:生きてると大きなドラマはないですが、日々どこかで痛みを解決しないで、生きていくわけですが。映画を通して少しとげがほどけたような気がします。少し優しく、誰かが愛しく見えるような気持で帰っていただけたらと思います。 大泉さん:ついに公開となりました!また一つ北海道の美しい景色と凄くおいしい料理と魅力的なワインが移っている映画が出来ました。この映画を観て北海道に遊びに来てもらえればいいなと思いますし。さまざまな方が楽しめる映画だと思います。映画館で観ていただいて大事な人と帰りにおいしいお食事を。ありがとうございます。 10月4日(土)北海道先行/10月11日(土)全国ロードショー |
【ストーリー】北海道・空知。父親が残した葡萄の樹と小麦畑のそばで、兄のアオはワインをつくり、ひとまわり年の離れた弟のロクは小麦を育てている。アオは“黒いダイヤ”と呼ばれる葡萄ピノ・ノワールの醸造に励んでいるが、なかなか理想のワインはできない。そんなある日、キャンピングカーに乗ったひとりの旅人が、突然ふたりの目の前に現れた。エリカと名乗る不思議な輝きを放つ彼女は、アオとロクの静かな生活に、新しい風を吹き込んでいく・・・。
出演:大泉洋 安藤裕子 染谷将太 / 田口トモロヲ 前野朋 りりィ きたろう / 大杉漣・江波杏子
監督・脚本:三島有紀子『しあわせのパン』 音楽:安川午朗
(C)2014『ぶどうのなみだ』製作委員会